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事務所によって実態は様々

  • 投稿日 : 2016-01-10
  • 投稿者 : なおさん(30代女性)

総合評価

  • 4.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

それまで勤めていた会社の事務職を辞め、新たに事務員としての仕事を探していました。
前職が大人数の組織で派閥や人間関係に悩まされることが多かったため、少人数の職場を希望。
自分の勉強にもなってスキルアップをはかることのできる法律事務所での勤務を選びました。

口コミ・体験談

大所帯の前職に合わず少人数の職場を選んだため、勤務した事務所は従業員が事務員数人の個人事務所。
アットホームな雰囲気で人間関係に悩まされることはなかったのですが、事務員が少ない分、雑務から事務まで何でもひと通りこなせるスキルが求められました。
それまで法律の専門用語などはまったく知らなかったので、最初は指示されたことを理解するだけでもひと苦労。
また、弁護士の業務は幅広いため、事務員もあらゆる事案にマルチに対応しなければなりませんでした。
弁護士は常に多忙で、先輩職員が不在のことも多いため質問をしたくてもできず、あらゆる資料を探して自分なりに答えを見つけるスキルも必須です。
ただ、事務所によって事務員の業務も雰囲気もまったく異なるらしく、大規模事務所では事務分掌が完全に決められていてルーティンの業務をこなすだけのところもあるらしいです。
また、これも個人差はあると思いますが弁護士の先生は依頼者には優しく頼りになる先生でも事務所では基本的に我儘。
気難しい弁護士について働くことも多いので、上手くストレスをコントロールする方法を身につけていないと振り回されて疲れてしまいます。
私が勤務していた事務所の弁護士は普段は優しくて一緒に働きやすかったのですが、意外にナイーブなところがあって一度落ち込むと立ち直らせるのが大変でした。

やりがいを感じたところ

困っている人が悩みを抱えて駆け込んでくるのが法律事務所なので、やりがいを感じるのは何と言ってもトラブル解決の時です。
実際に力を尽くして事件を解決に導くのは弁護士なのですが、その作業を助けることで少しでも自分が依頼者の役に立てたのかもしれないと思うと、地味で大変な作業も頑張ってよかったと思えます。
一番最初に暗い表情で事務所を訪れた依頼者が、肩の荷をおろして晴々した顔で帰って行く姿を見ることができるのが何よりも嬉しいです。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

事務所によって状況は変わるのかもしれませんが、小規模個人事務所では事務員の待遇はあまり良くありません。
事務作業の他に日常雑務や、弁護士の抱える業務によってはたまにかなり重い荷物運びなどの肉体労働まで、何でもこなさなければならない割に、給与はまさにスズメの涙。
昇給の幅も一般企業に比べると寂しいものです。
賞与も支給される事務所と支給されない事務所があり、退職金も保障されないところがあります。
大規模事務所になると事務員の待遇も良く、賞与の支給などもしっかりしているらしいのですが、小規模個人事務所の事務員の給与では共稼ぎならともかく家族を養うほどの収入を得るのは難しいと思います。
もう少し手厚い福利厚生があれば…と思わずにはいられません。


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