地元の求人情報紙、チャンスを見て応募しました。
チャンスは、ドーモ等に比べてマイナーな場所や店の求人が多く、主婦友達にあまり働いているところを見られたくない私はそこから選びました。
土日の朝短時間という自分の希望にあった求人が、たまたまミニストップでした。

学生時代、他のコンビニエンスストアで働いたことのある私は、レジ打ちや商品陳列はなれていて、すぐに採用してもらえました。
勿論初めてコンビニエンスストアで働くという方でも、誰でも覚えられるような簡単な仕事なので、採用されやすい職場だと思います。
フードの商品はそれぞれの店のアピールポイントでもあるので、コンビニによって違います。
中でもミニストップは、かなり種類の豊富な店。
大丈夫かなと自分でも心配でしたが、一緒に入ったパート仲間がとても親切な人で、助かりました。
最初は一つ教えてもらい、それが出来たら次のもの、また覚えた頃に次のものの作り方を教わるという段取りで進めてもらったので、家事の合間でも無理なく仕事には入れました。
困ったのは、あまりフードを作るのになれていない頃、お客さんがたくさん並んでしまった時。
とにかく早く作るために全てをパート仲間の人が引き受けてくれて、私はレジを打つだけだったので、すごく申し訳なく感じました。
でも、そのように親切にしてもらったからこそ、私も早く覚えたいなと思えて、仕事をきちんと任せられるようになりたいという意識に繋がったんだと思います。
店長はかなり無愛想で、なんの声かけもしてもらえなかった分、一緒に入ったパート仲間がいい方でよかったです。

やりがいはあまり多くない職場だと思いましま。
強いて言えば、入ったばかりの頃は一緒の時間帯に入っているパート仲間に頼りきりだったのが、だんだん聞かなくても自分で出来るようになり、仲間の信頼を得ることが出来たのがやりがいになった気がします。
あとは、フードを手早く上手に作れるようになるのが意外と難しく、綺麗に仕上がった時やテキパキ提供出来たときは嬉しかったです。
レジ打ちもやればやるほど手元が早くなり、列になったお客さんを出来るだけ短時間でさばくのが楽しく感じました。

たまたま私が勤務していた時間が、店長がいない時間帯でした。
そのせいか、全ての管理が私と私と一緒に入っているパート仲間に任されていました。
それはいいことでもあるのですが、店長は自分の入っている時間帯以外のことに無関心であるように感じました。
例えば新しく新人さんが入っても、同じ時間に入る人に任せきり。
店長との接触はなく、何か問題があるとその時間帯の責任者が怒られるのが不憫に思えました。
もっと店長が色々な時間帯のメンバーと意見交換しあって、活気のある職場を私は望んでいたのですが、店長はそういう人ではなかったのが残念に感じました。
勿論店によると思いますが、私のいた店は
よく言えば淡々と、悪く言えば変化のない職場という印象でした。