アルバイト・バイトの口コミ、求人情報はバイトトークでチェック!地域、業界、職種など様々なカテゴリごとの情報を掲載。探している条件の求人がきっと見つかります。初めてのバイトにまつわるオススメ情報や体験談も掲載。
HOME > コラム > 履歴書・面接対策 > 今就職は売手市場?この意味を改めて調べてみた

今就職は売手市場?この意味を改めて調べてみた

→ 他の就職支援サイトを確認

2020年の年が明けてから2月の段階くらいまで就職関連ニュースでは「売り手市場」という言葉がよく出てくるようになりました。現在就職活動をしている学生さんやしていた学生さんなどは売り手市場という言葉の意味をよくご存じでしょう。

でも中には売り手市場ってなに?と思っている方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は今更聞けない就職においての売り手市場の意味について、簡単ではありますがご紹介いたします。

就職関連のコトバの「売り手市場」とは



ここ数年は売り手市場が続いているとニュースでも報道されていましたが、この売り手市場という言葉はどのような状況で使われる言葉なのかというと、就職希望者の数よりも企業の求人の数が多い時に使われる言葉です。

就職氷河期という言葉は就職を希望している人の数よりも、求人の数が少ない時に使われる言葉なので、真逆の意味を持つ言葉というわけですね。

言い換えると、就職希望者は『売り手』そして企業側は『買い手』です。企業側は働いてくれる人の労力や技術などを買う、これが求人へとつながっていくわけなのです。

売り手である就職希望者は面接の時にいかに自分がその企業にとって有益であるかを『売り込み』ますよね。こうやって身近な言葉に言い換えるととてもわかりやすい言葉になります。

日本の企業も多様化しているので、今までとは違った形の戦力が必要になってきたため、より多くの優秀な人材を買い求めて求人が増加し、2019年から本格的に売り手市場に変わっていったのです。

COVID-19の影響で売り手市場はどのように変わったか



そんな売り手市場だった2019年が終わり、年が明けて2020年となった段階でもやはり売り手市場は変わりませんでした。ところが1月も終わりに近づいた頃から中国で謎の肺炎に感染する人がいるというニュースが飛び込んできました。

実際には2019年12月頃には謎の肺炎に感染している人が、中国の武漢という都市で広がっているという話はちらほら耳には入っていましたが、その頃は世界ではまさかこれほど世界中に感染者や死者が出るとは予測していませんでした。

考えてみると、この頃はまだ中国の中の話であって警戒はしているけど、何万人もの死者が出るようなウイルスとは思っていなかったでしょう。恐らく以前流行した『SARS』や『MARS』のようなイメージがあったのかもしれません。

ところが各国の予想を裏切り、このウイルスは未知のウイルスとして瞬く間に中国へと広がっていきました。そして運命の2月、日本に入港したダイアモンドプリンセス号での船内感染が起こり、すぐあとの中国の春節が不安を現実のものとしましたね。

春節が終わった頃から日本でも感染者がちらほら出てきて、それこそあっという間に日本全国に感染者が見つかるようになりました。この頃には新型コロナウイルスという呼び方をするようになり、正式にCOVID-19という名前が付きました。

爆発的に感染者が増えると越県しての人の往来ができなくなり、最終的にはロックダウンの状態になり企業も通常営業が難しくなっていきましたね。この頃から新たな求人は減少していきます。

ただ大企業が倒産するといったことは無かったようですが、ギリギリ持ちこたえている状態の企業も数多く出てきて、特に中小企業の中には倒産を余儀なくされたケースも多かったようですので、当然求人ができるような状況ではありません。

その中でも救いなのが企業の求人の数は減ったものの、求人を出している企業の数はそれほど減っていないのが救いです。ただし以前のような売り手市場とは言い難いのは仕方がないことでしょう。

今のこの時期どのようにして過ごすべきなのか



求人の数が少なくなった以上、いかに自分を企業に売り込めるかどうかがカギとなってきます。他の人との違いをアピールする方法はいくつかありますが、中でも今の時期を活かすとしたら『資格』の取得が最適です。

就職を希望している企業の仕事で役立つ資格の取得や勉強をするには今の時期は最適ですが、それ以上に今だからこそ頑張っておきたいことがいくつかあります。それは面接の方法の変化です。

以前なら、面接というと目の前の面接官と行われていましたが、これからはWEB面接やオンライン面接を行う企業が増えてくると言われているので、パソコンやスマホを使った面接の対策などを学ぶ良い機会になるでしょう。

実際に6月になってからはオンライン面接に切り替えている企業が増加していますので、今後はオンライン面接が主流になっていくと予想できるからです。ただし簡単に就職ができるとは言い難い状況であることは間違いありません。

なぜならば、失業率も増加傾向にあるからです。新たな求人数もそれほど多くはないので、いかに自分を企業に売り込むかが新たな就職難に打ち勝つポイントとなるでしょう。

まとめ



今回は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によって、今年初めまでの求人売り手市場はどのように変わったのかや、そもそも売り手市場ってどういう意味なのか、さらに今後はどのように変わっていくのかをご紹介いたしました。

これからまだまだどう動くかはわかりませんが、この記事が就職でお悩みの方のお役に少しでも立てれば幸いです。

関連記事