もともと接客業しかやったことがなく、そのときに色々な方から「販売業に挑戦してみたら？」と言われたので家電の知識を増やせば今後買うこともありますし、製品の良さや悪さなども把握できるので思い切って応募しました。

　お店に入ったとき、初めて人混みに酔ってしまいました。初日は具合が悪くなり休憩中はずっと頭が痛かったです。その当時は買いたいお客様が多かったので、商品説明を真剣に聞いてくれるお客様が多かった記憶があります。私も勉強はしましたが、簡単にわかりやすく説明することがうまくできなかったと思います。そういった中でお客様が真剣に商品説明を聞いてくれたのでとても感謝しています。
　イマイチと感じたのは、お客様も並んだり待ち時間などイライラした方が大半だと思いますが、無駄に怒鳴られました。「お前らまだおわんねぇーのかよ！」、「なにチンタラやってるんだよ！俺は商品決まっているんだから説明聞きたくねぇーんだよ！早く手続きを行えよ！時間がねぇーんだよ！」などかなりの罵声を浴びました。さすがにこの暴言はひどすぎると思いました。
　失敗談は算数が苦手なこともあり、よく計算間違えをしていたためにパソコン入力をする方からよく「算数苦手？」と言われました。「電卓使って計算してるのになんで？」とも言われてしまいました。忙しさもあって焦ってしまったからだとは思いますが、計算間違えはしてはいけないと思いました。あとは、とても動く仕事でしたので、「どこ行った？」と周りが探していたことなどもありました。

　商品説明を聞きたいお客様が、真剣に話を聞いてくれてことです。特にご年配の方は使い方がわからなく、どうやって表示していいかわからないなどといった質問をよくされていたので、細かく教えてあげるとすごく喜ばれ、「この仕事をしてよかったなぁ。」なんて思ったりしました。したっぱということもあり、とてもかわいがられました。よく周りから「頑張ってるね」と声をかけていただきジュースをごちそうしていただいたりしました。

　あんなに混んでいなかったらよかったと思いました。自由に接客して、いろんな方のお話を聞いて、こういったのがある、こういうのがこの方にオススメしたいと思ったりしました。あの時の状況はさばくのが仕事という感じではありましたのですごく残念に思えます。あとは、私自身の商品知識をもっと増やせば説得力のある販売が出来たのかもしれません。商品知識が足りないと感じ勉強はしたのですが、もっと勉強すれば違ったのかなぁ、と考えることはありました。
　他には焦っていたために電卓の計算があまりにも間違えていたこともありましたので、一つの作業に集中し、冷静に正確にできたらよかったと思うことは多々ありました。そのおかげか二度確認を徹底するようにしました。