親戚に介護関係の仕事の方が多く、私の祖父も身体が弱かったので、いつか自分で祖父のお世話をしたいという気持ちから介護福祉士の資格を取りました。
祖父は早くに亡くなってしまいましたがこの道を進む事を決断させてくれた祖父には感謝の気持ちで一杯です

失敗談ではないかもしれませんが、患者さんの名前を覚えるのがかなり大変でした。
職員と合わせて何百人もいたので苦労しました。やっと覚えたと思ったらすぐに新しい人が来るので名前を間違えて呼んでしまったり呼ばれたりという事も多かったです。
職員を間違える分には笑い話で済みますが患者さんの場合は検査や投薬等があるので間違えない様に細心の注意をはらっています。
特に同姓同名の方は意外にいらっしゃるのでいつも気を付けています。

実際に仕事をやってみて大変だった事は、夜勤ですね。
やる前から覚悟はしていましたが、いざやってみるとかなり大変です。
労働時間が日勤の倍ありますし、夕方から勤務なので昼間は寝たいと思ってもなかなか寝付けなかったり。
ナースコールも鳴りっぱなしの時は流石に嫌になる時もありました。
ただ大変な分終わった時は充実感もありますし、朝帰れるのは嬉しかったりもします。
夜勤の翌日は必ず休みでしたし自分の時間も作りやすかったです。

大変な事ばかり書きましたが結局は慣れだと思います。
介護の仕事だけではないと思いますが慣れると大抵の事は我慢出来たりします。
夜勤も朝から遊べると思えば今は楽ですしむしろどんどんやりたいですね(笑)

患者さんから感謝の言葉、気持ちを頂いた時はやっぱり嬉しいです。これだから辞められないって思う瞬間でもあります。
どんなに気難しい患者さんでも誠意を持って接していればいつか報われます。
言葉でありがとうと言えない患者さんでも、感謝を伝えようとしてくれてるんだなと感じた時は泣きそうになります。
あとおばあちゃんからバレンタインとか貰えると嬉しいですね(笑)
どんな形でもいいので患者さんと接している時はやってて良かったと感じます。

仕事というよりは職場になりますが、部屋が狭かったのでベッドでの移動が出来ないのは不便でしたね。寝たきりの人を検査にお連れする時は大変でした。
ナースコールが【どの部屋で鳴ったか】までしか分からなかったので【どの部屋の誰が鳴らしたか】まで分かるといいのになと思います。ナースコール鳴る度に部屋まで行って誰が鳴らしたか確認するのは自分にも患者さんにも負担かかるので改善して欲しいですね。

仕事でいえば給料ですね。
いつでも言われている事ではありますが労働に対して給料が安すぎると思います。
せめて手当てだけでももう少しつけてほしいです。
専門学校等に行くのはあんなにお金がかかるのに働き始めてからの給料が安いのは納得出来ないです。