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世間が思った以上に給料は高くなく人間関係に左右される職場です

  • 投稿日 : 2018-07-31
  • 投稿者 : asahiko1983さん(40代男性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

就活の時は、民間企業が不景気の影響により、新規採用を控えていた就職氷河期ですた。

その頃は、製造業を中心に採用を手控えていて、募集していた企業は景気に左右されない電気・ガス業など以外は、求人がとても少ない状況でした。

そして、就職であっても電力などは、校内でもトップクラスの人であっても、内定を受ければラッキーな狭き門だったので、それよりもやや難易度が低い地方公務員を受けたのが正直なきっかけでもありました。

そして、校内にある進路情報室で調べ物をしていた時に目についたのが、地方公務員の募集案内のチラシでした。それを見て、応募することにしました。

その時は、県職員と地元の自治体の合計2団体の採用試験を受験しましたが、2団体とも合格できました。

最終的に進路を決める時には、散々悩みましたが通勤もしやすいう単純な動機で地元の自治体を選びました。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

面接は、個人面談方式で行われました。その時の様子は、町のトップ3が試験管を務めていて質問された内容は主に、「志望した動機」・「自治体のことについて」・「高校の時の部活動について」でした。

質問に対しては、案外とスラスラと答えられましが、「高校の部活動」について聞かれた時は、回答に迷ってしまいましたね。

以上の理由からすると、向上心があり積極的に動けそうな人材を求めているのかなと感じました。

2次試験は、合計12人受験しました。合格発表の日に、掲示板にその結果を見に行ったら私の受験番号が載っていました。

2次試験を通過した人数は6人でしたので、教養分野のみだけでなく人物重視型だなと、面接を受験して率直に感じました。

口コミ・体験談

ここでは、みなさんが気になる給与や有給休暇などの労働条件のことについて、経験談を交えながら紹介します。

まず、仕事を選ぶ条件は直ぐに思いつくのは、やはり有給休暇の取りやすさではないでしょうか。

結論から言いますと、休み易さについては、担当する仕事によって大きく異なります。

例えば、税金の仕事であれば、例年年末から6月にかけては、休みが取れないほどの忙しさになり、日中は住民相手の仕事がメインなので、内部的な仕事はそれ以降になるので、多忙期は残業続きになり、中々定時では帰ることはできません。

また、世間的に多くの人が休暇を取る、お盆や正月について説明します。

お盆休みについては、今年の盆入りは月曜日に当たりますが、平日なので普通にお仕事がある日です。窓口は開いているので、みんなが一斉にお盆期間中に休むことはできません。これば、自治体によっても異なりますが、「夏季休暇」が与えられ、合計で4日間取ることができます。

しかしながら、今年の盆のようにカレンダーの並びが悪いと、長い休暇が取れないのがデメリットです。特に、窓口を担当している人は、ひっきりなしに住民が訪れるので、

まとまった休暇を取得するのは結構厳しいものがあります。

なお、正月休みは、12月29日から1月3日までとなります。なので、福利厚生が充実している民間企業と比較すると、若干短いようです。

そして、公務員は土日は完全休みのイメージがありますが、これも部署によりけりです。自治体によっては、休日窓口を実施している所もありますし、防災・観光・生涯学習などのイベント部署では、休みの日にイベントを開催するので土日の出番も意外と多いのです。

また、台風や大雨などの自然災害の発生が予想される場合は、曜日や時間は関係なく招集が掛かります。

特に、防災や現場関係の部署は、大雨警報が発報されただけで集まらないといけないので、思うように休みが取れないこともあります。

次に、給与面について説明します。

世間的には高い給料だと言われている公務員ですが、それほど高いわけでもないのが正直な感想です。大手企業の中であっても公共的な側面が強い、電気・ガス業などは、景気や需給が決め手の商社と比べればかなりの差があります。また、地方を代表する電力会社や銀行などと比較すると、それよりも給与水準は下がってしまいます。

最近では、年を追うごとに退職手当がどんどんトとカットされ、私か職場に入った時から比較すると15か月分相当カットされました。

職員にも、持ち家の人がそれなりには居ますが、40代以下の職員だと共働きでもない限り、親から経済的な援助を受けているのが実情ですね。

その次に、職場内の人間関係について紹介します。

職場内の人間関係については、結構好き嫌いが分かれるかもしれません。

職場の人間関係は、あくまでも仕事のみで構築したいと考えている人や一匹狼のように個人プレーが好きな人には、向いていません。

そんな私も、単独行動が好きな人間なので、ある意味独特でもある、グループを組んでいる人間関係がどうにも性に合わなかった部分もあり、人間関係でも苦労したことがあります。

特に、仕事が終わってから行う大人数の飲み会が嫌だったので、必要性が低いものについては欠席していました。また、その回数もかなり多くて、公式な飲み会は最低でも、忘新年会・歓送迎会・送別会・暑気払いがありました。

また、部署によっては何かイベントが終わった時にも、飲み会をする習慣があるので、お金が足りなくなることもしばしありました。

そんな私も、最近退職しましたが、その理由は定年(永年勤続)でもないので、課の枠を超えた送別会は特に何もしませんし希望もしていなかったので、後ずさりがなく退職できました。

やりがいを感じたところ

行政サービスの仕事は、基本的に法令に基づいて仕事をするので、自由な発想が利かなく法律と言う枠の中で業務を行います。

抽象的にはなりますが、政策や枠組みを変えたいというような人にとっては、やりがいがある部分だと思います。

しかし、私に取っては畑違いなのもありまして、あまりやりがいを見いだせなかったのが正直な印象です。ところが、お堅いと言われる職場な中にも、町の観光や生涯教育を担当する部署もあります。

そんな私は、イベント系の部署に行った時は、自分の能力以上に力を発揮できたなと感じます。例えば町のイベントで、「どうやったら、より多くの人が来場してくれるのか?」と試行錯誤しながら、プランや段取りを決めていくのですが、それが何事もなく成功裏に終わった時はとてもやりがいがあるなと感じた部分でもあります。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

行政サービスの仕事は、上意下達方式なので、基本的に上から指示命令を受けたことについては従わなければなりません。

なので、仕事のよう内容はルーチンワークの部類になります。

ところが、世代によっては価値観が異なることから、個性的な人やクリエイティブな人にはあまり向いていません。

なぜならば、そのような行動や言動を取ると、必ずと言っていいほど上司から「仕事は一人で仕事をしているのではない」と指導を受けてしまいます。

少しでも、下の意見が尊重できる環境であれば、変わっていたかもしれませんね。若い人が、もっと自由に発言できたりアイデアを受け入れるような体質ではないため、人によっては、仕事がやり辛いなと感じてしまう人もいるかもしれません。

また、仕事柄、職員の兄弟・親・親戚なども、公務員として働いている人が多いので、それが真逆な職業(自営業・フリーランス・クリエイター)の場合だと、組織のルールに馴染むのには、抵抗を感じてしまうかもしれません。

そんな私も、周りが自営業やフリーランス系の環境にいたので、その職場の変なルールに対しては、疑問符が出ることも少なくありませんでした。

職場内の体質は、具体的には昔ながらの体育会系気質と表現すれば、しっくりくるでしょう。

ですので、安定的と言われる職場とは言われていますが、毎年数名は定年退職以外の理由でお辞めになられる方がいます。


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