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忘れることのできない若かりし頃の懐かしい思い出

  • 投稿日 : 2016-05-14
  • 投稿者 : Kenさん(60代以降男性)

総合評価

  • 4.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

貧しい大学生の頃の思い出になります。といっても、訳あって25歳で大学に進み、28歳で結婚した頃のことです。勉強をして、その上、結婚生活を送るためにはお金が必要です。しかし、収入はわずか、何でもよいから効率的に稼ぐ手段を探していました。当時、豊中市の千里中央駅のすぐ近くの公団住宅に住んでいました。そして、11階建の公団住宅から歩いて1分の所に、千里阪急ホテルがありました。通勤時間の節約・・・の観点から、これ以上の職場はあるでしょうか・・・。迷わず、このホテルのレストランのウェイターの仕事に申し込み、採用して頂きました。

口コミ・体験談

私にとって先ず挙げられる良い点は、上で申し上げた「職場が近い」ことですが、私よりちょっと年上の職場の男性チーフの方は頼りがいがあり、非常に親切に仕事の仕方に関して教えて下さいました。あまり、細かいことは言われず、要所要所だけをきちんと押さえるように指示される、上司としては理想的な方でした。我々の主な仕事は、お客様から受けた注文を調理場のコックの方に伝え、出来上がったものをお客様の所まで運ぶことですが、コックの中には情け容赦なくウェイターをどなりつける人がいたりして、嫌気をさすことがよくありました。「いくらウエイターと言えど、何で俺より若いコックからどなられないといけないの・・・?確かに、この職場では俺の方がずっと後輩だが・・・」と。そんなときも、先程のチーフの方は「いいわ、いいわ、ここは俺がやるから、向こうで休憩しておいで・・・」とおっしゃって、私達ウェイターをよくかばってくれたものでした。
一方、私のようにアルバイトとしてウェイターに就いている人のほとんどは大学生で、皆さん良い人ばかり。大学の情報交換をしたりバイト終了後には一緒に食事やパチンコに行くこともあり、とても楽しくお付き合いをさせて頂きました。

働きやすい職場、居づらい職場・・・いろいろですが、やはりどんな上司の下で働くか・・・これが長く続けられるかどうかを大きく左右しますね。

やりがいを感じたところ

当然と言えば当然ですが、最もやりがいを感じたのは、お客様に喜んで頂けたときです。お客様が喜ばれる要因には、大きく2つのことがあります。

1つは、注文された料理がお客様のお口に合う場合です。これは、コックの腕にほぼ100%依存することで、我々ウェイターの仕事とは関係しないことと言ってよいでしょう。

もう1つは、我々の接客の仕方にご満足頂けたときです。我々の仕事の中心は「注文をとって、それをコックに伝えること」と「できた料理をお客様に給仕すること」ですが、これがすべてという訳ではありません。我々ウェイターは職場にいるあいだ常にさりげなくお客様の一挙手一投足を見ていなければなりません。そしてお客様が要望されることを機敏に察知し対応していくことがとても大事です。こういう対応を評価されたかどうかは、レストランを退出されるときのお客様のご様子で感じ取ることができますし、実際にその旨をお言葉にされるお客様もいらっしゃいます。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

私がお勤めさせて頂いた頃、お客様がお掛けになる席のテーブルはあまり広くはありませんでした。したがって、幾皿も並ぶような料理の場合は、その置き場に困りました。おそらくお客様サイドでも同様に感じたでしょう(ずいぶん前のことなので、今は改善されている可能性があります)。

また、さきほど申し上げたことと少し重複しますが、働きやすさは職場の人間関係がその大半を決めます。人間関係がスムーズにいっておれば、仕事そのものの辛さは多くの場合乗り越えられます。逆に、仕事そのものが自身の興味を引くものであっても人間関係がスムーズにいかなければ、その職場で長続きすることはできません。そういう意味で言えば、私が経験した頃のこのレストランの仕事は「あまり良かったとは言えない・・・」となります。もっとも、私自身の生活がかかっていたことと、これ以上に近い職場はありませんでしたので、2年間ほど耐えてお仕事させて頂きましたが・・・。



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