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涼しい高原ホテルでリラクゼーションサロンセラピスト

  • 投稿日 : 2018-08-06
  • 投稿者 : ぱんさん(30代女性)

総合評価

  • 5.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

高校時代の友人がもともと働いていたことがきっかけで知ったリゾートホテル。夏はとても涼しくて過ごしやすい高原地にあるデザイナーズリゾートホテルで、東京で転職を考えていた時に思い出して、ステキなリラクゼーションサロンが併設されてることを発見しました。たまたま転職サイトを見ていた時に、名前は伏せられていましたが、募集要項などからたぶんこのリゾートホテルだということが推測され、応募してみました。するとドンピシャでこのリゾートホテルのリラクゼーションサロンのセラピスト募集だったのです。しかも仲介してくれたのは派遣会社だったのですが、私が応募したときはちょうど正社員の募集ということで、とても好条件でした。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

大学新卒で初めての正社員としての転職だったのですが、リゾートホテル内でしたし、新卒の時に数をこなしていたような一般的な企業の面接とは全く違い、大きなテーブルを囲んで、懇談会のような雰囲気で面接が行われました。緊張することもそんなになく、仲介してくれた派遣会社の方も隣にいてくださって、色々と助け船を出してくれることもあり、面接自体はスムーズにいきました。当時のリゾートホテルの支配人も、リラクゼーションサロンのマネージャーもとってもフレンドリーで圧迫感もなく、親身になってたくさんのお話をしました。その後オイルトリートメントの実技試験のようなものもありました。そちらの方が緊張してしまい、試験には落ちたと思いました。

口コミ・体験談

あこがれだったデザイナーズリゾートホテルのリラクゼーションサロンでしたので、毎日楽しくお仕事できました。ガラス窓から臨む階下には波の出るプールも見えて、お客さまも私たちにも安らげる空間でした。ただ夏の最盛期はお客さまが多すぎて、イモ洗いのような大変なことになっていましたが…ただ私たちのリラクゼーションサロンは予約制だったので、最盛期でも一人一人しっかりと接客、施術ができたのはとてもよかったです。生活環境も高原なので夏はとても涼しく、天気のいい日は八ヶ岳をながめながら入れる温泉も近くに点々としており、新緑に囲まれながらのドライブは最高で、高原野菜をつかったこだわりのレストランなどもたくさんあり、友達が遊びにきても案内するところがいっぱいあり、プライベートの時間も充実していました。冬はとても寒く、雪がどっさり降るというよりかは、道が凍ってしまうことが多く、何度か車で事故を起こしそうになったこともありました。冬の期間はお客様も減ってしまうので、2週間ほどまとまった冬休みを取ることができたのも、こちらのよかったところだと思います。2週間を使って、北海道にあった同じ系列のホテルにスノーボードを楽しみにいったり、ついでに東京の実家でゆっくりしたりと、寒い冬でもいい時間が過ごせました。

場所がら、有名著名な方々もたくさんおいでになられ、施術を担当させていただく光栄な時間にも恵まれることもありました。普段でしたら話すこともままならない方々と、一対一でカウンセリングを行い、体を触らせていただいて、施術を行うのは、なかなかないことだったと思います。外国人のお客様もたくさんいらして、まだまだ英語が不慣れな私でしたが、なんとか身振り手振りや簡単な英語で接客できたのも、今現在グローバルな活動をしている私の原点になったと思います。

少人数のリラクゼーションサロンだったので、小さいチームで一丸となり、様々なプロジェクトに取り組めたのも、いいところだったと思います。サロンで使うブレンドオイルを一新するときは、全員で好きな香り、サロンで使いたい香りのオイルを話し合って投票で決めたり、お客様のいない時間は他部署に応援に行ったりしました。もっといろいろとできるチャンスはあったのですが、まだ若かったということもあり、あまり挑戦できなかったことは失敗だったなと思います。

あと面接時にマネージャーだった方は、私が入社と同時に異動になってしまい、代わりの方がマネージャーになったのですが、その方のやり方が全く合わず、ストレスが多かったことはイマイチでした。情報系が強い方で、連絡事項は何でもかんでも小さなことでもパソコンで共有しないといけなくて、隣に座っているにもかかわらず、一切会話せずにパソコン上でのやりとりがあったりと、私たちはセラピストだったので、感覚の違いが大きく、困惑していました。自分の功績だけのためにサロンのマネージャーになったのではないか?と同僚が勘ぐってしまうほどで、不信感が募ってしまいました。ただお陰で同僚たちとは結びつきがさらに強くなったように感じましたので、今となってはいいことだったのかもしれません。私はその上司のストレスのせいもあり、もともとあったアトピーが悪化してしまい、さらには毎日の施術で酷使している手が荒れ放題になってしまい、お客さまの身体に直接触れることもさらにストレスになってしまい、退職を決めました。と、同時にマネージャーも異動が決まりました。何というタイミング…。もう少し早く知っていれば、もう少し継続できたかもしれませんでしたが、すべてはあとの祭り。今でも当時の同僚とは仲良くさせてもらっています。

やりがいを感じたところ

たくさんのお客さまと一対一で触れ合うことができたのが、一番やりがいを感じました。他の接客業だと同時にたくさんのお客さまをお相手にすることもありますが、この仕事は一人一人にしっかりとした時間を取れるところがとてもよかったです。たまにモンスター顧客のような常連様もいらして、気に入らないセラピストにはダメ出しをする方もいらっしゃいましたが、私が担当したときは、先輩の助言もあり、施術を普段と変え、その方専用のような施術をしたことが功を奏したのか、すごくおほめ頂き、それからは指名をしてくださるようになりました。精神的にも不安定だったようですが、私の施術を受けた後は落ち着いて満足そうに帰っていかれたことは、セラピスト冥利につきると思います。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

当時は施術時間が90分のコースしかなく、お部屋やセラピストの数も限られていて、時間の余裕のあるお客さまにしか来ていただけなかったことが残念でした。私が退職したあとには色々と改善されたようです。先ほども書きましたが、マネージャーがもっと理解があるか、もしくは私たちのやり方を容認してくれていたら、ストレスがもっと軽減されていたのではないかと思います。併設されていた社員食堂がありましたが、あまり栄養面が考えられていないと感じました。時間的に私たちの休憩時間には空いていなかったので、ほとんどは家から持ってきたお弁当で食事を済ませていましたが、たまに時間がずれて社員食堂を使えることが嬉しかったのですが、メニューも少なくあまりおいしくなかったです。たまに食べられるお弁当ではない出来立ての食事は、私たちの原動力にもなるので、もっと充実していたらよかったなと思います。福利厚生も少なく感じました。借り上げ社宅としてアパートを借りていましたが、寒い地域にも関わらず、暖房設備が貧弱で、冬はとても寒かったのを覚えています。住む環境ももう少し改善してもらえていたら、もっと素晴らしい環境が整っていたのではないかと思います。


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