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働きやすいバイト先から辞めたいスタッフ続出への道。

  • 投稿日 : 2018-08-14
  • 投稿者 : AIAIさん(30代女性)

総合評価

  • 1.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

大学生、副業希望者歓迎という謳い文句に引かれ、当時本業を抱えていたものの収入が不安定だったので、高校時代に憧れていたCD shopを面接。正直給与はそんなに特別高いわけではなかったものの、20代前半というのもあり、なるべく明るく若い子が出入りするようなお店を希望していました。又、普段からネイルアートを楽しんでいた私にとって、ネイルも髪型も自由だったバイト先はまさに天国!年配のスタッフもどこかかっこよくてイキイキしていて、何としてでも合格したいお店でした。静かな環境は苦手なので店内が時間帯によってBGMを変えるシステムにも魅了されっぱなしでした。面接を受ける前にしっかりとリサーチできるお店という利点もあって、あまり不安もありませんでした。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

いくらアルバイトと言えどもスーツで行くべきか、髪の色を暗くして行くべきか、この時は相当考えました。このお店以外の面接では全て小ぎれいな服装、黒髪で出向いていましたがこう行った音楽を扱うお店は逆に個性を出すべきなのでは?と、直前まで住んでいた下北沢のレコードショップの店員さんの姿が浮かび、どうしても合格したいお店だったものの挑戦してみることに!今思えばなかなかのチャレンジャーだったなと思います。履歴書だけはしっかり埋めて、真面目アピール全開!でも髪は金髪に近いアッシュカラー、服装は下北系の普段着。いざ面接へ行くと、ものすごくラフな感じのオーラを醸し出す優しそうなおじさん(店長)が、住所氏名年齢、時給の確認、この店に応募した動機を確認し、大まかな業務内容だけを本当に大雑把に説明だけして「じゃ、後日合否連絡します?」で終わりました。結構あっけらかんと終わったことに拍子抜けというか。合否予想が全く読めない面接でした。

口コミ・体験談

何よりも良かった点は、こうした老若男女問わず幅広いお客様を相手にする仕事をしているとメンタルも対応の仕方もかなり磨かれます!これはかなりのメリットで、この職場をやめてからも役立つときが多々あります!おまけにちょっと変わった人や、施設通いの人等、普通には対応できない方々も沢山来られるし、同時に怪しい電話や普通の会話は通じないちょっと厄介な人からの妙な長電話対応もすることもあります。私は一体何の仕事をしているんだ?と思うこともかなりありますが、おかげでいまはどんな人間相手でも対応できるようになりました。時給は安かったものの、この対応力はお金では買えない価値があるので本当に良かったと思います!いまいちな点は、思っていたより音楽の知識は増やせなかったことですね。映画はタイトルとジャケットを度々見る機会があったのでいまはともかく当時は多少の知識を身につける事は出来ましたが、音楽は自分が思っていたよりも上層部が指定してきたジャンル通りに並べないといけなかったり、納得いかないジャンル配置だったり、個人経営と違って最大手なだけに取り扱う商品も限られていてあまり凝った商品もおけませんでした。洋楽好きな私にとってはかなりいまいちなお店でした。そこは職場と割り切って、商品を販売することに専念しましたが、アルバイトに入る直前までに住んでいた東京のお店が浮かぶたびに切ない思いがいっぱいになりました。途中で会社が合併したのですが、当初のお店は社員割引が20%だったのに対し、後半のお店は10%となりました。そして、年末年始の出勤者に対して出される特別報酬も額が減り、金銭的にもかなり不満は増えて行くばかりでした。社員と呼べる人間が店長クラスしかおらず、その店長は2?3年程度の頻度で転勤になってしまうのでお店も安定しないまま次のシステムに変わってしまい、スタッフ同士の対立も解決しないまま次の店長に引き継がれ。。そんなサイクルがずっと続いているので内部事情は悪化して行くばかりでした。『職場というのは仲良しごっこではない』という言葉があるように、みんながみんな仲良くする必要はないが、あまりにもギクシャクしていて居心地は悪くなって行きました。仕事として割り切って働いていましたが、楽しいかといえば嘘になる。そろそろ辞めどきかな?とみんな思い思い、次の職場を探そうとする姿が出てきました。私も実際、バイト探しのアプリを落としたり、フリーペーパーをもらってみたりしていました。でも愛着もあり、初めに書いたように様々なお客様を相手にすることで得られる知識と経験もあるからと、踏みとどまる日がありました。そうこうしているうちに本業が忙しくなり、長いこと勤務していただけにかなり融通をきかせてもらって週に2?3回で各8時間くらい勤務していた私でしたが月に4回くらいで各4時間程度の勤務にさせてもらえたこともありました。お店が大変だったとはいえ、こういう所には本当に感謝しています。日々の仕事を真面目に丁寧にやっていると、積み重ねてきた結果が出てくるものですね。私の場合は自分の意見をどんどん我慢せずに言いたいタイプだったので、その位置を作るために入社してはじめの1年は大人しくしていました。大人しく、真面目に、いい子にしながら相当周りを観察していました。1年経ったと同時に、これはイケる!と思い、ワガママではなく、”もっとお店をよくするために”と伝わるように、自分のやりやすい環境をうまく提示していってやがてはアルバイトの分際で上司にはガンガン物申せる立場へ達しました。何でそうしたかというと、はじめの1年に上司と部下の温度差をかなり感じたからです。中間管理職が必要だなと思い、ある意味面倒な立場だが、違う角度から見ると中間にいると自分の思うような環境を築けるので自ら進んでこういったことに乗り出したわけです、案の定、下っ端からは尊敬されるし、上司からは愚痴られたり妙に頼りにされたり。私の計算通り。私はある意味この環境を楽しんでいました。仕事って稼ぐのも大事ですが、いかに自分が楽しめるかも長続きのポイントですからね。

