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一年中飽きない! 巫女のアルバイトの内容

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ちょっと変わったアルバイトをしてみたいと思いませんか? 女性専用と言っても過言ではない「巫女」のアルバイトは、実は一年中仕事があって飽きない仕事としても知られています。

以前にもこのサイトでご紹介した巫女のアルバイトですが、今回はさらに巫女というお仕事を掘り下げてご紹介したいと思います。もちろん前回の記事「若いころ限定とも言える巫女さんのアルバイトはどんな感じ?」も併せてご覧ください。

そして今回は神奈川県の巫女のアルバイトについて、仕事の内容や特徴をご紹介していきます。

巫女の仕事の基本的な内容と資格について


神社で催事や神事などの行事をお手伝いするのが巫女の仕事ですが、まずは基本的な巫女の仕事の内容についてからご紹介していきます。巫女は神社で執り行われる神事や祭事などをお手伝いするだけではありません。

神社の敷地内の清掃業務なども行いますし、神社内にある社務所(売店などの事)にて、お札やお守りなどの販売をしたりもします。普段祭事や神事が無くても仕事はたくさんあるもなのです。

ちなみにあまり知られていないかもしれませんが、巫女というのは舞姫(まいひめ)といって、舞を踊る行事への参加をする事もあるので、一種のエンターテイメント性も含んでいるお仕事であると言えるでしょう。

巫女の制服ともいえる巫女装束は白い小袖を身に着けて下は赤い袴、日本だけではなく世界中で知られている美しい衣装ですが、本来海外で知られる事が無いものですが、アニメなどの影響を強く受けたために有名になったのでしょう。

さて、巫女になるには資格がいるのか? という素朴な疑問ですが、絶対に守らなければならないのは「未婚」である事です。もちろん結婚後に技術の継承で先生として残る方もいますが、これは巫女ではなく神社職員としての勤務となります。

巫女として働くためには18歳くらいから勤める事が可能で、定年は20代後半というから仕事としての寿命は短めだと言えるでしょう。

神社の一年の行事


普段は神社に縁があまりないという方の場合は、神社でどんな行事があるのかわからない方も多いでしょう。簡単に神社の年中行事をご紹介いたします。

年中行事は天皇家の行事と密接な関係があるので、国の記念日などに行事が行われる事が多く、その行事とは別に地域やその神社での行事が加わる事が多いようです。

結構多いのでひと月ごとに行事を簡単に説明していきます。

一月(睦月)の行事

「四方拝(しほうはい)」国の行事で1年の天災祓いや五穀豊穣、国家安泰、天下泰平などを祈願する祭事で、全国の神社で歳旦祭が行われます。

「元始際(げんしさい)」天皇陛下が3日に行う行事で、全国の神社でも同じように元始際が執り行われます。

「初詣(はつもうで)」元旦に神社を参拝する行事です。一般的には自宅から近い氏神様や、その年の恵方(年によって違う)にある神社を参拝し、一年の平安無事をお祈りする行事です。

「鏡開き(かがみびらき)」家でお供えしている鏡餅をいただく儀式です。家庭で行う事が多いですが神社でも鏡開きの行事は行います。

「小正月(こしょうがつ)」七草がゆを食べる行事はご存知の方も多いと思いますが、神社でもお正月に使ったお飾りなどをお炊き上げする行事などが行われます。

二月(きさらぎ)の行事


「節分(せつぶん)」二月と言えば代表的な行事は節分ですね。節分は立春の前日に行われるのですが、多くは2月3日に行われるようですね。福を呼び鬼を退けるといった意味で大豆をまきます。最近はピーナツなどをまく事もあるようです。

「紀元節(きげんせつ)建国記念日の祭事です。日本という国ができた日なので神社でも祭事が執り行われます。

三月(弥生)の行事

「雛祭(ひなまつり)」女の子の行事ですね。桃の節句にひな人形を飾ってお祝いをします。神社によっては流し雛を執り行うところもあるようです。

「春分(しゅんぶん)」春分は年2回の昼と夜が同じ長さになる日の一つです。神社ではご先祖様をお祭りする日で、宮中では春季皇霊祭が行われます。

四月(卯月)の行事

「春祭り(はるまつり)」農業で実りが多い一年であるようにご祈祷するお祭りです。山の神や田畑の神様をまつります。

「昭和の日(しょうわのひ)」みどりの日から昭和の日となりました。4月29日には祭事が行われる神社もあるようです。

五月(さつき)の行事


「みどりの日(みどりのひ)」天皇誕生日だったみどりの日が昭和の日となったため、みどりの日は5月4日となりました。神社で行事が行われる事もあるようです。

「こどもの日(こどものひ)」男の子の節句ですね。5月5日に行われる行事で、男の子のいるご家庭では端午の節句を行うところが多いようです。神社でも行事が執り行われるようです。

