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ど素人がトップセールスマンに

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学生時代に色んなアルバイトを体験しました。

中学の頃は、博多人形つくり、しめ縄つくり…
面白かったのは、割り箸工場で割り箸つくり。

まず白樺のような大きな木を電気ノコで1メートルくらいの輪切りにしていきます。
それから刃が弓形になり、両端に持ち手がついた釜のような道具で、皮をむきます。

後は、その木を機械に流し込むだけ。
自動的に、あの割り箸の姿になって出てきます。
なかなか体験できない仕事でした。

どちらかというと、引っ込み思案だったので、
接客のバイトは避けていました。

でもどうしても手に入れたギターがあり、お小遣いでは買えない金額だったのでセールスのバイトを始めました。
完全歩合制でしたが、その当時一日五千円は稼げたからです。

仕事内容は、家庭用のワックスクリーナーの販売です。
一軒一軒、家庭を訪問しながら販売していきます。
最初はプロの人とペアで行きます。

その人はチョビひげを生やした、ちょっと怪しい人でした。(笑)
とにかく口八丁手八丁で、まくしたてます。

半日したら、もう独り立ちです。
もともと、どもったりしない私ですが、人見知りなので、玄関から出てこられたら、「あの○○会社の○○と申し■※×○…」とロレツが回りません。

「何屋さん?」
「えー、家庭用の○■×※…」。
商品名もトチッてしまいます。

そんな感じで、まともに話ができるようになるまで、何日もかかりました。
ところがそれとは裏腹に、商品はコンスタントに売れていきました。

「あなた学生さん?」
『はい、お金がなくてバイトしてます』
「偉いね、うちの息子は遊んでばかり!」

コツを得た私は、そのうち
「お母さん、これどうですか?」と息子のように話しかけるようになりました。

40日の暑い夏休みが終わったら、何とプロを差し置いて、実績はトップになっていました。

現在、セールスプロモーションの仕事をしていますが、学生時代の営業の体験は今も役立っています。

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