この仕事を選んだ理由やキッカケ
ベーカリーでパンを作る仕事がしたいと思い、タウンワークを見て探していたところ、パン製造の求人を見つけて応募しました。なぜパン製造を選んだのかというと、一度技術を身に着けたら、永きに渡って続けていける仕事だと思ったからです。流行に左右されず、衣食住の基本的なゆるぎない仕事がしたいと思いました。
口コミ・体験談
毎日、パンの匂いに包まれて、とても幸せな仕事です。とてもハードで体力がないと勤まりませんが、やる気があれば、最初は重いパン生地を持てなくても、徐々に力がついて、力仕事もできるようになります。昔は男性のお仕事でしたが、今では男女問わず働くことができます。オーブンの作業では小さな火傷をすることもあるので、希望によりオーブンをしなくても大丈夫です。もし力仕事が無理ならば、焼きあがった後のパンにチョコレートや粉糖などで装飾をする業務や、サンドイッチを作ることもできます。粉からパン生地を練って作りますので、パンについての勉強になります。パンの成型は最初は難しくてなかなか上手にできませんが、親切に教えてもらえるので、徐々に上達します。時間をかけて学んだ技術は、確実に身になり、自分に自信もついてきます。オーブンの仕事は暑いですし力仕事でへとへとになりますが、その分働いた実感がわきます。そしてふっくら膨らんだパンがオーブンから出た瞬間の感動を見ることができるのは、オーブン担当の醍醐味です。仕事全般はチームワークで進めていくので、人と協力することも学べます。アルバイトでも数年働けば認められ、発注なども任されるようになります。店舗の仕組みも徐々に覚えることが可能です。
やりがいを感じたところ
老若男女問わず、お客様が嬉しそうにパンを買ってくださるのを直に見ることができるのは、一番の喜びです。泣いている赤ちゃんに、お母さんがすぐさまパンをあげることがあるのですが、間違いなくピタッと泣き止むのです。年配の常連のお客様がいつも楽しみにしてくださっていることも嬉しいです。仕事そのものに関しては、毎日少しずつ少しずつ上達していき、昨年できなかったことが今年はできるようになっていることが嬉しいです。パンが焼きあがって売り場に並べた時に、本当にきれいに見えた時は感動します。作った甲斐があったと思います。自分自身の技術の上達も嬉しいのですが、年数を重ねて、後輩を教えるようになった時には、教えた人が上達するのにやりがいを感じました。
こうだったらもっと良かった!と思うところ
チェーン店なので、折角なじんだ上司が転勤してしまうのがとても淋しい感じがしました。私が働いていた時だけでも店長も変わり、製造長も2回変わりました。もっと教わりたいことがあったのに、残念だと思うこともありました。次の上司からはまた新たなことを教わるので、結果的には悪くはないのですが、移動される度に残念に思いました。そしてこの店舗では、本部から送られた製品を作っているのですが、店舗独自のオリジナル商品は作っていませんでした。ベーカリーによっては、チェーン店でも店舗ごとにオリジナル商品を作っている所もあるので、この店舗でもオリジナル商品があればよかったと思います。技術的に素晴らしい人が多かっただけに、オリジナリティのある個々のパンを見て見たかったようにも思います。
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