私の母が私が小学生だった頃に働いていたお店であり、私はよく通っていたところ店長に「高校生になったらうちで働きな」と言われていたのを覚えていたので高校生になった瞬間にお店に行き働きたいという意志を伝えたところ翌日からということで採用決定となった。

当時、周りに居酒屋が少なく私の店の独壇場で売上もとても良く常連客も多い店でした。混んだ時には皆血相を変えて本気で仕事に取り組んでいました。私が高校１年のときから３年まで１?１０全てを教えてくれた先輩がいました。その先輩はとてもとても厳しくアルバイトというのはこんなにも辛いものなのかと感じました。その先輩は曲がったことが嫌いであり仕事が出来れば休んでいてもいいという人であり時に折れそうになったこともありました。しかし、他の先輩方が優しい声を掛けてくれたため私はその店に大学２年まで在籍しました。従業員が皆お客様と楽しくおしゃべりをしながら働いていたのですぐに常連のお客様も増え周りの店舗の方も来店されるようになりました。しかし、駅前にビルが経つなどチェーン店（ライバル）が増え、駅から少し遠かった私の店の売上は落ちていきました。常連客は毎回使ってくれるのですが、新規のお客様はやはり駅から近くすぐ行ける場所に行ってしまい閉店を余儀なくされました。閉店間近になり私はその店の１番歴が長い人物となりお店の清掃など今までありがとうという気持ちを込めて最後の最後まで一生懸命働きました。この店ではその厳しい先輩と出会えた事での自分自身の成長と社会の流れ、お客様と仲良くなれたなど沢山の勉強をさせてもらいました。

まず、お店が混んだ時にどれだけ潤滑に店をまわせるかを考えどの人物をどこに配置すると潤滑にいくなどを指示して店がよい回転をしたときはとてもやりがいを感じます。そして私自身、お客様との出会いを大切にしていた為、どのお客様にもフレンドリーに接していました。そして仲良くなり、休みの日に一緒に来店したりなどが出来た時には自分の接客方法は間違っていなかったと確信に変わり、この仕事をしていてよかったととても大きなやりがいを感じました。

駅付近にライバル店が多数出来た時に売上を落とさない為にもっと何かできたのではないかと感じ、ミーティングなどを行ったりはしたのですが小さな行動しか経費的に起こすことができませんでした。しかし駅前に呼び込みをしに行くことやビラを作って販促サービスを考えるなどもっとやれることはあったと思います。
会社に対して感じたことは、周りにライバル店ができたことによって売上が下がっている＝閉店する。という考えではなくどのようにしたら売上を全盛期のように取り戻すことができるのかをもっと考えてほしかったと感じます。経費を少しでも多くしてもらえれば私たちのその店に対することで出来る範囲が大きくなったりするなど効果はあったと感じています。