託児所付きの職場を探していたところ、地元の求人広告で2件見つかりました。
「ヤクルトレディ」と「病院の看護助手」でした。ヤクルトの方は、自分はバイクに乗ったことがないので諦めました。「看護助手」の方は、経験はなかったのですが、託児所があるところでないと働くことができなかったので、仕事の内容に関係なく託児所完備という点だけでこの職場に決めました。

子供の行事には必ず行くことができるようにシフトを組んでくれました。運動会などはみんな同じ日になることが多かったのですが、そんなときは子育ての終わっている方たちが協力してくれました。なので、子供の学校の行事に行けなかったことはありません。
子供が託児所で熱がでたりすると、すぐに連絡が入り、同じ病院内の小児科の先生に見てもらうことができました。ちょっとした風邪なら、託児所で元気な子と隔離して見てもらえたので引き続き仕事をすることができました。インフルエンザの場合は、親の私も1週間は出勤停止になるので、自宅で子供の看病をすることができました。
子供たちのお昼の給食も、この病院で作っている病院食なので、栄養のバランスもしっかりしていました。子供が給食を残さず食べたかという細かいところも、毎日託児所側はきちんと教えてくれました。
「節分」「ひな祭り」「こどもの日」などの行事には、託児所の子供達と病院内の老人ホームのお年寄り達と交流しながらお祭りを行ってくれました。
子育て中でも、とても働きやすい職場でした。
部署の移動が3年に1度くらいあったので、私は毎回ドキドキしました。なるべくなら移動したくありませんでした。私は外来でしたが、病棟に移動になると仕事の内容はぜんぜん違ってきます。なので移動はない方がいいと思っています。
お給料の面は、とても働きやすい職場なので特に不満はありませんでした。
病院全体での旅行や食事会を開いてくれるので、楽しみもありました。

外来の中でも「内科」「外科」「整形外科」「脳外科」「眼科」「皮膚科」「小児科」「救急外来」に分かれます。私は「外科外来」でした。看護師も「外科外来」専門でいました。この看護師がお休みの時に、ほかの科から看護師が来てくれます。その時に毎日「外科外来」にいた私は、ほかの科からきてくれた看護師に「外科外来」にしかわからないことを聞かれることにやりがいを感じ、嬉しかったです。その日の担当の医者によっても、流れが違うので、ほかの科からきてくれている看護師に流れを伝えることもやりがいがありました。
患者さんにも頼られると嬉しかったです。

私は移動をしたことはないのですが、外来から病棟に移動になった友達がいました。
病棟に移動になった当初は、何も教えてもらえなかったり、いじめのような対応をされていて、とても悩んでいました。その病棟の師長に相談してみては？と私は友達に提案しました。外来の師長はとても親身になって話を聞いてくれる方だったので、私はそう提案したのです。しかし、その病棟の師長は相談しやすい方ではなかったそうです。それどころか、話しかけることもこわいというのです。半年以上も友達は悩み、毎日が辛そうでした。
そんな友達を見ていたので、移動はない方がいいのではないか、と思いました。
移動を希望する人は、移動してもいいと思うのですが、特に移動を希望していない場合は、なくていいと思います。