自分の家の近くで通勤も楽だと思って、コンビニのアルバイトに応募しました。何度か利用したことのある店舗で、店員さんや店長さんの人柄も大体わかっていました。人当たりも良さそうだったので、一緒に仕事をしていけると思いました。

コンビニの仕事は色々な作業をこなさなければいけません。最初はレジ打ちなどの接客が主になりますが、おつりを間違えたり、商品を落としたりしたらお客さんにも店長にも怒られてしまします。昼間が特にレジが込み合います。近くの会社の人や学生が買い物に来てくれるので、スムーズに仕事をこなさなければ大渋滞になってしまいます。ソフトクリームの販売も行っていたので、上手にクリームを巻けるように練習しました。
レジに慣れてくると、商品の補充や、レジ横で販売している「おでん」や「からあげ」や「肉まん」などを準備する仕事をします。殆どの物が、温めるだけ、店内で揚げるだけの作業なのですが、大量に作りすぎてしまうと、売れ残ってしまいます。作ってから一定の時間が経てば「廃棄」になってお店の損益になるので、これも店長に怒られます。
店内の掃除も仕事の一つです。トイレや床の清掃は、泣くべくお客さんが少ない時間帯に行います。雑誌コーナーの棚には、虫の死骸がとても多く溜まりやすいので、こまめに掃除をする必要があります。
お客さんがいない時などは、売り物である雑誌の立ち読みをしていました。破いたり汚したりしなければ、店長にも注意されることはありませんでした。

お昼時に沢山のお客さんが来た時に、レジをスムーズにさばけるととても充実感がありました。
レジの会計を済ませて、お弁当を温めている間に、次のお客さんのレジを始めたりして、次のお客さんの待ち時間をなくす事を一生懸命考えていました。
また、コンビニに不慣れなお年寄りが、公共料金の支払いやコピーで訪れる事がありました。そんな時は、丁寧に分かりやすく操作を教えたり、対応すると「ありがとう」とにっこり笑ってお礼をいってくれるのが嬉しかったです。

コンビニは、レジ打ち、品出し、公共料金支払いの手続き、アマゾンなどの商品の受け渡し、清掃、商品発注、調理など、様々な仕事をこなさなければいけません。期間限定で特別なスクラッチカードや色々なサービスがある場合もあります。
これだけ色々な仕事をしている割には、時給が低いと思います。夜のシフトであれば１０００円を超えますが、日中のシフトなら７００円台です。日中といえば、ランチタイムと重なって、そりゃ慌ただしい時間があるのにです。
時給のアップか、店内商品を割引価格で買えるような特典があれば、コンビニの店舗も人手不足に悩まないと思います。
基本的にバイトに交通費が支給されないのが不満だといっている人もいました。