通勤が近かったから選んだのが一番の理由です。

当時は職種も特にこだわりがなく、近ければどこでも良くて、給与もそこそこあれば何でも良かったので選びました。

完全週休２日制だったのも仕事探しの上での条件だったのでそれもクリアしていたので働きました。

今まで行った会社の中で一番レベルが低い会社でした。

勤務しだして驚いたのは離職率と欠勤率、遅刻率の高さでした。

私は社会人として当然無遅刻無欠勤が当たり前だと思っていたので、普通にその様に出勤していたら褒められボーナスまで貰いました。

それほどまでに、他の社員が遅刻と欠勤が多く出勤率100％の人間がほどんどいない会社でした。

それだけでもびっくりするのに、遅刻や欠勤を繰り返しても離職率が上がるのが問題なのか、そんな社員を説得したりしてクビにはしないのです。

毎朝朝礼で「シフトどおりに会社に出勤しましょう」などという、レベルの低い会話があるので入社早々うんざりしました。

しかし、当たり前の事をしているだけでも、その会社からしたら出勤率100％の私はレアな存在でただ出勤するだけで寸志ですが、皆勤賞ボーナスがもらえて

言い方は悪いですが「ちょろいな」と思えて割り切って勤務できました。

また、そんな社会人として当たり前のことが出来ない人間が大多数なわけですから、仕事の能力的にものし上がるのは簡単で能力が数値化されているので

その数値を上げて昇給するまでも「ちょろい」ものでしたので、３ヶ月は昇給できないというようなしばりはあった気がしましたがそれ以降は昇給があり稼げました。

コールセンターなので、1日に何本電話をさばくかというのが求められる世界だったのですが

１時間あたりに何本捌いたのか、１日何時間勤務で何本捌いたのかというのが成績として数値化されており

その数値が良ければ表彰されたり、ボーナスが出たり、休日が与えられたりしたのでそこにやりがいは感じられました。

そして周りのレベルが低いので、その数値も要領さえつかめば簡単に上げられます。

全国の拠点で比較して成績優秀者に選ばれた場合も表彰を受け、寸志をもらえるので全国規模で競えるところもやりがいを感じられるポイントでした。

一言に「もっと周りのレベルが高ければ良かった。」です。

同期入社の社員でも出勤率100％の人間なんて殆どいないので、そんな社会人として当たり前のことが出来ないような人と

プライベートな会話が出来る訳も無く、会社で友人が出来なかったので、お昼休憩の時などは雑談に興じることも出来ず残念でした。

しかし、割り切って全くもって孤高を貫いたところでコールセンターはチームプレイではないので業務には全く問題もありませんし

忘年会や歓送迎会などの飲み会の類も事前に出欠表が回ってきて、それに記入して回覧するだけなので直接断らなくてもよく

何回に１回ぐらいは出席しないと…というようなプレッシャーもゼロなのでその点は良かったかと思います。