折込チラシに「オープニングスタッフ募集」という求人広告が入っていて、それに応募しました。
オープニングスタッフなら、全員が同じ時期にスタートするので、先輩に気を使わなくて済むだろうと思いました。
当時、私の住んでいる市ではスターバックスの店舗が初出店だったせいもあり、ものめずらしくもありました。

その当時まだスターバックスの店舗が少なかったせいか、外見がきれい・かわいいか、愛想が良くて感じが良い男女しか採用されず、
たかがアルバイトなのにレベルが高い、と思いました。
大学生・主婦・フリーターがほとんどでした。（女性が９割）。
スタバの店員って言っても、端的に言うと「体力仕事」です。
氷を運んだり、牛乳を運んだりと力仕事が多くありました。

シフトは毎日長時間入ることが出来ず、せいぜい週に２，３回で、１日４時間程度なので、お金にはなりません。
（時給は８００円でした）。
また店長や社員さんが若い（２０代か３０代前半）ため、ノリが部活のようでした。
私は普通に事務の社会人経験をしてからのバイトでしたので、若すぎるやかましいノリに付いて行くのが苦痛でした。
（一人で浮いてました）。

仕事に就く前に東京の研修センターで１日がかりでコーヒーの作り方の研修をしたのですが、
施設が充実していて講師も教え方も上手で、その辺りはさすがの一言です。
この様な研修を経て、アルバイト同士の団結力や結束力を強めて行くんだな、と思いました。
またアルバイトを集めてイベント（抽選会や懇親会）などを行い、仕事のモチベーションを高めようと
努力している姿が見受けられました。

スターバックスというブランド力で、アルバイトを安くこき使おう、という魂胆が見え見えな気もします。
あの仲良し部活状態に溶け込める人は、とても楽しい職場だと思いますが。

注文を受けた後に「〇〇　フラペーチーノー！」などと大声で全員で復唱する意味はあるのでしょうか？
あれはずっとやってると疲れますし、お客としても「うるさいな」と思う時があります。