自分自身が中学生のときに通っていた塾で講師を募集していたことと、大学時代に教職の免許をとって、生徒に教えることを職業にしたかったこと、勉強を教えることで人の役に立てることがこの仕事を選んだきっかけでした。

私が以前行っていた仕事が小学生や中学生を対象にした塾の講師です。仕事の内容は小学生または中学生の１クラス3〜１５名程度の生徒を対象に算数・数学、英語、理科などの担当教科を教えることでした。学校が日中ある期間は、毎日１講座を担当し、学校が長期休暇に入ると、春期・夏期・冬期などの講座時は毎日、２〜３講座を担当していました。この職業は生徒に教えることが仕事ですが、教える前に自分自身でも勉強し、理解しなければいけないので、事前の準備は大変な部分がありました。また、生徒に教える前、他の社員の方と模擬授業を行ったりもしました。他の先生の授業を見学することで、自分自身とは異なった授業の進め方を学ぶことも、とても参考になりました。特に、板書の方法や教え方は各々の先生で違いがあり、個性が出ていたと記憶しています。この仕事のやりがいは、やはり、生徒にわかってもらえたときの喜びだと思いました。また、自分自身が教えたことで生徒の成績があがり、さらに、親御さんから感謝の言葉をいただいたことも喜びの１つでした。塾講師の仕事は教えることも難しさとうれしさを経験でき、また、コミュニケーションスキルを磨くことができました。

生徒とのコミュニケーションをもっと増やして、生徒1人1人ともっと向き合って勉強を教えればよかったなと思っています。クラスの生徒数が多かったりした場合、また、デキの良い子とはあまり話す機会がなかったからためです。