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デスクワークや在宅ワークでエコノミー症候群を予防しよう!

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新型コロナウイルスが世界中で流行していますが、その影響で多くの企業ではリモートワーク、つまり在宅での仕事のやり方を採用するようになりました。今回はリモートワークによって発症しやすくなる『エコノミー症候群(エコノミークラス症候群)』についてお話いたします。

エコノミー症候群とは何なのか



エコノミー症候群という言葉を聞いたことがあってもどのようなものなのかがわからないという方もいらっしゃるでしょう。エコノミー症候群は長時間同じ姿勢でいると発症する可能性が高くなる症状です。

エコノミー症候群という名前で有名なこの症候群は、別名急性肺血栓塞栓症といいます。この症候群は長時間同じ姿勢で座り続けていることによって血流が悪くなってしまうため、さまざまな症状が起こるわけです。

原理は長時間同じ姿勢で座っていることによって、血流が悪くなってしまうからなのですが、座った状態だと下半身からの血液が上半身へ流れにくくなってしまうので、脚にむくみが出てしまったりして違和感が起こりますよね。

しかも在宅ワークをしているとちょうど良い室温に保たれているので、あまり水分の補給をしない方もいらっしゃいます。すると血液の水分が足らなくなってしまうので血液がドロドロになってしまいます。

この時血管の中で血液の小さな塊ができて血管内に留まることがあるようなのですが、この血液の小さな塊のことを血栓といって、何かのはずみでそれが剥がれて心臓や肺や脳などの血管へ流れて詰まらせてしまうこともあるようです。

その結果さまざまな症状を引き起こしてしまうので、在宅ワークや長時間座って移動する方は注意が必要になるわけですね。

エコノミー症候群になるとどうなるのか



もしもエコノミー症候群になってしまったとして、その状態を改善しないとどうなってしまうのかが重要ですよね。もしエコノミー症候群になってしまった状態を放置していると、血栓が剥がれて移動していきついた先によって症状が変わってきます。

例えば肺は私たちが呼吸するための臓器ですが、実は肺は酸素を血液に乗せて体中に酸素を送り込む役割を担っていますので、呼吸が苦しくなった時には酸素が供給されにくくなってしまいます。その結果呼吸困難や低血圧などを引き起こす可能性もあるのです。

すぐに異変に気付いて病院に行けば良いのかもしれませんが、そのままの状態を放置していると最悪死に至ることもあるので、できるだけエコノミー症候群を引き起こさないようにしなくてはなりません。

特にショック症状が起こると大変危険な状態になるので、エコノミー症候群を防止するための何等かの対策を取らなくてはならないでしょう。

どうしてエコノミー症候群になるのか



なぜエコノミー症候群になるのか?それは説明しているように、同じ姿勢で長時間座ったままでいることで下半身の血流を悪くさせてしまうからです。しかも水分補給がしっかりとされていないと血液がドロドロになってしまいます。

そのドロドロの血液が血栓をつくり出してしまいます。特に仕事に集中したいのにトイレに頻繁に通うのは面倒だと感じる方の中には、水分をろくにとらずに作業をしている方がいるようですが、それがエコノミー症候群になるのを助けてしまっているのです。

とにかく同じ姿勢のままで長時間作業をするのはやめた方が良いでしょう。もちろん立った状態での作業なら問題はありません。座った状態を長時間キープして作業を続けることは避けた方が良いという意味です。

また、水分の補給をためらう気持ちもわかりますが、その判断がエコノミー症候群を引き起こしてしまうきっかけとなるので、水分を我慢するのはやめた方が良いでしょう。ではどのようにして改善すれば良いのかをお話しします。

エコノミー症候群を予防する方法



まずはデスクワークをする時には定期的に足をマッサージしたり、歩くなどの違う行動をすると良いでしょう。さらに水分を補給することも必要なので、できるだけ水分を補給しながらお仕事をしましょう。

マッサージを行う場合には手で足の指を開いたり、足の指の間に手の指を入れて(恋人繋ぎのように掴む)指を掴んでは話すという動作を繰り返します。また、脛の骨に沿って下から上に向かってマッサージするのもおすすめです。

股関節にはリンパがあるのでリンパの流れを促すために、股関節を優しくさするなどのマッサージも有効です。他にも筋肉をほぐすということも必要です。特に股関節を動かすために胡坐をかく要領で両足の足の裏を合わせて上下に膝を揺らすのは血流を促進できるのでおすすめです。

万が一血栓ができてしまった場合には自分で何とかすることは難しいので、病院に行くしか方法はありませんので気を付けましょう。その際には外科的な手術で血栓を取り除くことになるので、かなり大掛かりな治療が必要になってしまいますよ!

まとめ



今回は在宅ワークが増えたために発祥する可能性があるエコノミー症候群について、エコノミー症候群の症状やなぜ発症するのか?そして予防をするにはどうすれば良いのかをお話いたしました。

まだまだ暑い時期も続きますし、在宅ワークをより快適によりサクサクと行うためにも、エコノミー症候群の予防をしながら作業することをおすすめします。この記事が在宅ワークをしている方のお役に立てれば幸いです。

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