就職のために高卒認定を取得するまでの道のり
昔、まだ昭和の初期の段階では高校へ進学する方はほとんどいませんでした。でも昭和の終わりころになると誰もが高校を出るようになり、今では大学までが義務教育だなんて事を言う人も出ていますよね。
しかしながら何等かの事情で高校を卒業していない方も意外と多かったりするのです。それでも学びたいと思う方のためにあるのが『高卒認定試験』です。今回は高卒認定試験についてわかりやすくお話いたします。
そもそも高卒認定試験というのは何かというと、高校過程の学習を終えたという証明のようなものです。つまり高卒相当と認定されるのですが、最終学歴は中学校という事になります。
なのでもしも履歴書に記載する場合は『高等学校卒業程度認定試験合格』と記載しましょう。ちなみに高卒認定試験に合格すればその後大学への進学も短大への進学も専門学校への進学も可能となります。
ただし進学した先で(大学や短大や専門学校)辞めてしまったりすると中卒の状態のままです。もちろん高等学校卒業程度認定試験合格はそのまま記載はできます。もしも大卒にしたいのなら大学や進学先の学校を最後まで頑張るしかありません。
そういえば昔は高卒認定っていう資格はありませんでしたけれど、代わりにあったのが大検という資格でした。次は大検についてのお話と大検との違いについてご紹介していきましょう。
昔あった大検は大学に入学するためだけの資格でした。この資格を取得すると大学入試を受ける事ができます。つまり大学を受験しないと意味がない資格だったと言っても過言ではありません。
ちなみにこの制度は今はありません。これに変わってできたのが高卒認定試験です。大検とは違って高卒認定というのは大学に行かなくても良いので、芸能人の方の中にも高校卒業の資格が欲しいという理由で受験される方がいらっしゃいますよね。
また、高卒認定試験は範囲が広いので大検の時とは違って合格しなくてはならない項目が8項目もあります。そのため合格するために塾や学校に通う方も増えています。
高卒認定試験が実施されるのは毎年8月と11月なので、計画的に勉強をして試験のその日に力を発揮できるよう努力しましょう。
では次に高卒認定を受けるために必要なものや資格についてをご紹介していきましょう。
高卒認定試験の受験をするには満16歳以上です。ちなみに現在高等学校に在籍していても受験ができます。受験案内を入手して高卒認定を受験したいという事を申請書として提出しましょう。
試験会場については文部科学省のホームページに記載されていますので、細かい部分はチェックしてみてくださいね。URLは文科省ホームページから確認いただけます。
文部科学省『高卒認定試験ページ』
このホームページには試験の時の時間割などについても記載されているので必ずチェックしましょう。必要な書類は以下の通りなのでここでチェックするだけではなく、実際に文科省のホームページでも確認してください。
受験願書・履歴書、記入する時は必ず鉛筆で記入する事、決してボールペンで記載してはいけません。確認用としてコピーを取って保管しておく事。受験料は現金で支払うのではなく収入印紙で支払います。
受験科目数によって金額が変わるので、自分が受けようと考えている受験科目の数だけ収入印紙を購入し、貼付欄に貼付して提出します。ちなみに3科目以下の受験は4,500円、4科目~6科目は6,500円、7科目以上は8,500円です。
縦4センチ、横3センチの写真を2枚用意しましょう。出願前の半年以内の写真に限ります。背景があってはいけませんので証明写真専用の機械などで撮影した方が良いかもしれません。
認印は必ず押す事!さらに一部科目に合格している場合は『科目合格通知書』を提出します。コピーは認められませんので原本を提出しましょう。戸籍抄本も忘れずに!
高卒認定試験に合格したら、後は大学に進学する事も短大に進学する事も、高卒以上の資格が無くてはならない資格の取得もできるようになります。中卒の時にはできなかった事ができるようになります。
そのまま就職するのも良いかもしれませんが、せっかく高卒認定に合格したのだから上の学校を目指してみてもいいでしょう。大学や専門学校を卒業すればそれだけ就職の幅も広がりますし、学んだ事を活かせる職業もたくさんあるかもしれません。
もちろん高校認定試験に合格したからといって、めっちゃくちゃ就職率が高くなるというわけではないかもしれません。しかし努力しただけあって正社員として採用してもらえる率は確実に上がるでしょう。
高卒認定試験は夏と秋の年2回なので、前半はアルバイトをしながら勉強をして後半にかけて頑張ってみてはいかがでしょうか。
今回は高卒認定試験についてを詳しくお話しました。事情があって高校を卒業していない方の中で、大学に進みたいと考えている方へのチャンスでもありますので、将来の自分のためにもう一度頑張って勉強をしてみてはいかがでしょうか。
しかしながら何等かの事情で高校を卒業していない方も意外と多かったりするのです。それでも学びたいと思う方のためにあるのが『高卒認定試験』です。今回は高卒認定試験についてわかりやすくお話いたします。
高卒認定とはどういうものなのか?

