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規則が多く、束縛感や閉塞感が漂うお弁当の盛り付けの仕事

  • 投稿日 : 2016-11-16
  • 投稿者 : キティちゃんさん(50代女性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

私は元来、派遣会社経由で宅配便の仕分けの仕事が主流だったのですが、たまたまその日に仕事の依頼が

なかったので淡路屋というお弁当の盛り付けの仕事を紹介されました。その日は忙しくて大量の人数が必要で、

特にパートの人は残業を要請されていました。いいタイミングで紹介されたと思います。

口コミ・体験談

とにかく食品を扱う仕事なので、現場に到着してからの着替えからややこしかったです。

帽子を二重にかぶり、上下とも会社の制服を着て、水色の薄いビニールのエプロンに赤マジックで

氏名を書いて着用しました。それだけでも本当に手間がかかりました。

それから作業に入る前に、手洗いや消毒を徹底的に行わなければならず、手袋も度々交換しました。

お手洗いに行くときも服を脱がなければならず、本当に面倒でした。

それに帽子を二重にかぶってマスクをしているので視界がせまくなり、とても不便さを感じました。

そしてラインに手をついても手袋を交換しなければならないという細かい規則も数多くあり、とにかく息がつまりそうでした。

実際の作業においてもチームプレーでラインについていくために周りにとても気を使います。

とにかく周りに人がたくさんいて常に監視されている雰囲気で、精神的な疲労度はかなり大きいです。

容器を並べるにしても間隔やペース配分など、細かい気配りも必要です。

ひとまとまりの作業が終わって、次の作業に入る時にまた一から役割が変わるので、

そのたびに指導を受け直さなければならず、気をもみます。

同じ姿勢で同じ方向ばかり向いて作業をするので、腰が痛くなります。

むしろ重たい荷物を扱う肉体労働が主体の宅配便の仕分けの仕事の方が、ある意味では楽です。

それでも重たい荷物を扱うことがないので、女性には人気がある仕事です。

やりがいを感じたところ

私たちがこのように一生懸命盛り付けたお弁当を、おいしく味わってほしいという

気持ちを持ちつつ心をこめて丁寧に作業に携わりました。

盛り付け方の工夫次第で受ける印象は大きく変わります。

いずれにせよ、お弁当の価値をあげるために、ごはんの盛り付けなどをきちんと

丁寧に行うことを心がけました。

1日の作業において、さつまいもやグリーンピース、ごぼうなどを盛り付けました。

役割はいろいろ変わりましたが、どの役割においてもそれなりに重要だという

ことをしっかり認識して仕事を行いました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

休憩時間はお昼休みの1時間だけなのはきつかったです。

それに食品系は着替えや手洗いなどに時間を要するので、実質的には40分ぐらいです。

それを考量してお昼休みの1時間休憩の他に、間に15分休憩といった小休憩をはさんでほしいです。

実際、小休憩がないので疲れてしまってガラスの食器を落とすというアクシデントもありました。

やはり休憩なしで続けざまに作業をしているので、疲れがピークに達してこのような事故につながったのかもしれません。

本来ならば集中力が続くのは90分ぐらいなので、90分に1回は小休憩を設けるべきだと他の現場の人はおっしゃっていました。

その分、給料がひかれたとしてもそれは会社の方針なので仕方がありません。

しかし疲れて集中力をなくして、ミスが多くなる方が損害は大きくなります。


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