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営業テクニックよりもまず商品に自信を持つことから始めました。

  • 投稿日 : 2016-04-29
  • 投稿者 : りこさん(30代女性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

大学での就職活動の際、営業職でインセンティブが入ってしっかり稼げる会社を探していました。
リクナビ(だったと思います)で見つけた新卒採用の条件がとても良かったため、応募し
何回かの面接を経て採用されました。


口コミ・体験談

絵画や宝石など効果な商品を取り扱う営業販売だったんですが、
新卒の私には取り扱う値段がとても高く、
「価値のあるものだから売れる、自分はお客様にとって価値のあるものを販売している」という感覚になるまでに
時間がかかりました。

怯えながらの営業をしていた頃は全く売れず、
毎日仕事に行くのがとても辛かったです。
当時は、先輩や上司に「商品の売り方やテクニック」ばかりを聞いていましたが、
ある日上司から「取り扱っている商品を自信を持って勧められる根拠を持たないと、お客様はあなたの話を聞いてくれないよ」と言われ、
道が開けた気がしました。

価値を理解していないので、その商品をお勧めすることにためらいを感じていたんです。
何百万円という商品も多く、大学を卒業したばかりの私は怖気付いてしまっていましたが、
お客様の立場になって考えると、営業をしている人がその価値を分かっていないのに、
お勧めされている人は尚更商品の良さなんて理解出来るわけないですよね。

その後、商品の勉強をしっかりと行い、値段に相応した商品なんだと自信を持ってお勧めできるようになってから
営業成績は徐々に伸び出し、仕事が楽しいと思えるようになりました。
成績がなかなか伸びない私を根気強く見守ってくださった上司には感謝しています。

やりがいを感じたところ

高単価の商品を販売するため、欲しいとは思っていても踏ん切りがつかないお客様はたくさんいらっしゃいます。
そんなお客様の背中を押す何か大きなポイントを探すのが私の仕事だったんですが、
私の一言がお客様にハマり、「買います!」と言ってくださった時は本当にうれしかったです。
その後、「あなたじゃなかったら買ってなかったわ」と言ってくださる方もいて、
商品が売れることはもちろん有難いことですが、
人生で何度も買うことのないものを私から買ってもらえたことに喜びを感じました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

もっと人生経験を積んでから入社していれば良かったと思うことがあります。
新卒で入社した同期の面々は1年から3年の間にどんどん辞めていきました。
逆に中途採用で入ってきた社員さんは長く働く方が多かったように思います。
高額商品に対する価値観もあると思いますし、営業職特有の成績に対するプレッシャーもすごかったです。
「会社とはこういうもんなんだ」「こういう会社もある」と経験から思える方にはそこまできつくはないかもしれませんが、
新卒で社会を知らない私にとっては棒切れ1本・布の服で戦争に行くような感覚でした。
あと、中途採用の方の方が上手にサボっていました。
新卒でも息抜きを上手に出来る人の方が成績は良かったです。
私ももう少し上手にサボれていたらと思います。


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