もともとファッションが大好きでそのお店に買い物に行ったのがきっかけです。
お洋服はもちろん、店員さんのファンになり、店員さんに憧れて私もここで働きたい！と思いました。
ブランドのHPから採用情報を調べて応募しました。

仕事内容のメインは接客ですが、まずはブランドのコンセプト、イメージに自分自身がふさわしくなるようにヘアーやメイク、肌の色など身なりを整えました。
そしてお洋服を着こなし、お店に立って仕事をしている時は『私は動くマネキン』と言うかのように常に外見を意識をしていました。
足元は常にヒール１０ｃｍ以上の靴を履き８時間立ちっぱなしで、仕事がおわる頃には足に激痛が走る毎日でした。
出勤退勤の時も、自分が店員であることを意識し行動するようにとの教えの元、私服のコーディネートなど勤務時間以外でも常に気が抜けなかったことを覚えています。
また、ファッションに関する知識を身に付けたり、流行には常に敏感になってファッション誌を読み漁ってましたね。
お客様に接客するときの言葉遣いや言い回しなどもたくさん勉強しました。

憧れだったアパレルの世界。
仕事をはじめるまでは華やかでキラキラした世界のように思えましたが
いざその世界に踏み込んでみると、体力勝負。
ころころ変わる流行についていくのも必死でした。
知識を身に着けようと頭の中は常に仕事のことでいっぱいだった気がします。
それに常に流行のものを身にまとうという事で洋服代や美容にかかるお金など金銭面からするとかなりきつかったです。

でも仕事のおかげで常に流行の最先端にいることができて
流行に染まっている自分に自然と自信が持てました。

自分が着ているお洋服が売れたときはとっても嬉しかったです。
お姉さんが着ているから魅力的。
お姉さん憧れ、かわいい、ファンです！などそういった言葉を言ってもらえた時など外見に対する評価をもらえた時。

お客様に提案したお洋服やコーディネートが気に入った！
あのお洋服を着てデートがうまくいったよ！
お姉さんに接客してほしい！など接客にたいするひょうかをもらえた時。

身なりや接客、どちらも評価されたときは本当にやりがいを感じました。

やはり金銭面です。
仕事柄、常に流行のものを身にまとわなくてはならなかったので
お洋服代はかさみますし、ヘアやメイクもシーズンごとに変わるのでメイク道具を買ったり美容室にいったりとお金がかかることが多かったので
少し支給してもらえたらよかったかなと思います。
ブランドのイメージに合わせてなのか、店内が薄暗くアップテンポの音楽がかかっているといった感じで
ちょっと入りづらいといった言葉を耳にしたりすることも多かったです。
年齢層が限られたりしてしまうこともあったので、ブランドイメージも大事ですが
売り上げにつなげるためにも店内の雰囲気づくりを改善したらいいかなと思いました。
より多くの方にブランドを知っていただいて、ファンが増えたらいいです。