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電力関係の会社で事務総合職をしていました

  • 投稿日 : 2015-05-11
  • 投稿者 : ねこすけさん(20代女性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

もともと、国のインフラに関係する仕事に携わりたいと考えて、就職活動をしていました。
たまたまリクナビを見ているときに新卒採用の情報を得たので、まず採用説明会に参加し、
会社の概要を聞いてますます魅力的に感じたので、そのまま応募しました。

口コミ・体験談

この職場では、普通にOLをやっていては見ることのできない施設・世間には出ない裏側の研究活動などを
目にすることができました。
工場好き女子には、きっとたまらない職場だったと思います(笑)
色々な分野の人が働く職場だったので、日々、新しい刺激があり、新しい知識を得られました。
また、事務職と言っても、会社の研究に関して専門的な知識を要求されることが多かったので、
毎日勉強し、知識を得て、他の企業や自治体等に「電気の先生」として派遣されることもありました。
白衣を着て実験教室を開いたり、大人向けに説明会の講師をやったりして、20代前半という年齢の割りに
たくさんの仕事を任されて、とてもやりがいがありました。

しかし、しばらくして関東・東北大震災が起こって、日本の電力のあり方が問われることになり、
私の会社もその流れに飲み込まれました。
会社のあり方そのものを考え直す必要があり、会社全体として大きな変革を求められました。
その頃には、採用関係の仕事を任せられるようになっていたのですが、こんな時期に新卒・中途問わず、
まず応募があるのだろうか・・・ととても不安になったのを覚えています。
結果として、日本のインフラを立て直したいという若者がたくさん応募してくれたのは
とてもよかったです。

やりがいを感じたところ

先述しましたが、事務職でも専門知識を身に付け、外部に講師として派遣されたことです。
女子ならではの「柔らかい物言い」「子どもにウケる授業の作り方」という観点が期待されていたので、
それに応えられるよう、毎日が試行錯誤でした。
特に、専門知識の話になると、難しい言葉がたくさん出てきますので、それをどう一般の方や子どもに
理解して頂けるかという部分がとても大変でした。
でも、授業を終えて、アンケートで「わかりやすかった」という感想をもらうと
頑張った甲斐があったなぁとしみじみ思いました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

その会社はかなり古い体質だったので、私が採用された当時は女子の事務総合職がほとんどいませんでした。
男性ばかりだったので、施設面でも整備されていなかったのですが、徐々に改善して頂けました。
また、仕事の機会も平等に頂けて、「女だからと遠慮するな」と背中を押してもらうことが多かったです。
その分、責任も重く、毎日とんでもない時間まで残業漬けの日々でしたが(笑)
「女子=お茶汲み」と思っているような方がいまだにいるような職場でしたが、そうやって自信を持って
働けるように支えてくださった周囲の方々には、今でも本当に感謝しています。
最近では女性の総合職がたくさん採用されるようになり、皆さんいきいきと働いているそうです。


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