最初は、タウンワークという求人サイトで
、ベジテリアと同じ会社がやっているお惣菜のお店が募集しているのを見て、そこのお惣菜やサラダが美味しかったために応募してみた。面接で、生ジュースのお店の方でも大丈夫ですか？と聞かれ、はいと答えたら、ベジテリアの方での採用となった。

地元の販売職の中では、飛び抜けて給与が良く、また、半年ごとに昇級テスト(筆記・ロープレ)にチャレンジすることができる。そのテストに合格すると時給が上がるので、ものすごくやる気が出る。福利厚生も充実しており、入社半年後には有給もつく(ただし、店舗スタッフのシフトの都合上、なかなか有給を取れない時もある)。今、自分は妊娠6ヶ月なのだが、3人目で感覚も分かっているし、自己責任で、ということで出産ギリギリまで働かせてもらえる&産んだ後の復帰も約束してもらっているため、安心してお産を迎えることができる。一店舗にメンバーが10人くらいで(うちの店舗は)、年もそこまで離れてはいないので(20代?30代がメイン)、和気あいあいと仕事できる。ちなみに女の子ばかりなので、バイトに出会いの場を求めている方にはオススメしない。客層は、若い人からおじいちゃん・おばあちゃんまで幅広く。赤ちゃん連れのお母さんが来て、赤ちゃんに飲ませたりもしている。県内随一の百貨店に入っているテナントなので、変なお客さんもほぼ来ない。たまに、来るたびに試飲だけして帰る人や、ジュースを買うたびに必ず別で紙入りストローとスプーンをもらって帰るお客さんなどはいるが、まだかわいいもの。

何と言っても、東西の店舗対抗のコンテストは毎回燃える。メイン商品の売り上げ・他商品の売り上げ、予算達成率などの項目を総合して競うのだが、優勝すればかなりいいご褒美が本社から送られてくるので、店舗一丸となって頑張れる。ご褒美の内容は、コンテストによって変わる。金銭だったり、フルーツ詰め合わせだったり、お菓子詰め合わせだったり…順位によって、中身は豪華になる。
あと、お客さんに商品を勧めるために商品の勉強をするのだが、どの野菜やフルーツにどの栄養素が含まれているのか、そして、その栄養素が何に効果があるのか、ということを
知ることができるので、楽しく美味しく食べ物のことを学ぶことができるのはいいと思う。

ジュースは夏に良く売れるものなので、もっと一年を通してコンスタントに売り上げがあがればいいのにと思う。たとえば今、店舗では、寒い冬もオススメできるよう、栄養たっぷりの旬のお野菜を使ったスープを販売したり、季節関係なく売れるお野菜系のジュースを販売したりはしている。しかし、やはり夏の売り上げと比べると、差は歴然。かといって、何か目ぼしい新商品やアイディアがあるわけではないので、現象を甘んじて受け入れている状態である。一応、夏期・冬期の売り上げの総合で1年間の予算は達成するものの、冬期の売り上げがもっと伸びれば、全体の売り上げの底上げもはかれるはずである。ただ、自身も含めて、店舗スタッフには自分から進んで提案する人間がいない。どこまで店舗として実現できるものか、本社がどこまで許容してくれるかという問題で、アイディアがあってもなかなか提案しにくい環境ということもあるし、一人一人が店舗のすために何ができるか、売り上げを伸ばすためにはどうしたらいいかということを考えるだけの、仕事へのモチベーションが低い気がする。そこが改善されれば、本当にいい店舗になると思う。