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貸金業経験のメリット・デメリット(あくまで私個人の意見)

  • 投稿日 : 2016-06-13
  • 投稿者 : まちこさん(40代女性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

求人雑誌を見て応募しました。特に希望した職種ではありませんでしたが、未経験者OKだったのと、それなりに福利厚生がしっかりしていたこと、給料面や勤務地など、待遇面を見て、その仕事に応募してみようと思いました。

口コミ・体験談

金融業というのはやはり特殊な世界でした。小さな貸金業者(昔でいうサラ金)だったので、特に部署が分かれているわけでなく、社員全員がほぼまんべんなく全体の仕事に携わっていました。なので営業の電話をすれば、次に督促の電話をし、時には滞納者宅まで直接取り立てに行くこともあり、かなり忙しかったです。私は数字が苦手だったので、一時期経理を任された時は、他のひとが経理をしていた時よりあきらかに時間がかかり、いつも上司に叱られ半泣きでした。個人に合った仕事をさせてくれればいいのに、せめて誰が見ても数字がダメな私に経理をさせるなんて…と、当時は会社を恨みましたが、後から考えると、得意不得意関係なく、社内での色んな仕事をすることで、仕事の流れを理解できるようになったのかな、と思います。
待遇の面ですが、募集時は良い待遇しか記載されていませんでした。実際はかなり酷使され、ほぼ毎晩8時まで残業でした。8時過ぎて仕事が残っていても、それ以降はサービス残業。朝の早出や休日出勤も当たり前で、『家には寝に帰るだけ』という言葉がピッタリでした。
ただ、会社は女性対象の金融だった為、社員も9割は女性でしたが、仕事には厳しくとも人間関係は良好で、女性独特の嫌味な雰囲気がなかったのが救いでした。
それ以前は派遣業もしていた為いろんな職場で働いた経験がありましたが、後にも先にもその職場ほど仲間に恵まれたことはありませんでした。
まとめると、仕事内容は嫌い、人は好き、ということでしょうか(笑)。

やりがいを感じたところ

正直、やりがいはまったく感じませんでした。ノルマに達成しても、それはお客様が借金した金額です。督促・取り立て・返済相談窓口もしていた為、お金で家族や友人との関係が壊れてゆく状を何度も目にしました。自分の親と同い年くらいの方が、もう少し返済を待ってくれと土下座する姿も目にし、ただただ、お金への恐怖心、借金に対する嫌悪感が増えていくばかりでした。それは今になってもトラウマに近い状態で、人からはもちろん、ローンを組むことにも抵抗感があります。他の金融業経験者は、どんな「やりがい」を感じたのか、私が聞きたいくらいです。
強いて言えば、苦手だった経理担当時に、出金・入金・納金の計算がPC上の金額と一発で合えば、ものすごく達成感がありました(笑)

こうだったらもっと良かった!と思うところ

お金の影響による怖さばかり見てしまっていた私ですが、今考えると、もう少し割り切って仕事をすれば良かったと思いました。見栄や娯楽で借金を増やしている人ならともかく、やむを得ない不幸な事情でお金を借りる方も少なくなく、そういった方に感情移入し過ぎた部分が私にはありました。しかしそれは、その方の人生であり、身内でも友達でもない私がどうこう出来る事柄ではありません。『仕事は仕事、私は私』と、しっかりと見極め、自分を冷静に保ち仕事をこなすべきだったと反省しています。止むを得ずローンを申し込んで来た方は、他に頼る場所が無かったからかもしれないし、私自身は、お金をを貸すという仕事を一方的に悪い見方ばかりしてしまっていたような気がします。
今、もし再びあの職場に戻れるなら、あの時よりは仕事に対して前向きになれる自信があります(現在その会社は倒産しましたが)。

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