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職人を目指す! フライス加工のアルバイトの仕事内容と時給について

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フライス加工ってご存知でしょうか? 汎用フライスといえば男性にはわかりやすいかもしれませんが、このフライス加工も立派な金属加工の仕事の一つなのです。

実はフライス加工もとても需要が高い技術なのですが、現在ではあまり加工ができる人がいないため、人手不足となっている職種の一つでもあるのです。

ところが金属加工業というのは小さな工場であってもとても稼げる仕事なので、アルバイトでも入る事ができればかなり将来性の高いお仕事になるのは間違いないのです。

そこで今回は前々回に引き続き金属加工業の中の「フライス加工」のアルバイトについての特集をしていきますので、金属加工業に興味がある方はぜひ最後までお付き合いください。

そもそもフライス加工ってなんなの?

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まずはフライス加工についてから説明をした方がいいですね。フライス加工というのは金属やプラスチックなどの角材を加工する機械で、平面加工や溝加工を行う事ができるだけではなく、歯車などの加工を行う事も可能です。

以前紹介したNC旋盤加工は回転軸の部分にチャックがついていて、材料を高速回転させて刃物を近づけて削るのとは違って、フライス加工の場合は刃物の軸が高速回転し、品物の台を前後左右に動かすことによって加工していく機械なのです。

もちろん冶具などを使って丸い製品を加工する事も可能です。加工技術によっていろいろな加工ができるのが特徴です。自動機ではないので人の手で細かな制御ができるので、職人としての腕の見せ所な仕事でもありますね。

とても歴史が古い機械で、1814年~1820年代に銃器の部品の加工をするために開発されたのが始まりです。機械の種類もとても豊富なのですが、使い方はどれも同じなので一台使えればどれも使えるというメリットがあります。

フライス加工ってアルバイトでできるの?

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高い技術を必要とするフライス加工ですが、果たしてアルバイトなんて募集しているのかが問題ですよね。それだけの技術を得るためにはきっと何年も修行をしなくてはならないはず! と思う事でしょう。

ですがフライス加工は基本的な動きをしっかりと学び、芯の出し方などをマスターする事ができれば、あとは図面から加工をどのように行えばいいのかを見ながらできるので、それほど難しい事ではないのです。

もちろん最初の基本的な技術を身に着けるのは大変ですが、一度身に着けてしまえば後は楽に動かすことができるようになるので、作業効率がどんどん上がっていくと言えます。

ちなみにフライス加工のアルバイトの募集についても、工場アルバイト専用サイトや地元の求人広告などで募集をしている事も多いので、ぜひこの機会に職人としてデビューをしてみてはいかがでしょうか。

フライス加工の仕事の内容は?

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では具体的にどんな仕事をすればいいのかを見てみましょう。フライス加工も他の加工業と同じで、まずは工場に出勤したら自分の使う機械の周囲をキレイに掃除します。

中には帰る時に掃除をするところも多いようですが、そこは工場の先輩に合わせた動きをするようにしましょう。

そして図面のチェックを行います。図面は営業担当の方がいればその方が前日の夜などにそれぞれの担当者の机や機械などに置いてくれる事が多いようです。

なので自分が加工すべき製品の図面のチェックを行い、どんな加工をするのかシミュレーションをして、利用する工具などを用意しておくと作業効率が上がっていいでしょう

始業前には朝礼を行って工場長からのお話をされる事も多いはずです。注意事項をよく守って作業を開始して、仕事が終わったら清掃をして製品を検査に出したり、次の加工者に渡したりします。

アルバイトの内は基礎的な事を教わりつつ、切粉の掃除をしたり図面の見方を教えてもらったりする事もあるでしょう。しっかりと聞いていれば問題はありません。

フライス加工のアルバイトの時給は?

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気になるのはフライス加工のアルバイトの時給ですよね。やはり弟子入りするからにはそんなに高くはないのかもしれないと不安になるかもしれませんが、実際にはどのくらいもらえるのかを見てみましょう。

時給は工場によっても違いますが、1000円スタートのところが多いようです。もちろん慣れてくればもっともっと時給は上がっていきますので安心してアルバイトを始めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに経験者だったら1300円スタートもざらです! 腕次第ではもっともらえる事もあるでしょう。知らない内に倍増しているのが金属加工業の不思議なのです。

最初は5万円だったお給料であっても、働きを見て翌月には8万円、その翌月には14万円なんて事は金属加工業にとっては普通の事なのです。

真面目に頑張った人が馬鹿を見ないのが金属加工業の良さだと言えるでしょう。

フライス加工が将来性が高い理由

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以前にもお話しした通り、金属加工業のオペレーターというのは非常に希少価値が高い存在になるのです。真面目に技術の向上に努めている方にとって、実力がそのまま仕事の安定と収入の安定につながるのはうれしい限りです。

ですがやはり難しそうで厳しいイメージが強いせいなのか、オペレーターの卵がいまいち育ってくれないので、必然的に長く続けて技術や経験が高い人は時給も高くなりますし、社員登用もされやすいのです。

しかもちょっと特殊な加工ができるようになったとしたら、かなり引く手あまたになる事は事実です。人材があまり増えないというのが一番の理由というわけです。

なので今からフライス加工のオペレーターを目指していけば、5年後には安定した収入のある正社員の道が開けているかもしれませんね。

まとめ

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いかがだったでしょうか? フライス加工のオペレーターがどれくらい将来性があり、高い時給で雇ってもらえるかがわかっていただけたのではないでしょうか。

もしも将来安定した職場が欲しいと思っていたり、貯金をして将来に備えたいと考えているのであれば、フライス加工のオペレーターという技術職人を目指してみるのもいいかもしれませんよね。

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