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美術館の監視員のアルバイトが楽しかったことについて

  • 投稿日 : 2016-06-10
  • 投稿者 : あみさん(20代女性)

総合評価

  • 5.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

きっかけはフロムエーを見たことです。大学4年の時、就活が終わり時間に余裕が出来たので、1日フルタイムで働けるアルバイトを探していた時に求人サイトで見つけ、ちょっと変わっていておもしろそうだと思い応募しました。

口コミ・体験談

「美術館の監視員」と聞いて、始めはクーラーの効いた展示室の中で作品の横にただ座っていればいいのかと思っていましたが、実際は違いました。
もちろん、お客様の少ない日はただ静かに椅子に座っているだけの日もあったのですが、人気のある企画展の土日祝日はお客様でごった返していて、一日中ずっと立ちっぱなしのこともあり、対応するのが大変でした。
監視員として働く前、最初に研修があったのですが、その時研修を担当されていた社員さんは「美術館の監視員は、展示されている作品のSP(警備員)」だとおっしゃっていました。
つまり、展示されている作品がお客様の手によって形を崩されたり、作者さんの意図と異なる扱われ方をされてしまうことがないように、守る役目があるのです。
実際に、軽い気持ちで展示品に触ってしまわれたりするお客様はたくさんいました。元気なお子様はいきなり走って作品に突撃してきたりするので特に注意が必要でした。
ちょっと触るくらいで作品が壊れたりするものかと思われますが、全員にそれを許していたらキリがなくなってしまいます。指紋の跡が残ったりすれば、色々な思いを込めてその作品を作った作者さんも悲しいでしょうし、作品本来の価値が失われてしまいます。
だから、ちょっと作品に近づきすぎてしまったりしているお客様に声をかけるのが監視員の仕事だったのですが、それをあまり快く思わないお客様も多くいて、厳しいお言葉を受けることもありました。

やりがいを感じたところ

展示室は広いので、交代制で色々なポジションをローテーションして監視することになっています。そのため、毎日20人くらいの同僚がいました。同僚は年代も性別も様々だったのですが、みんな素敵な人ばかりで学校のような雰囲気でとても楽しく、休憩時間のたび話すのがとても楽しみでした。また、何より働いていてよかったと思ったのは企画展の展示を鑑賞できることです。それまでは美術にあまり興味がなかったのですが、展示室の作品は見るたびに発見があり、とても有意義な経験でした。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

前述した通り、監視員は数も多く、展示室内のポジション交代など人の入れ替わりも激しいので、シフトを始めとした人員体制がとてもシステマチックに管理されていました。お給料は特別高いとも低いとも感じませんでしたが、時間がしっかり区切られていて人の管理がしっかりされているのは好印象でした。事前の研修もしっかりとあり、毎朝朝礼で連絡事項が伝えられ、わからないことは社員さんや他の社歴の長いアルバイトの方に気軽に聞けるようになっていました。特別な知識はそこまで求められませんでしたが、やはり経験がないとわからないことも多かったので、会社に入ったばかりの時にそういった部分を補える体制が整っていたのはすごく助かりました。


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