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珍しい!?選挙事務所での貴重なアルバイト体験

  • 投稿日 : 2016-06-17
  • 投稿者 : ミサミサさん(40代女性)

総合評価

  • 4.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

友人が勤めていた関係でアルバイトしてみないかと誘われ、面接へ。事務長さんに気に入られてすぐに採用が決まり、選挙に行ったこともなかった二十歳の私は次の日から働くことになりました。硬い職場かなと思っていたのですが、意外と気軽に入れる職場でした。

口コミ・体験談

勤め始めて一番に感じたのは、世話好きな後援会の幹部の方、地域のおじいちゃんおばあちゃんがとても多いということです。私の様な小娘に親切に地域のことを教えてくださったり、こんな行事があるから秘書の人顔出した方がいいよという声をかけてくださったり、とてもアットホームな雰囲気でとてもいい職場でした。
私は主にパソコンから秘書の方の必要な情報を抽出する仕事をしていたのですが、選挙の専門的な知識のない私には要望と違う書類を用意してしまうという失敗もありましたが、みなさん親切に教えてくださり、とても助けられました。
選挙が公示・告示日まではのんびりした雰囲気でそれほど残業もなかったのですが、公示・告示日から朝は6時出勤、帰りは22時過ぎになる日もありました。
若い私にはこの長時間労働は結構ストレスでした。私のほかにも数人二十歳すぎのアルバイトスタッフがいましたが、みんな仲良く仕事ができていたのは心身ともにとても助けられました。投票日当日は選挙活動は禁止なので、それぞれ投票を終えてからの夕方出勤でした。初めて投票に行った私はなんだか大人になったような気分でした。
当日の仕事は事務所へ来てくださる後援会の方の接待のようなことがメインでした。

やりがいを感じたところ

一番のやりがいは候補者、党の主張を一人でも多くの方へ知っていただく、理解していただくことだと思います。
自民党がやっぱり一番という方がほとんどの地域なので、候補者の人柄や党の目指す社会を広めていくことはとても大変ですが、やりがいは大きいことでした。
また、アルバイトの同年代の仲間と話して出たアイデアを採用してもらえた時はすごく嬉しかったです。
私たちの様なアルバイトの声もちゃんと聞いて実践しようとしてくれる大人もいるんだなと、いい経験をさせていただきました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

私の担当していた仕事はほとんどが事務所内だけの作業だったので、外回りをしてくれてるスタッフのケアの仕方を、もう少し丁寧にできたらよかったかなと思います。
真夏の選挙だったので、座談会や後援会の会場設営、地域への声掛け、資料準備など、さまざまな仕事をしている秘書さんたちを見ていると40日以上の選挙期間中は気力も体力も必要な仕事で、毎日ほんとうに頭が下がる思いでした。
電話室と呼ばれる、後援会の方が個別に電話していただく部屋では、20台以上の電話はいつも埋まっていて、ボランティアで来ていただいているみなさんへのケアも、飲み物やのどあめを用意したりはしていましたが、もう少しなにかできることはないのかなという思いをいつもしていました。
今なら色々考えられることもあるけれど、20年ほど前の強烈なアルバイト体験でした。


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