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翻訳家でアルバイトをするにはセンスが必要です!

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翻訳家のアルバイトは在宅でできるお仕事なので、一度この業界に入ると一生安泰という文字がつい頭に浮かんでしまいがちですよね。

ところが、そんな一生安泰のはずの翻訳家の世界では、やはり語学力も関係しているけれど、一番必要なのは「センス」なのだというではありませんか!

今回は、翻訳家のアルバイトを一生安泰にできるかどうかは「センス」にかかっているって本当? についてをまとめてみました。

翻訳家は一生安泰なアルバイトのはず!

これまで何度か翻訳家のアルバイトについての特集をしましたが、翻訳家のアルバイトは在宅でできるお仕事ですので、会社勤めしたくないという人で語学力を活かしたいという方にはピッタリのお仕事です。

翻訳家として活躍をするためには、翻訳家養成のスクールや団体に所属して、最初の一歩を踏み出す事ができれば、あとは実力次第でどんどん仕事が入ってくるという事もお話ししてきましたよね。

ですが翻訳家として活動を始めた人の中には、その後の仕事がなかなか入ってこないというケースも実はあるものなのです。売れている翻訳家と一体なにが違うのでしょうか?

これについては実際に翻訳された小説などを読むとわかりますが、上手な人は訳した文章がとても自然です。逆に面白いはずなのに頭に入ってこないものがあるのも事実!

そこで今回は、翻訳家としてデビューをした後に鳴かず飛ばずの人と、売れっ子の翻訳家はいったい何が違うのかについてを、見てみる事にしましょう。

語学力よりも必要なもの! それは「センス」

翻訳家として活躍するためには、語学力が必要なのはもちろんなのですが、一番必要とするのは「センス」なのだと言います。

センスって何? と感じるでしょうが、海外の小説を読むのが楽しいという方ならわかると思うのですが、翻訳家によってその小説のおもしろさが全く違ってしまうものなのです。

それがよくわかるのが、同じ原作を別の翻訳家が訳した場合です。通常はそんなことはなさそうに感じますが、実はベストセラーとなると出版社ごとに販売する事もあるのです。

アガサクリスティーやエラリー・クイーンなどの超人気推理小説の場合などは、同じ作品を違う翻訳家が訳したりするのはよくある事です。

でもやはり売れる出版社と売れない出版社があるものなのです! その原因が翻訳家のセンスの問題だというわけなのですね。

外国語と日本語の言い回しは違う事を理解できるか?

なぜネイティブの会話力が翻訳に必要なのかというと、実はこのネイティブが翻訳家のセンスにつながるからなのです。

ネイティブだと日本語との言い回しの違いやニュアンスを、自然に察知して翻訳する事ができますよね。例えば文法でも日本語と英語では違いますから、それをどのようにして滑らかな日本語に訳せるのか、翻訳家のセンスや力が必要になるというわけなのです。

直訳するのが翻訳の仕事だと言えばそうかもしれないのですが、実際には直訳する事だけが翻訳家としての仕事ではありませんので、原作の雰囲気を壊さないような翻訳ができなくてはならないというわけなのです。

カチッと翻訳しすぎて全てを訳してしまうと、ニュアンスもへったくれもない教科書のような小説になってしまわないとも限らないわけですね。

もちろんカチッとした方が読みやすいと感じる人もいらっしゃる事でしょう。だからセンスも重要ですが、出版社の意向などもくみ取れなくてはならないのです。

皆が何を求めているのかを敏感に察知する!

翻訳するセンスはスムーズにのめり込めるように訳す事も大事ですが、出版社や担当者の意向もくみ取れなくてはなりません。

しっかりとくみ取る事ができなければ、出版社も困ってしまう事もあるでしょうし、作品の内容によっては訳し方にも希望があるものだからです。

柔軟な対応ができるように、様々なニュアンスの翻訳ができるようにセンスや技術を磨いておく必要があるのですね。これは翻訳に限らずどんな仕事にも共通する事でしょう。

それと大事なのは締め切り、納期をしっかりと守って計画的に作業を進める事です。わからない事や疑問点などがある場合には、その都度密に連絡を取って作業をこなせればいいですね。

在宅で確実に稼ぐ事ができる仕事の一つでもあるので、参入するのは難しいと考える方も多いですが、一度仕事をすればそれがそのまま実績になるお仕事でもあります。

なのでこれから翻訳家になりたいと希望している方は、最初の仕事にありつけるまで必死に頑張って実績をつけてください。

まとめ

いかがだったでしょうか? 今回は翻訳家としてのアルバイト、仕事をする時には「センス」が必要であるという事をお話ししました。

語学力ももちろん必要ですし、できればネイティブな会話ができた方がいいですが、何よりも大事なのは原作のイメージを損なわないようにするセンスです。

相手が何を伝えたいのかを察知して、翻訳された文章を読んで心を動かされるような仕事ができるよう、心がけて作業ができる翻訳家になれる事をおすすめいたします。

ちなみに微妙な言い回しや文法をどのようにして訳せるようになるのかについては、普段から外国語会話をして慣れる事である程度解消できると言いますので、身に着けた語学力を鍛えるといいですよ!

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