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仕事は、時に部下や上司と力を合わせ、無理せず、働きやすい環境を作ろう。

  • 投稿日 : 2018-09-03
  • 投稿者 : むーさんさん(30代女性)

総合評価

  • 4.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

勉強漬けだった女子高の、専門学校を卒業後、刺激的な仕事がしたいという願望が芽生えました。テレビや旅行代理店で、有名ホテルを見かけ、ホテルの お仕事に興味を持つようになり、求人募集で、ヒルトンホテルのハウスキーピングに目が止まり、即 応募しました。



専門学校時代は、親の目が光っていたし、アルバイトも禁止、勉強のみの生活を強いられ、吐け口がありませんでした。社会勉強に著しく欠けていたので、その当時を爆発するべく、体力仕事に臆さず とびこみました。



おかげで、ハウスキーピングを通して、キツイ仕事をキツイと知れて、社会勉強に大いに役立ちました。



接客や、サービス業といった仕事をしている人が、どんな思いで お客様を支えているのかが、痛い程わかりました。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

ハウスキーピングは、体力仕事なので、明るくハキハキした受け答えが好感を得るだろうと思い、ポイントをしぼって、健康と、明るい性格を前面にアピールしました。



この人となら協力し合える、と思われ なければ なりませんから、質問に即答し、なるべく笑顔で明確に答えました。



面接官に、目をじっと見られていましたが、臆することなく、和かに、雑談もできました。甲斐があって、私自身の家族のことや一人暮らしに興味を持って頂き、質問され、雰囲気が良かったです。



面接官が、

「じゃあ決まりね。いつから来る?」

と、その場で急な展開になり、本当にラッキーでした。



面接とはいえ、双方 初対面なので、緊張に打ち勝ち、リラックスして応対できれば、幸運を掴めると思っていました。

口コミ・体験談

先ずお客様の部屋の前に立ち、3回ノックして、「ハウス キーピング、ハウスキーピング。」と、ドア越しに お声をかけます。まだ人が残っているのではないかと、ドキドキしながら毎回 立っていました。



外国の人が多いので、体格の大きな人が出てきた場合を想定したりして、怖かったです。



お客様の外出 確認 後でも、お客様が中に居ることがありました。それが外国の人だったりすると、「メイ アイ クリーン アップ ユア ルーム。」と尋ねた後、まさかの「シュアー。」の時、お客様の同席で、掃除を始めなければ なりません。

体格の大きな外国の人が居て、いつものタイミングで進められず、せっかく終えても「あっ、忘れてた。」といった感じて、二度手間をやってしまったりと、見られている時の動揺は、尋常じゃないです。文句言われやしないかと、怖かったです。



お客様がチェックアウトしたあと、指輪の置き忘れがあった時などは、疑われたくないので、直ちにフロントに連絡をしました。



枕下のチップには気をつかいました。ご好意の お札が置かれていて、その額が大きいと、他のメンバーに言うべきかとか、対処に困りました。先輩が、「その部屋に入った幸運だから、素直に受けとったら良い。」と、教えてくれたので、素直に頂くようにしていました。

外国では当たり前のチップでしょうが、密室で、現金が置かれているので、泥棒になった気分でした。



スイートルームを担当した時は、お子さん達の脱ぎ捨てた靴下や下着類などが散乱しており、どう手をつけていいやら困り果てたことがありました。

先輩には、お客様の物を触ってはいけない、と言い聞かされていましたが、さすがに床に散乱した物を見て見ぬふりが出来ず、拾い集めて一ヶ所にまとめて置きました。触れてはいけないのですが、苦情がなくて良かったです。



スイートルームの階では、著名人が宿泊していました。アメリカ バスケットボールの有名選手とローカですれ違った時は、大きな物体に釘付けになって、ジッと見つめてしまいました。すれ違いざまに、私の頭に手を乗せたのでビックリしました。意表を突いた茶目っ気を見られました。



キングサイズのベッドが一つの広い お部屋に、1人で宿泊の ご婦人が部屋から出て来られた時、掃除に向かった私にすれ違い様、私の手にお札を握らせたのです。

初めゴミをくれたと思いましたが、可愛く折られた5,000円札でした。

ご婦人は、ただ手に お札を握らせただけで、振り返りもせず、外出に向かわれました。



これは お掃除で お返しするしかないと思い、いつも以上に念入りに、もう やるとこは ないか、徹底的にしあげました。

どこぞの社長婦人のような気がして、あのクールなご婦人を、忘れられません。



たまに、宿泊部屋に空きがあった時は、掃除に余裕が出来るので、それはそれで一斉に大掃除の時間に当てられました。毎回は出来ない、人の目にふれることのない部分を掃除しました。動かせる家具は移動させて、カーペットに付着した埃やシミをブラシでキレイにします。

でも、社員の人が常に目を光らせ、厳しいチェックが行き届いているおかげで、隅々にしても、汚れは ほとんど見当たりませんでした。

それでも、日頃の行いあってなので、汚れていなくても、家具をズラしたら、ちゃんとカーペットをブラシで磨きました。



この仕事で使われる荷台には、シーツ類や部屋の備品などが積み上げられているので、それを押して回っていると、腰に響きました。お風呂 磨きやベッドメイキングで腰を曲げて作業することが、とても きつかった です。

一部屋 終わり、また次の部屋と回る内、1日で腰痛をおこしました。



毎日 腰が痛かったです。マッサージにも通っていました。

背骨や骨盤が歪んでしまいそうで不安でしたが、それでも涼しげに働いている先輩達を、とても尊敬しました。

やりがいを感じたところ

お客様から直接「ありがとう。」と、お声を掛けて頂いた時に、初めて やり甲斐を感じたと思います。

お客様の一声で、お部屋の掃除成果を感じられ、とっても嬉しかったです。



ベッドメイキングでは、キングサイズに時間を要していました。

四方 角から角に動き回ってシーツを折り込むうち、歪んだり、シーツの張りがなくなったりして、一ヶ所がダメになると要領が悪くて、またやり直す手間が掛かりました。



体が小さいので、幅広のベッドは もたもた してしまい、いっぺんにサッとシワを伸ばせた時は、感激でした。



他の掃除は こなせても、ベッドメイキングだけは、手際の悪さに悩まされました。

ある程度 1日 何部屋やると決めて、達成した日は、やり甲斐を感じました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

身長が高い先輩達は、無駄にバタバタ動き回らなくても、立っている場所から手を伸ばせば隅々まで届くので、要領が良く、スピーディーでした。

身長が低いと、その場所まで回って行ったり、高い所には台を持ち回ったり、あちこち体が痛かったです。



皆と同じ仕事ですが、身長が低い分だけ時間がかかり、そこを無茶して頑張って、体に負担になったので、仕事が遅くても、流れに任せて、自信を持って励んでいれば良かったなと、振り返ってそう思います。



150㎝ も満たない お姉さんもいましたが、そのお姉さんもやはり苦戦していました。届かない、見えない、と、かなりのストレスを強いられ、体格的に向いていない のが見て取れました。

お姉さんは、数ヶ月で やめました。

体力仕事は体格が影響することを痛感しました。



ヒルトンホテルのハウスキーピングは、とても教育が丁寧に行き届いています。わかり易く、教わった通りにやるだけですから、こうすれば 良かった、という仕事は特に浮かびません。



無理せず頑張り過ぎず、先輩達との関わりを大事にし、頼り頼られして励むことに、もっと努めていたら良かったなと思います。



お客様に喜ばれる お部屋作りに取り組むには、チームワークが大事だったと、時間が経ってから悔やむようになりました。


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