大学4年の連休明けに、まだ内定のない友達と焦って就活をしていました。池袋であった就活のイベントに参加し、この会社の総務の人に声をかけられて、話を聞くうちに魅力的な会社だなと思い、志望していた業界とは少し違うけど、入社試験を受けました。

佐川急便のグループ会社だったので、福利厚生はまぁまぁよかったです。しかし、現場に配属されて、仕事があまりにも忙しかったため、ほぼ利用したことはありませんでした。また、消化できずに大量に残った有給を、閑散期に交代で慌てて使いきるといった感じで、とにかく仕事の量が多く、偏って休みを取らなければならないというのがイマイチでした。
現場によって取り扱うものが違うのですが、アパレルの現場にいた私は、売り出す前の福袋の中身を見られたり、社内限定のB品のセールで、お得に商品を買うことができたりしたことは、ラッキーだと思いました。
また、お客様から業界の話を詳しく聞いたりできるので、その時期の流行や、(店舗や雑誌に出る前の)先の季節の商品をいち早く見ることができたりするのも面白かったです。
また、社内旅行があり、日にちや行き先は現場の都合に合わせて選ばなければなりませんでしたが、私は韓国に一泊二日で行かせてもらえました。そこでは、普段は違う現場にいてあまり話すことのない社員同士が一緒になるので、異業種交流会のような感じでとても楽しかったです。
会社が大きい分、いろいろなことをやらせてもらえますが、細かなところまでは目が行き届かないという感じです。

お客様と一緒に各季節のセールやイベントを成功させるために打合せして、休みも返上して頑張ったあと、それらが無事に終わったときに、お客様から｢ありがとう｣と言ってもらえることにやりがいを感じました。また、現場でのパートさんとコミニュケーションを取りながら、業務を効率よく行うにはどうすればよいか考え、残業させずに現場の経費を押さえて仕事を終えることができたときに、達成感を感じました。パートさんからも、｢一緒に仕事ができてよかった｣、｢あなたと一緒だから頑張れる｣と言ってもらえると、すごく励みになりました。

休みがもう少しコンスタントに取れたらよかったなと思いました。繁忙期と閑散期があるのは仕方ないのですが、週に一日しか休みを取れない月が2、3ヶ月も続いたり、有給を使いたいときに使えず、最後に慌ててまとめて消化しなければならなかったので、その辺りはもう少し融通がきくように会社ぜんたいで改善して欲しかったです。
また、体育会系の社風なので、週末に暑気払いや忘年会をする度に、新人は明け方までカラオケに連れていかれたりするのが大変でした。社員間のざっくばらんなコミニュケーションをとるために必要なことではありますが、翌日仕事がある人もいるので、その辺は上の人がもう少し配慮してもらえたらよかったのになと思います。