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パティシエとして洋菓子店で働いたときの体験談

  • 投稿日 : 2017-04-29
  • 投稿者 : かおりんごさん(30代女性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

新卒で入社した会社を自分の好きなことを仕事にしたいと退職し、求人情報誌で求人をみかけ応募したのがきっかけです。
大卒の私は専門的な知識やスキルがなく趣味でお菓子を作る程度の全くの未経験でしたが、求人広告には未経験者歓迎とあったので迷わず応募しました。

口コミ・体験談

お菓子を焼くときにオーブンの温度を間違えてしまったり、接客していてオーブンからお菓子を取り出すのを忘れて焦がしてしまったりなどの失敗はよくしていました。
包丁の使い方から、ケーキのナッペの仕方、デコレーションの仕方、焼き菓子の作り方など、未経験だからこそ教えていただけることも多かったです。しかし、自分の技を見て盗めというタイプのオーナーだったので、必要最低限のこと以外は教えてくれず、自分がどれだけ努力するかにかかっていました。
お菓子を作ることが大好きで、厨房で毎日オーブンから匂ってくるお菓子の香りやフルーツの香りに囲まれて仕事が出来てとても幸せでした。
従業員の誕生日が来ると、オーナーがリクエストを聞き、オリジナルケーキを作ってくれました。私の時は好きなキャラクターが描かれた苺タルトでした。
そんなオーナーは気分屋さんで、一緒に働いていたオーナーの奥様にきつく当たったりしていて喧嘩をよくしていたことは雇われている側としては店の外でやってくれ・・・と思っていました。アルバイトの学生さんに対しても、自分の気に入っている子と気に入っていない子への態度の違いなどが目につき、私自身も結婚が決まり退職の意向を伝えたところ、態度が急変して最後はトラブルになってしまいました。

やりがいを感じたところ

お客様に、美味しかった、ありがとうと言われるのが何よりもうれしく、仕事をしていてよかったと思いました。また、自分が作ったり考えたりしたお菓子をお客様が購入してくださったときもとてもうれしく、もっと頑張ろうと思えました。
それから、オーナーが休みの日に私一人でお店を任せてもらえるようになったり、製造工程をすべて私に任せてもらえるお菓子が増えてきたときに、ある程度認められたんだなと思えやりがいを感じていました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

休みが少なく、月に5日しかなく自分の時間があまりなかったのでせめて月8日は休みが欲しかったです。繁忙期においては休みが1日もなく、早朝から夜遅くまで働いていたので体力的につらかったです。
そして、それだけ働いても残業代は出ず、繁忙期手当という手当が1万円あるだけだったのでお給料も少なく、個人店なので社会保険等もなかったので自分で国保に入り保険料を引くと手取りが10万程度しかなかったので、最初は好きなことを仕事にしているのだからお給料は安くてもいいと思っていましたが、だんだんとそれが不満に変わっていきました。
土日に休みを取ったり連休を取ろうと思うと、2か月以上前から申請をしなくてはならず友人との計画を立てたりするのが難しかったのでもう少し柔軟に対応してもらえたらよかったかなと思います。


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