アルバイト・バイトの口コミ、求人情報はバイトトークでチェック!地域、業界、職種など様々なカテゴリごとの情報を掲載。探している条件の求人がきっと見つかります。初めてのバイトにまつわるオススメ情報や体験談も掲載。
HOME > コラム > アルバイトの裏事情 > アルバイトの時給がどうして地域によって違うのかまとめ

アルバイトの時給がどうして地域によって違うのかまとめ

→ 他の就職支援サイトを確認

1時間いくらで仕事をするアルバイトは時給制です。お給料の計算はとっても簡単で、ひと月に仕事をした時間に単純に時給をかけるだけで計算ができます。

でもアルバイトをしていると気になるのが「私の時給って他の人の時給とどのくらい違うのだろうか?」「別の店舗だったら時給はもっと違うのかな?」という事ではないでしょうか。

実はアルバイトやパートなどの時給というのは、地域によってかなり差があるもので、日本全国の同じチェーン店でも地域によって時給が高かったり安かったりするのです。

この差はどうしてうまれてしまうのかについてを、今回は調べてまとめてみる事にしました。

時給は働く場所や業種によって差が出る

baito-jikyuu01

アルバイトの時給はどうやって決められているのでしょうか? そう思った事がある方も多いでしょう。

実はアルバイトの時給というのはどこの地域だから高い、どこだから安いというのも関係しているようですが、需要によっても変わってくるものなのです。

例えば働く人があふれているのならば、多少時給が低くたって働いてくれる人を見つける事が可能です。当然ですがそうなると時給はあまり高く設定はしないものです。

一方で、働く人が足らなくてどうしても探したいといった場合、自然と時給も上げてくれるものだから不思議ですよね。

また、アルバイトの時給というのは業種によってもかなりの差が出てくると言われていますが、これは仕事の内容が大変だからというのもありますが、利益が大きいアルバイトや専門知識や経験が必要なアルバイトは比較的時給が高くなるようです。

つまり時代や業種によって時給は常に変わっていくものなのです。

アルバイトを探すの最適な旬がある!

baito-jikyuu02

どういう事かというと、例えば季節ごとに起こるイベントがありますね。代表的なのはバレンタインやホワイトデー、さらにクリスマスとか夏休み、といったように人手不足になるイベントがある月は探し時です。

どうしても人手不足になりがちなので自然と時給が高くなる事が多いわけです。この時の募集でアルバイトとして採用されると、季節が終わった後で引き続き働いた時に差が出るのです。

例えば通常よりも20円高い時給で入ったとします。働きが良くてそのまま引き続き仕事をした場合、その時給のまま働くことができるわけです。

たかが20円と思うかもしれませんが、この差はかなり大きくなるので時給が高くなる時期に採用されるよう努力する価値はあるのです。

どの業種でアルバイトをするのが一番時給が高い?

baito-jikyuu03

最も時給が高いと言われているのは医師や看護師です。医師や看護師がアルバイトなんてするの!? とびっくりされるかもしれませんが、実は医師や看護師もアルバイトをするものなのです。

気になる時給は1000円を超えるものがほとんど! やはり国家資格を持っているだけありますよね。もちろん医師のアルバイトというのは本業を持っている人も多いので、かけもちをしている方がいるという事になります。

他にも専門的な知識を持っている方は需要が高いようで、専門的なスキルがあるというだけで時給1000円以上になるのでうらやましい限りですね。

次いで時給が高いのが営業系のアルバイトですね。そもそも営業という仕事もスキルが高い仕事ですので、時給1000円以上というのもうなずけます。

女性が好む業種は時給が意外と低い

baito-jikyuu04

最も多くの方が選んでいるアルバイトの業種といえば、事務系や販売そして飲食業などですが、実はこれらの最も人数が多い業種は驚くほど時給が低い事が多いですね。

例えば販売・サービスなどのアルバイトの場合だと平均時給が940円弱くらいなので、最低時給の地域だと700円台のところも多いでしょう。もちろん都心部だと900円や950円以上のところもあるかもしれません。

でも全体的に時給は低めなのが気になりますよね。そして事務系も多くの女性がアルバイトとしてお仕事をしているようですが、やはり事務系も940円くらいが全国平均となっています。

思っていたよりも時給は低いという事になるのかもしれませんね。また、レストランやファーストフードのアルバイトも意外と時給が低いので、満足がいくお給料が欲しければ長時間働かなくてはならないという問題があるのですね。

でもどうして地域によって時給が違うのでしょうか? 最低賃金と最高賃金の差はどうして生まれるのかについても見てみましょう。

アルバイトの時給の差はどうして生まれるのか?

baito-jikyuu06

皆さんは日本全国のそれぞれの地域の平均的な時給がいくらくらいなのかをご存知でしょうか? 調べてみると2016年度8月度のアルバイト・パート募集時平均時給調査では、三大都市圏の平均時給は2015年の4月と比べると16円増加しています。

ちなみに首都圏の平均時給は1018円となっていて1000円を突破していますが、東海の平均時給はなんと929円! 関西の平均時給が956円なのでやはり首都圏は強い事になります。

なぜこんなに差がうまれてしまうのかですが、やはり人口が多い場所というのはそれだけものが売れる事になります。

するとそこにアルバイトの需要が生まれてくるので、当然ながら時給は上がっていくという事になるのですが、人口が少ない場所になると当然需要が少なくなってしまいます。

少ない求人に応募してくる人が多くなれば、当然ですが競争率が高くなるだけではなく時給も低くなってしまうのです。

日本全国で見てみると、北海道の平均的な時給は845円、東北が871円、北関東が892円、首都圏が1028円、甲信越・北陸が873円、中国・四国が867円、九州が833円、全国平均は955円という事になっています。

やはり人口が多い地域ほど時給が高くなる傾向にある事がわかります。この問題はできるだけ早く解消してほしいところですが、なかなか今後も解消が難しい問題であると言えるのではないでしょうか。

まとめ

baito-jikyuu07

いかがでしたか? 今回は時給の差がどうして地域によって出てきてしまうのかについてを、簡単ではありますが説明してみました。

やはり都会であればあるほど! 人口密度が高ければ高いほどアルバイトの人材が必要で、そのために時給が高くなるという事もわかりました。

もしも満足がいくお給料がほしいという方は、できるだけ人が多い地域でアルバイトを探してみるのも手ですよね。

交通費との兼ね合いをよく考えて、より時給がいい職場を目指してアルバイト探しを頑張ってみてはいかがでしょうか。

関連記事