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初めてのニット製品の製造及び染色作業の体験談

  • 投稿日 : 2015-07-14
  • 投稿者 : はなまるさん(50代男性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

職安でたまたまニットの染色職人の募集を見つけました。
経験、年齢不問で待遇もまずまずだし、職場は車で約20分くらいのところにあり、通勤可能な範囲でした。
そして何より、染色という珍しい仕事に興味を魅かれたことがきっかけでした。

口コミ・体験談

仕事は自社で編み込んだニット製品(セーターなど)の染色担当ということでした。
とはいえ、染色だけやるわけではなく、大小さまざまな染色釜を同時に扱い、洗い物、乾燥作業、ファー加工などもこなす、以外と目まぐるしい職場でした。
基本的には洗濯機が並んだような作業場での水作業が主だった仕事でした。
染色、洗い、ファーなど、カシミヤなどの高級ニット品を加工するのは、面白味がある反面、かなり大変な作業でもありました。
毎日ずぶぬれになりながらの作業で、洗剤を使っての洗濯作業が多く、手もガサガサに荒れてしまいました。
染色は染料はじめ多くの薬品を使用するため、これも手荒れの原因の一つとなっていました。
染色という、通常の企業では珍しい職種でしたが、実際はとても泥臭いというかとても大変な作業だということを実感しました。
しばらくすると、他の部署で人が足りず、そちらの応援に駆り出されるようになりました。
一時はこちらの作業が本職といってもいいくらい、毎日やらされました。
そのうちやはり染色のほうも覚えてもらわないとということで、両方掛け持ちのような形で半々ずつやるようになりました。
自分としては、どっちでもいから一つにしてくれという心境でした。

やりがいを感じたところ

染色の作業は奥が深くて、ちょっとやそっとでは理解できるものではありませんでした。
その分、やりがいも感じていましたが、他の仕事に回せされてしまい習得できずじまいだったのは残念でした。
一方、回された先では、ニットの生地に蒸気をあて既定の寸法に伸ばす作業をこなしていました。
最初は同じことの繰り返しであまり面白いとは思いませんでしたが、多少慣れてくるとコツめいたものもわかってきて、作業量もこなせるようになり、最後は染色よりこっちでいいやと思うほど夢中でやっていました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

この会社は従業員が30人ほどの小さなところでした。
ニットを扱うゆえに、女性社員が大半でした。
小さいゆえ、社長に意向がとても強い、いわゆるワンマン社長的な会社でした。
研修中の身だったこともあり、私だけは社長に出勤・退勤時に挨拶をするよう命じられました。
今まで務めた職場ではこんなことはなく、それは私にとって、とても苦痛に感じたことでした。
仕事の作業はすべて手作業でした。
染色も洗いもファー加工もすべて作業者の感覚で行なっていました。
また古い小さな工場ということで、設計以外は生産管理も含め何から何まで人海戦術で行なっていました。
大手家電メーカーに勤めていた自分の感覚からすると、もう少し作業を標準化し、システマティックにできたらいいのにと思いました。


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