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賞与だけは良かった、くだらないことで始末書を書く職場

  • 投稿日 : 2019-02-20
  • 投稿者 : みなとさん(30代女性)

総合評価

  • 1.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

ハローワークを見て応募しました。当時はリーマンショック後で、就職先に困っていました。あまり福祉業界には興味がなかったのですが、確か、1ヶ月以上募集中のままでよっぽど人がこないのだろうと思って応募した覚えがあります。

私自身、どうしてもこんな仕事がしたい!という気持ちが当時はありませんできたし、正直言うとなんとなく、でした。ただ単に、土日休みで給与もそれなりに良く、何より賞与が多めだったので、ほとんどそれだけの条件で応募しました。

特に、島根県に縁やゆかりはなかったため、地域の福祉、というところに焦点を当てて動機などを考えなければならなくて大変だったことが記憶に残っています。島根県出身じゃないと応募しにくいとさえ思いました。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

理事長含め、3人の方に面接されました。まず、ここは理事長が県職員の天下りです。そのことを事前に知っていたので、感じたことは「この人、あんまり福祉のこと知らないな、それなのに理事長なんだ」ということでした。面接の時点でいきなり就職先へ不信感が募ってしまいました。

面接は雑談のようで、圧迫などはなく、印象に残るような会話もありませんでした。1つ思ったのは、周りと上手くやっていけますか?自分の思い通りにならなくても我慢して続けられますか?と問われているのだな、ということです。準公務員のようなところなので、「不満を言わずに黙って仕事できますか?」「列を乱さずに仕事できますか?」と言われているように感じました。

口コミ・体験談

良かったところは賞与が高いところです。申し訳ないですが、あとはイマイチだったとしか言いようがありません。何より列を乱さないこと、黙って仕事をすること、上司の言うことを聞くことが優先です。違う、と思っても、立場が上の人に向かって意見することは許されません。

若い年代は我慢して我慢して働くしかありません。ただ、年に数回だけ第三者に電話で相談できる機会があるので、何か言いたければそのチャンスにかけるべきです。これは体験ですが、どうしてもパワハラを訴えたくて、でも内部では絶対に揉み消されることが分かっていたので、第三者に電話で相談できるチャンスを待ちました。この日だ、という日(1日しか設けられないので)に電話をかけて、思いの丈をぶつけました。第三者の方なので、本当にしっかり聞いてくれて、内部のお偉いさんに掛け合ってくれました。

そういうチャンスの日を逃してはいけないと思います。私はマタハラを受けた時には、勇気がなくて相談できなかったので、とても後悔しています。マタハラを課長に相談したらすぐに揉み消されたので、やはり第三者に言わなければ意味がありませんでした。マタハラは、終業直前に仕事を押し付ける、残業を強制する、お腹が大きくても冷凍食品を何十kgも運ばせると本当にひどいものでした。よく無事に子供が産まれたものだと思います。ぎりぎりを状態でした。8時に出勤して21時まで仕事してました。誰も助けてくれず、見てみぬふりで、とても辛かったです。

マタハラを受けたことは一生の心の傷になると思います。育児休暇が明けてからも、到底定時では帰れないような仕事量を押し付ける、仕方なく朝早く出勤しても、当たり前だと言われました。育児休暇明けからは7時に出勤していました。2時間も早く職場に来ているのに、朝早く来るのは当たり前、ちょっと狂ってるのではないかと思いました。この職場は特に若手に仕事を押し付けます。それが当たり前という風潮です。そして誰も助けてくれません。相談したいなら、しかるべき機関へ自分自身でなんとかするしかありません。でも、しかるべき機関とは繋がっているので、勇気を出して訴えれば話は通じます。

育児休暇明け後、どうしても辛かったパワハラを訴え、私に訴えられた相手は異動になりました。やっぱり云うべきでしたし、きちんと伝えれば反応があります。周りからどんな目で見られようと、自分が病気にならないように行動しなければなりません。若手で我慢しすぎてうつ病になった人もいるので、私はきちんと第三者へ真実を伝えるようにしています。そうでもしないと、この組織は永久に変わることはないと思います。課長、施設長はみんな似たような人で、事なかれ主義です。とにかく列を乱さないこと、上から言われたことに従うことが一番なのです。

そこから外れると、いくら正しいことを言っても、間違った人、おかしな人という扱いを受けます。ここの長所である賞与をもらい続けるためには、とにかく黙って仕事をすること、それしかありませんできたし、逆に言えば、それさえ我慢してできれば別に成果は上げなくとも高い賞与を定年までもらい続けることができます。私はとても耐えられませんでしたが、お金のためと想って自分の言いたいことを我慢できる人はこの組織では生き残ることができるのだと思います。それと一番は、理不尽な異動に耐えることです。島根県内どこに異動になるか分かりません。

これに耐えられる人でなければ続けられません。言われた通りに黙って仕事をこなし、異動に耐えていれば自然と毎年給与は上がっていきます。ですので、辞めるタイミングもどんどん失っていってしまいます。決断は早い方が良いです。

やりがいを感じたところ

やりがいを感じたのは、福祉職場らしく、ご利用者との会話です。入ったばかりの頃「桜を見て。この窓から見える桜、きれいでしょう。あなたは初めて見るよね」と話しかけてもらってぐっときてしまったこともあります。退所した方からお手紙をもらうこともあります。ずっと年賀状を送ってくださる方もいらっしゃいます。

ダイレクトに声をかけてもらえるところがやりがいになります。ずっと暮らしていると皆様なんだか本当に言い方が悪いですが可愛らしく思えてくるのです。自分の子供のように、何かわがままをいわれても、うんそうだね、苦しいのね、頑張ってね、という気持ちになれるものです。優しい気持ちになれるのが、福祉という職場の良いところだと思います。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

もっと、調理師と管理栄養士が協力しあえていればよかったと思います。どうして、あんなにも敵対してしまうのか分かりません。調理師はコンプレックスゆえなのかもしれませんが。管理栄養士は別に、調理師を下に見たりしていませんし、尊敬もしています。

指示しなければならない立場ですがなるべく丁寧に接します。それでも調理師は管理栄養士が敵に見えるのかもしれません。日々、管理栄養士は調理師へのクレームにも対応しているのに、調理師は管理栄養士が少しでもミスすることがゆるせないのです。とても印象的だった出来事は、ヨーグルトが2つ足りなかった、それだけで激昂し、管理栄養士に始末書を書かせたということです。そんなちょっとしたことでも、絶対に許せない、書類に書いて謝れ、ということです。

おそらく、福祉職場の中でも一番くだらないことで始末書を書いているのが管理栄養士だと思います。「これが足りなかったので気をつけます」そんな始末書を仕上げるのに時間をかける、おかしな職場でした。こんなことに人生の時間を使うのがもったいないとしか思えませんでした。なぜそんなどうでも良いことでキレるのかも謎でした。とにかく、管理栄養士を攻撃したかったのでしょうね。


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