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地域情報の発信は面白い仕事だったが、激務のため社内はギスギス

  • 投稿日 : 2016-03-15
  • 投稿者 : YIさん(30代女性)

総合評価

  • 2.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

前職は出版業界で編集をしていたのですが、Web業界の方が将来の発展性があると思い、Web業界への転職を決めました。
この会社は、Find Jobで募集していたのを見て、Web業界未経験でも問題なかったこと、街歩きが好きだったことを考えて地域情報の発信をやってみたいと思い、応募しました。

口コミ・体験談

良かったこと:ボーナスが出る。業界水準を考えると、比較的給与が高い。ライター、フォトグラファー、デザイナーと一緒に業務を行うので、制作ディレクション能力が付く。
飲み会などのイベントが少ないので、終業後の付き合いが煩わしい人には有り難い会社かもしれない。(その分、仕事が忙しくて飲みに行く余裕が全くなかった)
WordPressをベースとしたCMSの操作が主な業務なので、PHPやWordPressに詳しくなる。

悪かったこと:社長がワンマンでどうしようもない人なので、社員が定着しない。表面的にはWeb制作会社だが、実態は営業会社なので制作は営業の言いなりになる。クライアントはほとんどが大手デベロッパーで圧倒的に力が強く、クライアントが黒といえば白でも黒になる。また、クライアントに都合の悪い事実(埋立地であることや地盤沈下が心配されている地域など)は徹底的に隠され、地域情報の発信と言っても実際には「クライアントに都合のいい情報の発信」になってしまっていた。
社内の人間関係もあまり良くなく、基本的に営業と制作チームの仲は悪い。
また、ライティング、写真撮影、デザインといったクリエイティブを外に丸投げするので、社内にノウハウが残らず、人がどんどん入れ替わっても業務に支障が無い。社長をはじめとしたマネージャー陣は、社員をいくらでも替えのきく会社の歯車程度にしか思っていない。

やりがいを感じたところ

首都圏をはじめとした地域の知識が身につくので、街歩きが楽しくなる。自分が担当している案件の地域に遊びに行ったり、ローカルな電車に乗ってみたり、業務で得られた知識で自分の見分が広がるのはやりがいだったと思う。
また、ボリュームが多くて大変だったサイトを公開したときやクライアントから感謝の連絡を貰えた時は達成感があった。
Webサイトだけでなく、マンションのモデルルームに置くパンフレットの制作などもしていたので、前職(編集者)の経験が活かせた。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

社長がもっと社員の意見を聞いて、風通しの良い会社だったらよかったと思う。社長は完全なワンマンで、副社長は営業があげた売り上げを自分の趣味(地方移住のマッチングサイト)に使い込んでしまい、社員のモチベーションがまったく上がらない状態を作り出してしまったので、会社は社長や副社長のものではなく、社員のものでもあるという意識が経営陣にあったら社員も定着するし、やる気も向上したのではないかと。
また、給与が高いのは有り難いものの、そのぶん激務で毎日のように終電帰りという日が続いていたので、そこも問題だと思う。業務効率の取り組みを全くせず、社員が疲労困憊していたのが問題だった。社内の人間関係があまり良くなかったのは、きっと皆が疲れていたからではないか、という気がする。


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