そもそも高卒認定試験というのは何かというと、高校過程の学習を終えたという証明のようなものです。つまり高卒相当と認定されるのですが、最終学歴は中学校という事になります。
なのでもしも履歴書に記載する場合は『高等学校卒業程度認定試験合格』と記載しましょう。ちなみに高卒認定試験に合格すればその後大学への進学も短大への進学も専門学校への進学も可能となります。
ただし進学した先で(大学や短大や専門学校)辞めてしまったりすると中卒の状態のままです。もちろん高等学校卒業程度認定試験合格はそのまま記載はできます。もしも大卒にしたいのなら大学や進学先の学校を最後まで頑張るしかありません。
そういえば昔は高卒認定っていう資格はありませんでしたけれど、代わりにあったのが大検という資格でした。次は大検についてのお話と大検との違いについてご紹介していきましょう。
高卒認定と大検との大きな違い

昔あった大検は大学に入学するためだけの資格でした。この資格を取得すると大学入試を受ける事ができます。つまり大学を受験しないと意味がない資格だったと言っても過言ではありません。
ちなみにこの制度は今はありません。これに変わってできたのが高卒認定試験です。大検とは違って高卒認定というのは大学に行かなくても良いので、芸能人の方の中にも高校卒業の資格が欲しいという理由で受験される方がいらっしゃいますよね。
また、高卒認定試験は範囲が広いので大検の時とは違って合格しなくてはならない項目が8項目もあります。そのため合格するために塾や学校に通う方も増えています。
高卒認定試験が実施されるのは毎年8月と11月なので、計画的に勉強をして試験のその日に力を発揮できるよう努力しましょう。
では次に高卒認定を受けるために必要なものや資格についてをご紹介していきましょう。
高卒認定を受けるために必要なもの

高卒認定試験の受験をするには満16歳以上です。ちなみに現在高等学校に在籍していても受験ができます。受験案内を入手して高卒認定を受験したいという事を申請書として提出しましょう。
試験会場については文部科学省のホームページに記載されていますので、細かい部分はチェックしてみてくださいね。URLは文科省ホームページから確認いただけます。
文部科学省『高卒認定試験ページ』
このホームページには試験の時の時間割などについても記載されているので必ずチェックしましょう。必要な書類は以下の通りなのでここでチェックするだけではなく、実際に文科省のホームページでも確認してください。
受験願書・履歴書、記入する時は必ず鉛筆で記入する事、決してボールペンで記載してはいけません。確認用としてコピーを取って保管しておく事。受験料は現金で支払うのではなく収入印紙で支払います。
受験科目数によって金額が変わるので、自分が受けようと考えている受験科目の数だけ収入印紙を購入し、貼付欄に貼付して提出します。ちなみに3科目以下の受験は4,500円、4科目~6科目は6,500円、7科目以上は8,500円です。
縦4センチ、横3センチの写真を2枚用意しましょう。出願前の半年以内の写真に限ります。背景があってはいけませんので証明写真専用の機械などで撮影した方が良いかもしれません。
認印は必ず押す事!さらに一部科目に合格している場合は『科目合格通知書』を提出します。コピーは認められませんので原本を提出しましょう。戸籍抄本も忘れずに!
高卒認定の取得後は胸を張って好きな道に進もう!

高卒認定試験に合格したら、後は大学に進学する事も短大に進学する事も、高卒以上の資格が無くてはならない資格の取得もできるようになります。中卒の時にはできなかった事ができるようになります。
そのまま就職するのも良いかもしれませんが、せっかく高卒認定に合格したのだから上の学校を目指してみてもいいでしょう。大学や専門学校を卒業すればそれだけ就職の幅も広がりますし、学んだ事を活かせる職業もたくさんあるかもしれません。
もちろん高校認定試験に合格したからといって、めっちゃくちゃ就職率が高くなるというわけではないかもしれません。しかし努力しただけあって正社員として採用してもらえる率は確実に上がるでしょう。
高卒認定試験は夏と秋の年2回なので、前半はアルバイトをしながら勉強をして後半にかけて頑張ってみてはいかがでしょうか。
まとめ

今回は高卒認定試験についてを詳しくお話しました。事情があって高校を卒業していない方の中で、大学に進みたいと考えている方へのチャンスでもありますので、将来の自分のためにもう一度頑張って勉強をしてみてはいかがでしょうか。
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