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夢なんてなかった!夢の国に増え続ける残念上司と逃げまくるキャスト

  • 投稿日 : 2018-08-27
  • 投稿者 : ぽんずさん(20代女性)

総合評価

  • 2.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

テーマパークでの仕事に興味を持ったきっかけは、子供の頃に訪れたときの憧れでした。

きらきらとした輝かしい世界で、ポップコーンを売っているお姉さんがかっこいいと思たんです。

忙しいのに笑顔でてきぱきと仕事をする姿が、ただ単純にすごいなぁと思って、その日からあのテーマパークは私にとっての憧れの場所になりました。

けれど、テーマパークで仕事をするのは現実的ではないと思っていて、諦めていました。

県をいくつかまたいで出勤するのは無駄だし、手っ取り早くお金を手にしたくて、学生時代は自宅付近の居酒屋で働いていました。

学校を卒業し就職したけれど失敗して、どうせなら好きなことをしようと思ったときに思い出したのがあのテーマパークでした。

幸いなことにあのテーマパークで仕事をすると企業受けもいいらしく、就活を始める気になれなかった私は逃げる口実に面接を受けたのです。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

面接官に言われたのは「終業希望時間が短いままなら雇えないと思うよ」でした。

日中だけ働いて片道2時間半ならなんとか通えるとしても、私の地元は田舎なので早朝や夜間の就業は困難です。

しかし、面接官は更に追いつめるように「本当は通えるんでしょ? 何時まで伸ばせるの?」そう訊いてきました。

正直いやでした。夜遅くなるとバスがなくなるから、真っ暗な道を1時間近くかけて歩いて帰らなくてはなりません。

でも面接官は「毎日じゃないんだから、できるよね」そう言って終業時間の調整を行いました。

週5日働くうちの、せいぜい1日くらいならなんとかなるだろう。

そう思った自分が馬鹿みたいです。

憧れでもあったテーマパークの仕事も、両親の期待から逃げるために面接を受けた自分にも。

でも、私がしっかりしなくてはテーマパークが大好きで来てくれるお客様に対して不誠実だなと感じました。

口コミ・体験談

仕事に対しては本当に、メンバーが悪かったとしか思えません。

上司は馬鹿か無能かその両方しかいなくて、先輩はやる気がなくて新人いびりに勤しむような人か、やる気があって新人いびりも積極的にやるような人ばかりでした。

私の居た店舗では根元から腐っていました。上司の指示はころころ変わるし、お客様なんて放っておいて談笑ばかりです。

上司も先輩たちも影口は当たり前だし、会社から与えられたルールは守らない。

自分たちと仲のいい扱いやすい子だけを擁護するせいで店舗の空気が悪くなっても、不穏分子とみなされた人たちは毎回始末書をあげるはめになる。

どんなにお客様たちに素晴らしい接客をしても、結局上司に気に入られなければ空気のように扱われるのです。

あの会社の方針は「褒めて育てろ」が基本です。

だからなんでもかんでも褒めるんです。おだててやる気を出させることは大変すばらしいですが、嘘をでっちあげてやる気を出させるんです。

「会議で君の名前が挙がってるよ。この調子で頑張ってね」「君にはいつも助けられてるよ。今度の昇進はきっと君だろう」

そうやって毎回言うんです。基本的に、誰にでも。ある程度勤続年数があれば、誰にでも言うんです。

他にも、終業時間が毎回おかしいんですよ。

私の場合、バスの時間があるからできるだけ早く帰りたいと面接のときに言っていました。

けれど、店舗には関係ありません。スケジュールは機械がつくります。上司に言っても意味がないのです。

「交代なら自分で探せ」「終業時間の変更は契約を切らなければならないから一度辞めることになる」

そんなことばかりを言う人たちです。そりゃあ、人数が多いのもわかっています。けれど、契約時に説明しているのに無理にシフトを入れるのです。

