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新聞配達のアルバイトは年齢制限があるものなのか?

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新聞配達というと、よく中学生などがお母さんを手伝って朝早くから頑張っているというイメージを持っている方もいるかもしれませんね。

でも現実的に中学生や小学生が新聞配達のアルバイトをできるものなのかと、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、新聞配達のアルバイトには年齢制限があるのかないのかについてを、簡単ではありますがまとめてみました。

新聞配達と子供のイメージ

昔のアニメなどではよく、病気のお母さんを助けるために子供が新聞配達をしたり、牛乳配達をしたりして親を助けようとするけなげな姿を見たものです。

だからでしょうか、なんとなくですが新聞配達や牛乳配達は、子供でもできるというイメージがある人も多いのではないでしょうか。

そして実際にかなり昔、昭和の初期のころには子供が新聞配達や牛乳配達をしているのは普通の事だったようです。中には片親しかいなくて兄弟が多かった家庭もたくさんあったからかもしれませんね。

今の時代の人にとっては、小学生や中学生が親を助けるために、新聞配達や牛乳配達をするなんてどうかしてる! なんて思うかもしれませんが、昔の子供たちは意外と勤勉で親を本気で助けようとする子が多かったのです。

言い方を変えれば、現代の親子の絆や親子の形と昔の親子の関係というのは、まったく違うものであるという意味にもなってきます。親は子供にとって大切な存在だったのですね。

そこで疑問が生じます。果たして新聞配達の年齢制限っていくつなのか? という疑問です! もしも小学生が働きたいとなったら、本当に働けるのかや本当はいくつからなのかを見てみましょう。

日本の法律と年齢制限について

まずは就労についての日本の法律では、製造業等の工業的業種以外で健康上に影響が出たり福祉に影響が出ず、さらに学校の勉強などの優先させる事ができれば、働くことが許可されるという事になっています。

新聞配達というのは製造業ではありませんよね、だから新聞配達は中学生でも必要があれば仕事をすることができるわけです。

もちろん新聞配達で働くことができるからといっても、働ける時間がやはり法律で決まっているので注意が必要です。

午後8時から午前5時までは働けないと法律で決まっているので、新聞配達をするのならば午前5時を過ぎてからでなければ働くことができないというわけです。

もちろん学業に影響が出てはいけないので、学校に通学する時間帯までにはアルバイトを終わらせる必要があるというわけですね。

一般的には深い事情がなければ雇ってもらえない

新聞配達の仕事を中学生がするというのはよほどの事ですよね、昭和の時代には戦争が終わって大変な時代だったので、子供が両親を助けるために働くというのはよく見られた事でした。

なので特別問題がなく働けたのですが、現代はどうなのでしょうか? 例えば本当に困っていても、なかなかそれを理解してはもらえませんので、新聞販売店でも中学生はよほどのことがなければ雇ってはくれません。

つまりもしも日本の法律で中学生くらいから働けるとしても、倫理的というか道理的に考えると雇ってもらうのは非常に難しいと言えるかもしれませんね。

もしもどうしても中学生くらいから働きたいと思うのならば、事情を話して理解してもらってからお仕事をされるといいかもしれません。

ただし、中学生は同じ学生でも高校生よりもより厳しくなっていて、働くためには本人が希望して働く必要があるのです。

本人が働く意思を持って契約する必要がある

子供ですので当然ですが親の承諾があって働くことができるようになります。でもいくら親でもできないものもあるのです!

それが労働契約です。雇ってもらう時に契約書にサインをする事になりますが、中学生だからといって親が勝手に労働契約をしたりしてはいけない事になっています。

あくまでも本人の意思で働くというのが大前提となっているので、絶対に親が勝手に労働契約を結ばせて、中学生を働かせるという事はできないのです。

もちろん親としての役割もあります! それは中学生の子供が働きたいと言った時に、それを親として許可するという役割です。これ以外に親のできる事はありません。

以上の事からわかるように、新聞配達のアルバイトの年齢制限は中学生からという事になります。

まとめ

いかがだったでしょうか? 昔からある子供ができる仕事「新聞配達」のイメージ通りだったでしょうか? 確かに調べてみると中学生から新聞配達はできるというのがわかりました。

でも働くためには自分の意思で働かなくてはならないという事や、よほどの事情がなければ新聞販売店も雇ってはくれないというのもわかりましたよね。

基本的には学生は勉強をするのが仕事ですので、大人になるまではしっかりと子供時代を楽しんでみてはいかがでしょうか。もちろん社会勉強になるので、若いうちに社会の仕組みを勉強してもいいかもしれませんね。

そして今回の記事を読んでいただいて、親を助けるために子供が頑張るという、ちょっと現代ではあまり見られなくなった親子関係に、少し心が温まった記事であったのならば幸いです。

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