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精鋭の集まり!ブルーインパルスになるには?

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皆さんは航空自衛隊のアクロバット飛行をご覧になった事がありますか?一度でもご覧になった事がある方なら、すごいなぁと思われたのではないでしょうか。

小さなお子さんの中には「将来自分もあの仕事をしてみたい」なんて思われた方もいるかもしれませんね。

今回はブルーインパルスとは何か?ブルーインパルスでお仕事をするためにはどのようにすれば良いのかについてを調べてみました。

ブルーインパルスと歴史をざっくりと!



航空自衛隊のアクロバット飛行隊の事をブルーインパルスと言います。1995年に1つの部隊として独立するまでにはさまざまな出来事がありました。

基本的な任務は広報活動です。多くの式典などでアクロバット飛行を披露しています。特にスモークを使って空に絵を描くのを得意としているようで、実際に見た時にも五輪を描いていてとても感動した事を覚えています。

1900年代初頭、飛行機は献金で造られていたようで、献金で造られた戦闘機などをお披露目するために、1930年頃から式典などで飛行してご覧に入れたのが始まりだったようです。

その後、第二次世界大戦がはじまり日本が敗戦したのち、再び戦闘機が使えるようになった日本では、教官になるために一人の隊員がアメリカに渡った時、アメリカのサンダーバーズのアクロバット飛行のショーを見て感動されたそうです。

日本に戻ってからもアクロバット飛行の素晴らしさが忘れられず、許可を得てアクロバットチームを結成したのが現在のブルーインパルスの元となりました。

現在のブルーインパルスの名称になったのは1960年5月の頃だったと言います。

ブルーインパルスになるには?



ブルーインパルスはご存知の通り、精鋭部隊なのでだれでも簡単に入隊できるというものではありません。ちなみに海外のアクロバット飛行チームも全て精鋭中の精鋭が選ばれて入隊を許される部隊なのです。

航空自衛隊に入隊するには高校を卒業してから入隊するか、もしくは防衛大学や大学を卒業してから幹部候補生学校に入学します。入隊は簡単ではありませんがここを通過しなければならないので頑張りましょう。

他には航空学生として入隊する事もブルーインパルスへの入隊の可能性を広げられるでしょう。ちなみに2015年までは男性の隊員しかいませんけれど、今では女性のパイロットの採用もできるようになっています。

なので優れていれば女性のブルーインパルス隊員になる事も可能です。ちなみに2018年には初の女性戦闘機パイロットが誕生しています。素晴らしい時代になりましたね。

もちろんブルーインパルスにはまだ女性隊員が誕生していませんが、もしかしたら近い将来には誕生するかもしれません。

ただし、男性でも女性でもブルーインパルスに入隊するまでには、相当大変な事なので簡単ではありませんが頑張る価値はあります。

ブルーインパルスの職務や除隊後



基本的には式典でのアクロバット飛行の披露を行います。ただし毎日行われるというわけではなくて、式典や記念行事などをひと月に数回行い、普段は訓練したり整備したりしているようです。

つまり戦闘機の操縦士として技術を磨いたりと、訓練を行うのが中心の任務となるのです。ちなみにブルーインパルスだからといって、特別にお給料が高いというわけではないようです。

一般的な戦闘機のパイロットと同じ補償があり、同じお給料となっています。強いて言えばブルーインパルスとして活躍しているという誇りがプラスされるイメージでしょうか。それでも十分すぎるほど良いですよね。

精鋭部隊のブルーインパルスで活躍できる期間が終わったらどうなるのかというと、戦闘機のパイロットの仕事に戻ります。その中でもブルーインパルスで活躍していた頃の技術が役立つ事でしょう。

ただブルーインパルスを除隊した後は、通常の任務になるので24時間体制で緊張する生活になるので、大変だと感じる可能性は否定できませんが、ブルーインパルスは3年間の任期なのでそれほど問題にはならないかもしれません。

ブルーインパルスの報酬



自衛官候補生の場合は13万円ていどとかなり低いのでは?と感じるかもしれません。でも3か月後からは16.6万円なので高卒の場合は全国平均より若干高めです。

次に高専や短大卒の場合ですが、16.6万なので若干一般の方の初任給の方が高いかもしれません。では大卒の場合はというと22.2万円なのでこちらも全国平均よりも高めです。

大学院卒の場合でも24.3万円と若干一般の初任給よりも高めとなっています。さらにここに自衛官任用一時金として、3か月後の2等陸士に任官した翌月は17.6万円支給されます。

また、特例退職手当として支給されるのが1任期目(2年)満了すると、56万円、2任期目の満了時には142万円が支給され、海自、航空自の場合は1任期目(3年)満了時に92万円、2任期目(2年)満了時に147万円が支給されます。

これはお給料とは別に支給される金額なので、かなり収入面は高い事になりますね。生活費についてもほとんどかかりませんし、寮もかなり広めの家で暮らせます。

友人の場合は5LDKで15000円という破格の家賃でした。ただしこの友人は幹部だったので特別だったのかもしれませんが。

ブルーインパルスだから特別にお給料が高いというのではなく、自衛隊自体のお給料や福利厚生が非常に良いという事ですね。

まとめ



今回は、航空自衛隊の中でも精鋭中の精鋭、ブルーインパルスについてご紹介いたしました。栄誉あるお仕事ですし子供たちに夢を与えるお仕事でもあります。

それに収入の面でもやりがいを感じるお仕事でもあるでしょう。ただし狭き門なのは事実として受け止め、より最短にブルーインパルスへの道を開く方法で活躍される事をお祈りします。

この記事が、ブルーインパルスってどんなの?どうやったらなれるの?という疑問を持っていた方のお役に立てると幸いです。

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