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アルバイト先がブラック企業だったら相談する場所を探そう!

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初めてのアルバイトで「これから頑張るぞー!」と思っているのに、なんだか様子がおかしい!「もしかしてブラック企業なのでは?」と疑問が浮かんだら、まずはどんな企業だったらブラックなのかについてを書いた記事をご覧ください。

『ブラック企業って言うけどどういう会社の事を言うのか』では、こんな企業はブラック企業かもしれない!という見極めの方法などをご紹介しています。

今回はどのようなお話になるのかというと、以前の記事ではご紹介できなかった、もしもブラック企業でお勤めをしてしまった場合、どこに相談したらいいのかについてをご紹介いたします。

なぜブラック企業だったら相談先が必要なのか?



今回ご紹介する記事の内容は「ブラック企業で勤めてしまったら相談先を知っておく」という事、そして「ブラック企業に対処するための最善の方法」です。

そんな事必要ある?知らなくても辞めればいいだけなのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが辞めたくても辞めさせてもらえないのがブラック企業です。

例えば「辞めるなら損害賠償を払え!」とか「契約違反だから違約金を払え!」と言われてしまったりして、理不尽だと思っても辞める事ができなかったりする事もあるのです。

もし自分が勝手に逃げてしまったら、家族や友達にも迷惑がかかるかもしれないと思ったら、怖くておちおち辞めて去るわけにもいきません。実際に「は?」と思うような事が起こっているから怖い!

だからこそ会社の外で相談する事ができる場所を知っておき、いざという時に辞めるためにもしかるべき対処の方法を知っておく必要があるのですね。

また、特別ブラックな企業だとは言えない会社で勤めていても、自分にだけ辛く当たられているという場合も同じ場所に相談しましょう。

例として「他の人より厳しくするのはあなたのためだ!」でも実際にはやめざるを得ないように追い込んだりする場合です。これ自分から退職するよう仕向けて、後で問題が起こらないようにするよくある手です。

こうした自分は辞めたくないのに辞めさせようとしているという場合も、ブラック企業に入る可能性が高いので、こうした場合でも相談する事ができる場所をご紹介いたしますね。

相談する事によって、自分や家族などに損害が無いように辞める事ができたり、辞めたくないのに辞めさせられる心配はなくなるわけです。では具体的に相談するべき場所をいくつかご紹介していきましょう。

ブラック企業だったらここに相談しよう!



今回ご紹介するのは全部で4つです。それぞれの特徴と相談の方法をご紹介いたします。

①労働基準監督署

まずはやはり労働基準監督署に相談してみましょう。労働条件が悪かったり契約と違う仕事をさせられたり、休みがもらえないとか辞めたいのに辞めさせてくれない、ほかにも辞めたくないのに追い込まれているなども相談できます。

労働基準監督署は厚生労働省からブラック企業対策を強化するように言われていますので(最近ですが)、ブラック企業で行われている実態を知るためにも相談に乗ってくれます。

ただし労働基準監督署ではクビ(解雇)された事に異議を申し立てたり、セクハラで困っているといったお悩みの解決には向いていないのが現実です。

これは労働基準監督署が企業に対して口出しできるものと、口出しが許されていないものの差です。なので不当解雇への訴えやセクハラ・パワハラなどの問題がある場合はほかの相談所を選ぶと良いですね。

②弁護士に相談

セクハラ問題やパワハラ問題、そして不当解雇などの撤回に関しての相談は、やはり弁護士の方が解決しやすいですね。こういう場合は〇〇罪に値する、ああいう場合は〇〇罪が適用できるといった法律のプロだからです。

普通に街にある法律事務所に相談するよりも、労働問題について詳しい弁護士のいる事務所を探す方が良いでしょう。なぜ弁護士が良いのかというと、もしも訴えるとなった場合に手間が省けるからです。

相談して弁護士に「これは訴えた方が良い」と言われたら、そのまま訴訟の準備に移行する事ができますよね。

良い弁護士の探し方ですが、個人の法律事務所を探すのも良いかもしれませんが、インターネットで最適な弁護士を探す事ができる「弁護士ドットコム」がおすすめです。

多くの弁護士が登録していて、案件にあった最適な弁護士を発見する事ができるからですね。

③フリーター全般労組

フリーターでも誰でも非正規雇用の方が一人でも加入する事ができる労働組合です。突然の解雇をされた場合や賃金の未払いなどへも対処してくれます。

特に問題な未払いや不当解雇などの相談を得意としている組織です。セクハラやパワハラといった問題の解決への話し合いも数多く行われています。

辞めたくても辞められないといった問題などについても相談してみると良いですね。労働組合なので企業側と納得がいくまで話し合いをすし、解決に導くのはさすがだなというところでしょう。

④働く女性の全国センター

女性の場合はいろいろと面倒な事に巻き込まれても、対処する方法が見つからなくて泣き寝入りしてしまう事もありますよね。例えば職場が男性が多くて女性を軽視している会社で問題が起こってしまった場合です。

セクハラをとがめても同性同士でかばい、職場の環境が全く改善されず困っているとか、上司からのパワハラがひどくて悩んでいるといった女性特有の問題の解決のお手伝いをしてくれます。

何年も勤めているのに仕事の量は増えて給料が上がらない、そんな問題の解決にも手を貸してくれるでしょう。また、女性の自立支援なども行っているので、活用して損はしません。

女性特有の問題を解決したいと思う方にはおすすめできますね。

相談したら次はどうすれば良いの?



実際に相談をするとどうすればいいのかを、案件ごとに診断して問題の企業へ訴えを起こします。賃金が未払いならばその理由を企業側に問いただし、納得がいく理由かどうかを確認します。

明らかに違法であると判断されれば相手側と話し合いをします。復職を望まない方の方が圧倒的に多く、企業に未払いの賃金の請求をしたり不当解雇による当然の保証を請求します。

ほとんどの場合、専門家との話し合いの結果、当然の保証を受ける事ができるでしょう。必要ならば訴訟を起こす事も検討するかもしれませんよね。

その間に仕事を探す事だって、働きながら話し合いを並行して行う事も可能でしょう。あまり一人で悩まずに相談してみる勇気を持ちましょう。

ブラック企業だったとしても決して慌てず対処しましょう



もしも勤めてしまったところがブラック企業だったら、どうしようと慌ててあたふたするよりも、第三者に介入してもらって話し合いを持つ事が大事です。

その時相談する場所は、雇用問題に特化した組織に相談すると解決が早いので、精神的な負担も軽減されていきます。

まずは相談しようという気持ちを持つ事、実際に相談する勇気と行動力を持つと良いですね。

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