初年度の夏、週5日のシフトのほとんどは11時間半勤務でした。酷いときは時計の針が一周します。

契約外だと言っても、「いやなら辞めろ」しか言われませんでした。

テーマパークを辞めることは、両親の反対があったためできませんでした。

激務と通勤時間の5時間以上のおかげで日に日にやせ衰え、でもなんとかしがみついていけば何か変わるんじゃないかと思って、毎日通いました。

暫くして30分ほどの距離に引っ越したのですが、家が近くなったと知るや、店舗の人間は労働力ではなく奴隷として私を見るようになりました。

「台風で出勤できない人がいるかもしれないから、休みでも来い」

このくらいならまだ可愛いものでした。

「台風だから前倒しで来て。人数揃ったら帰っていいから」

人数揃っても退勤どころか、休憩もきませんでした。理由は偉い人たちの連携が取れていないから。

せめて休憩をくださいと言っても、「わがまま言うな」で終わります。

夏は特にひどかったです。

熱中症の危険性がわかっているから、会社としてはドリンクと塩タブレットで対策はとっている。

けれど、休憩がまわってこないんです。誰か倒れても代わりがいるからなくなりません。

猛暑日に屋外で3時間作業を強要され、笑顔で接客して、辛いしんどいという泣き言は偉い方々に却下される。

熱中症になれば「自己管理ができていない」と蔑まれるんです。

我慢する従業員が多く、特に新人は声を上げることもできません。

そんな毎日です。鬱になって辞める人も多いです。

会社の相談室に駆け込んでも、根本的なところは解決できませんでした。

店の床で這いつくばるように食事をしている人たちもいます。

従業員が水も飲めず接客を続けていても、上司たちは涼しい場所で談笑中です。

列に並び疲れたお客様に罵声を浴びせられても、私たちは謝ることしかできません。

それの何が夢と魔法ですか?

何を信じていいのかわからなくなります。

やりがいを感じたところ

小さな子供との触れ合いと、新人教育は楽しかったです。

列でぐずっている子をあやして、笑顔にできたときは心の中でガッツポーズを取っていました。

けれど、自分のように夢を見る子を増やして、絶望させてもいいのかという思いが常に頭の片隅にあったため、素直に喜べたことは少なかったと思います。

新人教育は、私の先輩方のほとんどが「先輩と呼ぶに相応しくない方々」だったため、そうはならないように教育してきたつもりです。

いやな先輩方と新人たちの間で防波堤にでもなれたらと思って行動してきた結果なので、やりがいを強く感じました。

本来なら誰でも楽しめる場所ですし、先輩たちや上司にも変わってほしかったんですけどね。力及ばず、新人たちだけでいっぱいいっぱいです。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

せめて上司がまともなら、と思いました。

例えば、飲食店の場合人体に影響を与えるものでもあるため、他よりもルールが厳しいんです。

指導する立場の人間がルールを破り、アクセサリーをつけたまま汚い手で食品を触るとか、煙草を胸ポケットに入れたまま接客するとか。

そういうのを、社員が平気でやるんです。社員と仲のいい人間なら同じようにやっても許されます。

咎めた人間が罰せられ、居心地が悪くなって退職せざるを得なくなる。そして優秀な人材がいなくなるんです。

それを何度も繰り返してきた結果、あのような店舗になってしまったのでしょう。

移動や配置換えは何度かありますが、その程度では難しいようです。せっかく来てくださった優秀な人たちも、微温湯に浸かってだめになる。

なら、あの店舗を取り壊してほしい。もうだめです。あの店がある限り、あのメンバーが固まっている限りいい結果になるとは思えません。

それならばいっそのこと取り壊して新しい店にした方がいいです。

雨漏りばかりの店に夢も希望もないですから。綺麗さっぱり、新しくしましょう。

せめてテーマパークが本当の意味で好きな人が従業員になればいいんです。

みんな本当は好きだったはずなのに。


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