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お寺のでの交通安全祈祷・安産祈願・名付け・水児供養などの受付とお札書き

  • 投稿日 : 2017-06-05
  • 投稿者 : ピアニッシモさん(60以降代以降女性)

総合評価

  • 5.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

お寺で働き始めたのは、星祭りという行事がお寺であり、そのお札書きに夫が知り合いに頼まれて行っていました。5~6年したころそのお札を発送していた人が腰痛のため辞めてしまい、困っていたので私を紹介したというわけです。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

私の家も夫の家も浄土真宗で、ほぼ無宗教と同じでした。ですから、私は夫がその宗派の違う真言宗のお寺の手伝いをすることをあまり快く思っていませんでした。でもお寺の仕事なので無下に断るのも罰が当たりそうな気がして何も言いませんでした。本当は嫉妬していた気がします。その後紹介されて行ったのは星祭りが2月4日なので、11月から次の年の1月末までの期間限定でした。そして2年後、お寺の事務長が退職しました。その時続けてきてほしいと言われたのです。「ご本尊のお心です」と言われた時はびっくりしました。そんなことは信じられなかったのになぜかうれしく断れませんでした。

口コミ・体験談

宗派が違うお寺で檀家の人のお墓についての質問や、法事のやり方など全くわからなかったことが大変でした。はじめは見習いのつもりでしたが、その人が胆管炎で緊急入院してしまいました。いきなり谷底に突き落とされた感じで、お客様に教えてもらいながら手探りで仕事を覚えました。それがあったから逆に言えば仕事が早く覚えられたのかもしれません。
そのお寺は真言宗のお寺でした。名誉住職は高野山で荒行をした人で実に仏様のような人でした。多くの人が名誉住職を頼ってお参りに来ます。一人一人に適切なアドバイスをしているようです。
神社などに神頼みに行ったことはありますが、お寺に頼みごとが出来るのを初めて知りました。受験の時期は受験生の両親や祖父母が多くお参りします。イヌの日には安産祈願の人が多いです。そして驚いたのは合格したり、無事産まれたときに「お礼参り」に来られることです。さらに赤ちゃんの名付けも頼まれています。名前が決まると「撰名書」というのを清書します。これを書くのも私の仕事です。
実際に仕事はして覚えるのが一番大切だということを今頃知りました。それぞれのご祈祷に応じて必要なものが変わります。うっかりしているとお守りの種類が違ったりして
叱られます。この年になって叱られるのはなかなかつらいものです。でも脳トレと思って頑張っています。

やりがいを感じたところ

そのお寺には書く人がいないということで、私を尊重してくれたことです。何かで人のためにお役に立てることはとてもうれしいものです。私は書くことが好きで今も書道をしています。趣味と実益を兼ねているところが幸せです。昔、筆耕と言う仕事に憧れましたが、ホテルやデパートは遠くてなかなか思うようには働けませんでした。今、思った仕事につけてとてもやりがいを感じています。たとえ、ボランティアでもこの仕事を続けたいと思っています。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

いまのところ、「こうだったらもっと良かった」と思えるほど内容がわかっていません。今私が練習しているのは、御朱印の文字です。梵字というのを書かなくてはなりません。日々がんばっています。また赤ちゃんの名前が決まると「撰名書」というのを清書しなくてはなりません。一生ものなのでとても緊張します。今までに20枚くらい仕上げましたが、そのうちの3分の1は二回くらい書いています。書きあげても判を押すときに失敗したこともあります。でも今さらに新しいことを次から次へと学べることがとてもいいことに思えます。
母が私が子供の時、田舎で不便だったのにバスに乗って習字を習いに連れて行ってくれたことを感謝しています。「芸は身を助ける」ということを身をもって感じています。


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