「田植え(たうえ)」稲作が始まるこの時期に、豊穣を祈ってご祈祷が行われるところも多いようです。昔ながらの行事の一つですね。

六月(水無月)の行事

「大祓い(おおはらい)」罪穢れを祓うための儀式です。普通に生活していても無意識に罪穢れを受ける事もあるので、その罪穢れを祓うための行事が行われるのです。知の輪くぐりなどが有名ですね。

七月(文月)の行事

「七夕(たなばた)」牽牛と織姫が1年に一回だけ出会う日として知られている七夕ですが、神社でもこの日にご先祖様をお迎えする行事が行われます。

「夏祭り(なつまつり)」夏祭りは、平安時代から伝わる厄除けの意味もある行事で、悪霊を鎮める意味と災害の無いように祈る行事でもあります。

八月(葉月)の行事


「お盆(おぼん)」お盆というと何となくお寺が関係しているように思うかもしれまえんが、神社でもご先祖様をお迎えする行事が行われます。

「戦没者を追悼し平和を祈念する日(せんぼつしゃをついとうしへいわをきねんするひ)」日本全国の護国神社でみたま祭が行われます。7月15日は靖国神社で行われるのが有名ですね。

九月(長月)の行事

「観月祭(かんげつさい)」中秋の名月の日として8月15日にはお月さまを見るお祭りがおこなわれます。お供えとして有名なのがお団子ですね。農作物の豊穣を祈る儀式として行われる行事です。

「秋分(しゅうぶん)」昼と夜の時間が同じ日ですね。宮中での行事として秋季皇霊祭が執り行われます。神社でも秋分の日の行事を行うところがあるようです。

十月(神無月)の行事

「秋祭り(あきまつり)」秋の実りを神に感謝するお祭りです。豊作に感謝を込めて各地の神社でお祭りが執り行われます。子供たちにとっては楽しいお祭りですね。

「神嘗祭(かんなめさい)」古くからある行事の一つで、その年に収穫した谷網tを天照大神に奉ります。

十一月(霜月)の行事


「七五三(しちごさん)」子供のためのお参りの一つです。男の子は3歳の時にお参りし、女の子は5歳と7歳の時にお参りする行事です。子供の成長に感謝してお祈りする行事です。

「新嘗祭(にいなめさい)」あまり耳にした事が無い行事ですが、勤労感謝の日と言えばわかりやすいのではないでしょうか。この行事は宮中の収穫祭でもあり、全国の神社でも同じように行われる行事です。

十二月(師走)の行事

「煤祓い(すすはらい)」日本全国の神社で行われる行事です。神社の大掃除を行う日と言ってもいいでしょう。大掃除の由来でもあるこの行事は、キレイにして年神様をお迎えするための行事です。

「天皇陛下お誕生日(てんのうへいかおたんじょうび)」平成の天皇陛下のお誕生日です。宮中と全国の神社では天長祭という行事が行われます。

「大祓い(おおはらい)」6月にも行われましたが、この日は1年の罪穢れを払うために行われます。

神奈川県にある神社の巫女の平均的な時給


巫女のアルバイトはお仕事としては人気がありますが、神社によって時給に差が出るのは事実のようです。例えば鶴岡八幡宮のような大きな神社だったら、やはり参拝客も多いので時給も高いでしょう。

でも地元にある小さな神社の場合はどうでしょうか? もしかしたら多少時給にも差が出るかもしれませんね。神奈川に限らず巫女のアルバイトの時給の平均は1,000円前後のようです。もちろんそのほかにも手当がつく事もあります。

お正月や大晦日などの場合は参拝客も多いので、深夜に働くことがあるため深夜料金が追加される事が多いようですね。混雑する時期の仕事は本当に大変で、巫女という清楚なイメージとはちょっとかけ離れていると感じる事もあるでしょう。

どちらかというと肉体労働が多いのが巫女のアルバイトなので、楽だと思って応募すると後で後悔する事もあるかもしれないのでご注意ください。

巫女にも数種類の職種があるって本当?


白い小袖に赤い袴を身に着けて、神社の社務所でお札を販売する売り子さんとして活躍するのも巫女の仕事の一つですが、実は巫女には他にも種類があるものなのです。

巫女の仕事を巫女として行う方の中には、巫女の舞を舞う舞手として活躍した方も多いようです。その舞手の方が20代後半に巫女を引退したのちに、後輩の巫女に教えるために指導員として残る事もあるようです。

基本的にアルバイトの巫女は助勤巫女と言い、本職の巫女とは違う扱いとなっています。例えば大晦日やお正月や七五三などのたくさんの人が参拝にくる時にお仕事をお手伝いする事が多いですね。

巫女のアルバイト情報については高校や大学などに直接募集が寄せられる事もありますが、ハローワークにも掲載される事が多いので、定期的にハローワークをチェックすると見つけやすいでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回は神奈川県にある神社で巫女のアルバイトをすると、どのくらいの行事があってどのくらいの時給がもらえるのかについてをまとめてみました。

巫女のアルバイトは意外と一年を通して多いというのもわかりましたね。もしも巫女の仕事に興味がある方は、働ける期間が短い巫女のアルバイト募集を見つけたら応募してみるといいですね。

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