やりがいを感じたところ

初めの数年はお客様の数が多くて、とにかく勤務時間中はひたすらレジ打ちの嵐。他のスタッフと共にレジ打ちとお客様対応に明け暮れる時間が妙に一体感を感じて就業時間はみんなで一緒に疲れ果て、たかがレジ打ちだけでも達成感を得られました。それほど当時はCDやDVDはお店へ足を運んで入手するものだったのですね。数年経つと客足も減り、会社も合併し、閉店時間も早まりました。人員削減も起こり、業務内容はレジ打ちと同時に売り場のPOP作りも加わりました。それはそれで自分のアイデアが形となって店内が作品展状態になっていたので私としてはとてもやりがいは感じました。給与を思うと全割りにあってはいませんでしたが、長年店にいたら稼ぐ以上に愛着が湧いていたのでしょう。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

人員削減に伴い仕事内容は過酷化されて行くばかりでしたが、それでも正直いうと私は厄介な女上司に好待遇されていた方だったので耐えられた部分がありました。気付けば周りの下っ端のスタッフは毎日のようにパワハラを受けるようになっていて、合併後は店長が2?3年で転勤システムになってしまってからは『転勤の無い女上司2人の意見が100%』で動くようになっていました。売り上げが無いからと人員削減したくせに、今度はお店があまりにも人手不足で回らないからと、以前働いていたフタッフに連絡して戻ってきてくれた女性スタッフが妊娠してしまった時なんて「おめでとう」ではなく「何でこんな忙しい時に!妊娠しないって言ってたよね?もっと計画して妊娠しなよ!」なんて暴言はあり得ませんよね。挙句の果てには時間に融通の効くフリータースタッフに「給料もあまり出せないから、今日はもういいから帰って」と早退させられていたり。さらに酷いのは残業手当は当然付かないからって、退勤後一部の電気だけ点けて長々と店に残って品出しするバイトスタッフまで出てきました。もっと上層部にいる社員から定期的にアンケート調査があり、私は度々現状を記入して伝えていましたが、今思うともっと別の形でも上の人たちに伝えておくべきだと今でも後悔しています。会社の改善はスタッフにしか出来ないと思います。あんなに素敵だったお店がこんな姿になってしまうなんて寂しい限り。大きな会社ほどスタッフの声を聞く環境を作るべきでしょうね。


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