上司と部下の垣根の低い、提案力のある人には働きやすい職場です
- 投稿日 : 2018-12-10
- 投稿者 : nemunokiさん(30代女性)
総合評価
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充実感
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待遇度
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自由度
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この仕事を選んだ理由やキッカケ
そもそも学校法人へ勤めようと思った理由ですが、それまでは介護の業界で働いており、1週間のうちに何人もの方がなくなり、介護者がどんどん疲弊していく様子を見るという高齢者向けビジネスに気を病んでしまい、未来ある若者達を支援するような、明るい業界で働きたい、と思ったことにあります。小学校や中学校、高校はモンスターペアレントが多く、更に気を病んでしまうような印象があったため、ほぼ自立している子達の集まる専門学校や大学で働きたい、と思い、求人を探しました。現在の職場を選んだ理由は、大学のほぼすべてが4月入社のみしか取り扱っていないのに対し、条件が合えばすぐにでも雇ってくれるという条件だったため、現在の職場を選ぶこととなりました。
面接時に思った事や感じたことを教えてください
面接は2度行いました。1度目はその学校のある地区の責任者と、勤めることになる学校の校長先生との2名の面接官で、数名の集団面接を行いました。仕事のイメージがつくか?繁忙期もあるが大丈夫か?学校に勤めたいと思った理由はなにか?等を確認されましたが、以前の職場が介護業界で激務だったこともあり、問題ありません、若者の育成に携わりたいと思ったからです、と答えたように記憶しています。2度目の最終面接は、学校法人の理事、数名との個人面接でした。1度目に聞かれたこととほぼ同じことが聞かれたように思います。現在勤めている学校法人は、「情熱」や「熱意」を重要視する法人であるため、経営理念に共感した、ということを中心に面接ではお話ししました。どの面接官も圧迫感はなく、フランクな印象の方が多い印象でした。
口コミ・体験談
経理事務職としての採用で、それまで営業事務しか携わったことがなかったので、きちんと経理業務ができるのかどうか不安もありましたが、本採用の前に2か月ほどアルバイトとして経理業務のお手伝いをさせていただけたため、スムーズに業務に入ることができました。もちろん、本採用になったのちに、いろいろと失敗や誤りもありましたが、それまでアルバイトで入っていた別の学校の経理の方に気軽に質問できたり、本部の総務の方にも質問できたり、という環境にあるため、大きな不安を感じることはありませんでした。中途採用のため、うまく風土に馴染めるかどうかも不安の1つとしてあったのですが、学校法人自体の方針として、「上司も部下も役職を付けず、○○さんというように苗字で呼び合うように」という方針があることもあり、上司と部下、同僚たちとの垣根が非常に低く、職場に馴染むのにそんなに多くの時間は要しませんでした。現在はこの職場に勤めて3年目となったこともあり、新入教員の指導係にもあたることになりました。自分自身が感じた垣根の低さを、新入教員の子達にも感じてもらえるよう、厳しくもあたたかい指導を心がけています。ただ、職場にはいいところだけではなく、イマイチかな、と思うこともあります。1つ目は職場を学校しか経験したことのない人も多くいるため、通常のビジネスでは考えられないような、浮世離れしたゆっくりしたスピードで仕事をすすめたり、非常に非効率的な方法で仕事をすすめたりしようとする人が多いことです。都内の、1分1秒を争う介護現場にいた自分にとっては、びっくりするような仕事のすすめ方で、もっとこうすればいいのに、こうしてくれないから自分の業務も全然すすまない、と思うことが多々あります。もう1つは、「熱意」や「情熱」を大事にしている学校法人ということもあり、残業の増加を厭わない傾向にあることです。私が入社した当時は見込み残業制で、残業時間にかかわらず一定の残業手当がついていたこともあり、青天井で残業する人も多くいました。こちらは昨今の風潮に合わせ、改善されたこともあり、現在では決められた時間までの残業しかできないような体制にはなってきております。しかしながら、考え方まではなかなか変わらないため、「なんで残業して頑張らないの?」といった考えを持っている人も、まだ多くいるように思います。これは他の学校にはあまりないことかもしれませんが、ほぼ毎週のようにオープンキャンパスがあり、通常の勤務形態では確実に土曜出勤になることも、なかなか就職するまでは分からないことでした。それまでは、土曜出勤があるにしても、他にも教員はいるわけだし、せいぜい月1とか2か月に1度程度かな、と思っていましたが、実際のところはほぼ毎週、土曜にオープンキャンパスのために出勤しないといけないような状況でした。振り替えの休日はあるのですが、平日に振り返ることもあり、ほとんど連休が取れず、かなり体に疲れがたまる職場環境ではありました。現在は雇用形態が変わり、完全土日休暇にしていただいているため、身体的にはずいぶん働きやすくなりましたが、その分お給料はだいぶ下がってしまいました。失敗談もあります。学校という職場柄、在校生や入学希望者達の個人情報を扱うのですが、一斉にメールで連絡を送る際に、BCCではなく、CCで送信してしまったことがありました。メールを受け取った方からの連絡で気づいたのですが、謝罪の手紙を全員に送り、本部に対して事故報告書を書く事態となり、当時の校長先生、副校長先生にもずいぶん迷惑をかけてしまいましたので、今後はそういったことのないよう、重々気を付けながら仕事をしております。
やりがいを感じたところ
経理事務の仕事においては、決算業務にてやりがいを感じました。年に2度、仮決算と本決算があるのですが、数字がぴったり合った際には非常にほっとするといいますか、すっきりした気持ちになります。日頃のきちんとした経理処理の積み重ねが、決算でのやりがいにつながりますので、日々、丁寧に業務を行うことを心がけています。事務以外に、広報の仕事にも携わっているのですが、オープンキャンパスにて入学を検討している方々に対し、当校のメリット・デメリットや学費、入試方法等について説明し、納得してもらい、実際に入学する、というところまで見届けられた際には、伝えたいことがきちんと伝わって、この学校がいいと思って選んでもらえたんだな、と、達成感を感じます。
こうだったらもっと良かった!と思うところ
学校業務しか経験したことのない人が多いため、とにかく仕事の効率が悪いです。締切を設けてもその締切を平気で守らなかったり、誤字脱字だらけの会議資料を恥ずかしげもなく提出するような人もいます。本部の方々は非常にしっかりした方が多いので、生徒募集にばかり注力するのではなく、もっと教員のスキル向上のための研修やOJTを行ってもらいたいと思います。特に、理念的なことではなく、実際に効率よく仕事をこなすための、具体的な解決方法を提示してくれるような研修を希望しています。なかなか提案する機会もなく、実現されることがないですが、何か機会があれば、ぜひ進言したいとすら思っています。自分自身が研修をしてもいいのですが、日々の業務と同時並行で、研修もこなす、というのは時間的にも物理的にもなかなか難しいことであるため、やはりしっかりと本部が、時間をとって研修するべきなのではないかな、と思っております。それ以外には、使っているシステムが古いので、もっと新しいものにアップデートした方がいいと思っています。こちらは徐々に改善されており、一部システムは刷新されましたが、経理システムはかなり古いシステムを使っているように感じるので、もっと利用しやすいものへの更新を期待したいです。
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