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個人事業主という扱いが一番のネックなのです

  • 投稿日 : 2016-06-27
  • 投稿者 : おこっしーさん(30代女性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

路上でヤクルトの会社の人から「お仕事してみませんか」と声をかけられました。
子どもが小さく、保育園を探すと同時に職を探すのが難しかったため、託児所があってすぐに仕事ができる職場だと聞いて、面接を受けにいきました。

口コミ・体験談

ヤクルト販売会社から業務を委託された個人事業主の扱いなので、普通の時間給で働くパート感覚でいると痛い目に遭います。
商品の売上高?(商品仕入値+経費)=収入 となっていますので、売れば売る程収入が上がりますが、売らなければ収入ゼロです。
個人事業主ですが、自分で売る地域を選べず、会社から指定された地区内で売らなければなりません。
また、お客様も永遠に同じところに住む訳ではなく、転勤等で流動してますし、お年寄りのお客様だと亡くなられることもあります。
このように、自分の努力ではどうにもならないお客様の減少は必ず発生します。
そのため、毎日自分で新規開拓を繰り返していかないと、収入が減っていくという仕組みになっています。
自分のがんばり次第で収入が上がるので、それをやりがいと感じる人には良い仕事だと思います。
牛乳屋さんのような箱は置かず、基本的には個人宅または事業所への対面販売となります。
(お仕事などでお届け時間に在宅されていないお宅には箱を設置し、その中に商品を届けます)
営業が苦手な人や、人と話すのが苦手な人にはかなり苦痛を伴います。
さらに、雨の日も風の日も関係なくバイクでお届けに行きますし、飲料の入った専用バッグを担いでマンションの階段を上ったりするので、イメージよりかなりハードです。
何よりしんどいのは、健康を売りにしているため、自分も家族も病気になる訳にいかないというプレッシャーがかかることです。
実際には上記の通りハードな仕事のため、体調管理が難しいですが。
しかし、それでも続けられる理由は、販売拠点であるセンターの仲間や雰囲気がすごく良い職場だからということが言えます。
女だらけの職場でギスギスしないのは、それぞれが独立した販売店でありながら、仲間として協力していく体制ができているからです。
私が入ったセンターがたまたま良い所だったのかもしれませんが、皆仲が良く、すごく居心地は良いです。

やりがいを感じたところ

自分がお届けした商品で、お客様の健康づくりに役に立ったこととか、病気の予防につながったと教えてもらったときにやりがいを感じます。
また、新規開拓したお客様が最初は半信半疑だったのが、続けていくうちにヤクルトの良さを信じてくれるようになったときは嬉しいです。
あとは単純にお客様が自分の努力で増えたり、自分の説明でお客様が新しい商品を買って下さって、売上が上がってくると収入につながるのでやりがいを感じます。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

お届けで使うバイクがリースになっており、リース料が毎月発生している上に、ガソリン代も自己負担となっており、収入の少ないときはかなり響いてきます。
毎月資材費(商品のパッキング用の袋やストロー、ヨーグルトスプーンなどの費用)がかかるのも痛いです。
あと、プロ野球球団ヤクルトスワローズを親会社が持っているため、スワローズ会費という謎の出資が毎月発生していますが、ファンでないのに会費を取られているのはどうなのかという思いが拭えません。
こういった経費を会社が負担してくれるとだいぶ違ってくると思いますが、個人事業主で有る限り、会社は負担するつもりがないようです。
また、お金の管理がしっかりできない人は、本来お客様からの預かり金である売上金を使い込んでしまい、会社に商品代金が払えないという事態に陥るので注意が必要ですが、目の前にお金があって、入り用があったら使ってしまうのが人間ですので、今の現金で受け取る仕組みを止めて銀行引落しかクレカ払いを承認した方が良いんじゃないかと思います。


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