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障害を持っていても働くには?受けられるサポートまとめ

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人は自分がどんな風に生まれてくるかなんて誰にも想像ができません。例えば自分が子供を出産した時も「健康な子であって欲しい」と願っても、中には生まれつき障害を抱えて生まれてくる子もたくさんいるものですよね。

また、生まれた時は健康でどこにも障害が無かったとしても、病気を発症したり事故やケガなどが原因で、後天的に障害を抱えてしまう方だっていらっしゃいます。

ですが重度の知的障害または四肢の麻痺などが無い限り、生きていくために働かなくてはならない事もあるものです。そこで今回は障害を抱えている方が就職先を探すために使う事ができるサポートをご紹介いたします。

障害は他人事ではない!障害にも色々ある



いわゆる健常者と言われている方が圧倒的に多い世の中ですが、ほとんどの方が健常者のままで生涯を終える事になるのかもしれませんが、その中の何割かの方は何等かの原因で障害を抱える事もあるものです。

例えば交通事故で手足に欠損をしてしまったり、病気で麻痺が残ってしまったというのもよくある事です。もちろん生まれた時にすでに障害を抱えて生まれてくる方だっているでしょう。昔は普通でも今だと障害に認定される事もありますよね。

この時例えば親がいたりパートナーがいた場合は良いのですが、親が亡くなってパートナーもいなかった場合、ある程度動ける方は障害年金などの金額が低くて生活ができないなども問題が出てくることもあります。

そんな時、障害を抱えつつも仕事をして収入を得なくてはなりません。ですが健常者と同じように仕事ができるとは限りませんよね。また、障害を抱えているのに健常者と同程度の働きを求められても困るわけです。

そこで障害者枠という雇用対策がされていて、障害者枠を使う事で安定した仕事と収入を得る事ができるようになっているわけです。

障害者雇用の実態は?



厚生労働省では障害を抱えている方でも一般企業で勤める事ができるようにと『障害者雇用』という問題に取り組んでいて、障害のレベルにもよりますが就職ができるよう企業にも協力を依頼しています。

企業側も障害者雇用枠を設けていて、障害を抱えていても仕事ができるようにしているのですが、実際に障害を抱えている方が就職できているのかどうか?というと、実は意外と雇用枠をしっかりと埋める程度の雇用ができているのですね。

ただし障害者枠は雇用する労働者の2.2%ですので、それほど大勢の方が一つの企業にお勤めできるかというとそうではないのですね。それでも仕事を得る事ができて安くてもお給料を得られる事は生きる力になります。

もちろん後天的に障害を抱えている方も、生まれつき障害を抱えている方も、働けるのであれば雇用枠を使えるので、臆さずどんどん就職活動を行ってみてください。

障害者雇用枠がある企業を探そう!



障害を抱えている方が障害者雇用枠を使って就職をするためには、障害者雇用枠を設けている企業を探す必要があります。ここで注意しなくてはならないのが企業の業種です。中には長時間労働と能力以上の働きを求めたりする企業があるからです。

障害を抱えている方の中には知的障害を抱えている方もいらっしゃいますが、それを良い事に暴言を言ったりちょっとした暴力をふるったりする人がいる企業も絶対に無いとは言えないからです。人は弱い立場の人に辛く当たる事もあるのですね。

そこである程度大きな企業の障害者雇用枠を設けている企業を探す事をおすすめします。知的障害を抱えている場合には、障害を持っている方を中心に雇用している福祉関係の企業へ就職する事をおすすめします。特に決まった事をする傾向にある(行動にこだわりがあるタイプ)方にはおすすめですね。

信頼できる障害者就業をしている支援団体を上手に活用するのも良いですね。そのためには障害があるという事を県や市に認定してもらう必要があります。認定されたらケアマネージャーさんなどをお願いして、色々な事を相談しながら就職できるよう精力的に動きましょう。

では次に障害者の雇用をサポートする支援をしている団体についてを簡単に説明していきたいと思います。

障害者の雇用をサポートする支援



まずは『ハローワーク』です。ハローワークでは健常者の方の就職の支援を行っているだけではなく、障害を抱えていても仕事をしたいという方のためのサポートもお願いできます。どんどん相談員の方に相談してみましょう。

次に『生活支援センター』なども障害者就業の支援を行っています。働きたいのに就職先が見つからない、どうすれば良いのかわからないという方も気軽に相談をしてみると良いでしょう。

他にも障害者のための雇用求人サイトなども増えてきているので、そうした就職支援情報サイトなどを上手に活用していくと良いですね。ちなみに一般的な学校に通っている場合はこうした公共のサービスを利用すると良いですが、特別支援学校の場合は違います。

特別支援学校に通っている場合には、卒業間近になるまでに様々な訓練を受ける事ができ、卒業間近になったら就職ができる子には就職活動を行っていますので、就職が決まったら後は続けられる事に力を注ぐ事ができます。

もしもお子さんが障害を抱えていた場合、普通の小学校に通わせるか特別支援学校に通わせるか迷ったら、お子さんの障害のレベルによっては特別支援学校を選択する勇気も必要かもしれません。

まとめ



今回は障害を抱えている方がどのようにして就職活動をすれば良いのか?障害者枠についてのお話、そして障害者の就職を支援してくれる団体などについてをご紹介いたしました。

障害があるととにかく不安だし悩んでしまうかもしれませんが、勇気を出して胸を張って就職活動をしてください。この記事が障害を抱えている方のお役に立てれば幸いです。

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