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陸上自衛隊第3普通科連隊に所属していて思ったこと

  • 投稿日 : 2016-03-17
  • 投稿者 : さんぞうさん(30代男性)

総合評価

  • 4.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

私は学生のころから国防に興味があり、自衛隊への道を進みました。リクルーターの「資格免許が無料で取れる」という誘い文句も魅力的で、自衛隊の任期が終わったら資格を元手にステップアップしていこうと考え、自衛隊の門をたたきました。

口コミ・体験談

自衛隊は良くも悪くも公務員です。福利厚生面は一流企業と比べてもそん色ないほどでした。流石親方日の丸だな、と思いましたが給与面は中小企業と同程度かそれより低い感じでした。世の中にはもっと低い丘陵で頑張っている人もいるんだ、と自分に言い聞かせて頑張って勤務していましたが、冷静な目で見ると低い方だったと思います。また自衛隊の特殊性から残業代という概念がありません。よって、残業をいくらしても残業代は増えません。それは考え方によっては「いくら残業したって残業代は出ないんだから、時間内に仕事を終わらせて余暇を充実させよう」というプラス面でも考えられますが、忙しい職場、または対して忙しくないのに何かにつけて理由をつけて残業を矯正したり、業務は終わっているのに帰りたくないのかダラダラ居残っている隊員がいる職場などははっきり言って効率性が悪いし、人生の貴重な時間をどぶに捨てているといっても過言ではありません。また総じて隊員のレベルが低く、自動車工場の季節工員と同程度です。話すことといえば女がどうした、パチンコがどうしたばかりで知性的な会話は皆無です。バカに染まりたくない人にはお勧めできない職場です。また、うたい文句の各種免許についてもただで取れるのは自動車免許だけであまり社会に出てから役に立たないものでした。

やりがいを感じたところ

 震災や災害派遣では頼られる存在ですので、地震があった際に災害派遣でいくと命の恩人だ、と本当に感謝されます。
 また日々の生活は自衛隊がいてくれてこそ平和に過ごすことができているんだ、ありがとうと声をかけていただくことも多かったので、そういう意味では社会に貢献できているんだと自衛隊という仕事に関してやりがいを感じることができました。
 災害が起きるたびに注目されたり感謝されるのは本来であればあってはならないことですが、いざというときの備えであるということに対する誇りは感じました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

自衛隊は監視すべき機関がありません。防衛省の職員がその役目を務めているといわれますが直接指導したり見に来ているのを見たことがありません。もっとちゃんとやっているのかどうか頻繁に見に来る必要があると思っています。また自衛隊に対する苦情等の意見提出窓口を設置し、自衛隊に対する苦言をまとめて対策をトップダウンで講じるという制度を作る必要があると思います。警察でいうところの都道府県公安委員会の監察のような機関を設置し、自衛隊の活動に対して監視の目を光らせるとともに、適切な助言、施策ができるようにならないと、自衛隊はその時その時の風潮であっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロと無策で思いつきのままのルール作りや制限ができてしまいます。自衛隊は過去の古びた教訓からできたルールが2重3重にも積み重なり何が正解なのか訳が分からない状態になってしまっていると思います。


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