まだ別の職場で働いていた時にずっと自分に自信が持てないでいました。
高校卒業してからずっと接客業をしているのに笑顔で接することが出来ないことに悩んでいました。
ある時たまたま入ったパチンコ店で今までに見たことがない接客をするスタッフの人たちがいてとても驚きました。1人だけではなく全員が笑顔で挨拶したり仕事していたりしたので自分もこのお店に入ったら何か変われるかもしれないと思い入りました。

パチンコ店の仕事は想像通り体力勝負です！
営業中は遊技をやめるお客様の玉を運んだり交換したりします。一箱がとても重たいので力がないと大変です！
（でも最近のお店はカードに計算されて交換しなくてもいいという大変便利なものがあるのでお店によってはそこまで力が無くても大丈夫かもしれません。）
交換作業がない間はコース巡回をします。その時にタバコの灰やゴミで汚れている台があればダスターで拭き、ゴミの回収を行います。
あとは不正行為を行っているお客様がいないかどうか、遊技台を確保したまま離れている方の確認、忘れ物の確認などを行います。
カウンター業務もあり、景品交換作業や会員カード作成、場内アナウンスなどを行います。
どこのパチンコ店でも大体同じことをされていると思いますが、驚いたのはとにかく徹底してやる事でした。
身だしなみはとにかく徹底的に、髪型きっちりと、時計やハンカチ、ベルトなど全て揃っているか？爪の長さ、靴下の長さ、アイロンがけしてあるか‥全てクリアしてからホールに出れるという徹底振りでした。
そしてお客様と接する時間を大切にする！誰かがお客様とお話しをしていたら、そのコースを他の誰かがカバーするとかお客様と接している間はその方との時間を大切にしていました。
なのでお客様とのコミュニケーションも大切ですがスタッフ同士のコミュニケーションもとても大切でした。
どのスタッフも1から優しく教えてくれるので、初心者でも心配なく仕事を覚えていくことができます。
ちなみに閉店後は店舗の掃除や台の入れ替え作業、ポスター張り替えなどがあります。
これらもかなり力仕事で、しかも営業終了後なのでキツイと思う方も多い様です。

接客業なので笑顔で挨拶をしたりお客様の要望を聞いたりする事も大切な仕事です。
私が働いていた店舗ではお客様をどの様にしたら喜んで頂けるか？ということを営業終了後の毎日のミーティングで話し合いました。
スタッフが中心となり意見を出し合い、時には意見が割れる事もありますが何でも試してみて良ければ続ける、ダメならなぜダメだったのか？ということを追求していました。
正直ここまでやるお店は珍しいという事でしたが、自分がお客様の立場になった時にどう感じるか？また来たいと思うか？など相手の立場に立って考える事の大切さを学ぶことができました。

スタッフ同士がインカムで本気の指摘をします！
本気の指摘と言うと怖いイメージがあるかもしれませんが、決して怖いものではなく他人が自分の姿を見た時にどう見えているのかをしっかり教えてくれるのです。
走ると危ないとかお客様に挨拶できた？とかアイコンタクト取れてる？とか‥正直「やってるよ！」と思うときもあるのですが、それがまた自分に喝を入れてもらえるというか。
仕事中、みんなが離れた場所にいても声で支え合っていたので辛い時でも頑張ることが出来ました。
そんな仲間が沢山いたので元気がない時は話しを聞いてくれたり、逆に聞いたりする事もありました。みんながお互いの成長を願っている人達なので本当に親身になって考えてくれた事が嬉しかったしこの仲間がいてくれて良かったと思いました。