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初めてのバイト、郵便局で社会の厳しさを知る

  • 投稿日 : 2015-06-15
  • 投稿者 : めめやんさん(30代女性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

高校三年生の冬、推薦で大学が決まっていたので、お小遣いを稼ぐことにしました。親が厳しく、あまりアルバイトに良い顔をしてもらえませんでした。しかし、年賀状の郵便局のバイトの内勤なら良いと許可が下りたのでやることにしました。

口コミ・体験談

厳しい保護者でも許可が下りやすいアルバイトだと思います。時給は低いですが、誰にでもでき、短期間のアルバイトなので学生さんには学業と両立できて、丁度よいアルバイトではないかと思います。私は内勤で、沢山の年賀状を宛先ごとに振り分ける仕事をしていました。単純作業なので黙々と仕儀とを続けることが苦でない人に向いています。いろんなレタリングのパソコン書きの宛名、様々なペンや毛筆がクセのある手書きの宛名を見るのはささやかに面白かったです。
18歳の私にとっては初めての「仕事」ということで緊張しましたが、初めての人が多く、職員さんも慣れているのでスムーズに馴染むことができました。厳しい人もいるので、社会の厳しさも少し垣間見たきがしました。
本当は葉書の宛先以外は見てはいけないのですが、ちらりと見える絵や挨拶が面白かったです。知り合いの年賀状など手に取る機会があり、なんとなく、世界が繋がっているんだなとしみじみ思いました。
薄暗い灰色っぽい部屋で仕事をしていたので、仕事後に外に出ると物凄く世界が鮮やかになった気がして、仕事帰りの道は程よい倦怠感もあって、中々気分が良かったです。
外勤の人は時給は良いようでしたが、天気によっては大変そうでした。

やりがいを感じたところ

山とつまれた年賀状に最初はびびってしまいましたが、徐々に山が小さくなって、ついに終わった時の達成感はとても気持ち良かったです。初めてお給料をもらったときも感動しました。
自分のかかわった年賀状が新年に誰かの手に届いて、笑顔になるのかな、久しぶりにも相手との交流ができて頬が緩むのかなと想像すると楽しかったです。
仕事帰りの夕陽の中、程よく疲れた体で家に向かう時の充実感はとても気分が良かったです。たまにコンビニに寄り道すると大人になった気がしました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

部屋が薄暗く、壁や設備がほとんど灰色でなんとなく気分が暗くなってしまうのが辛かったです。休憩室まで灰色なのは参りました。
仕事に並があり、多い時は急きたてられるように仕事をし、ない時は、何もすることが無く、暇疲れしてしまいました。
紙で手を切ってしまうことが多かったのですが、指サックなどは使えず、手がボロボロになってしまいました。ハンドクリームなどは年賀状を汚してしまうのでダメなのはわかりますが、指サックくらいは使いたかったなと思いました。
一人ヒステリックな中年女性の社員さんがいて、いつも何に対して文句言われるかとその人がいるときはとても冷や冷やしました。
こちらが挨拶しても返してくれない人がいてそれは寂しかったです。


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