アルバイト・バイトの口コミ、求人情報はバイトトークでチェック!地域、業界、職種など様々なカテゴリごとの情報を掲載。探している条件の求人がきっと見つかります。初めてのバイトにまつわるオススメ情報や体験談も掲載。
HOME > お仕事体験談 > 高校生の頃の私が選んだ職業は美容師でした

高校生の頃の私が選んだ職業は美容師でした

  • 投稿日 : 2015-05-26
  • 投稿者 : アスフィアさん(30代女性)

総合評価

  • 2.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

→ 他の就職支援サイトを確認

この仕事を選んだ理由やキッカケ

高校生の頃を振り返るととにかく「遊びたい」しか考えていなかったと思います。とにかく「勉強」よりも「遊びたい」が勝っていて勉強をしたことがあったか忘れてしまうくらい、女子高生を謳歌していました。実際進路を考える時期に「私は将来何がしたいのか?」悩みました。その頃アルバイトをしていたファストフード店によく来る学生がかっこよくて楽しそうな様子を見て進路を決めました。今考えるとミーハーなきっかけではありますが、私が選んだ職業は美容師でした。

口コミ・体験談

美容学校を卒業後、上野にある美容室への就職が決まりました。美容学校での成績はイマイチだったので、卒業の時に先生からは「あなたみたいにとろい子はきっといじめられるから、いじめられないように頑張りなさい」と言われたので、ドキドキして入社をした記憶があります。実際入ってみると、厳しい先輩はいて、怒られることはありましたが、いじめなどはありませんでした。
美容学校を卒業しても、店に入ればただの素人なので最初のうちは床掃きや洗濯などしかやることがありません。毎日夜遅くまで練習して1ヶ月後ようやくシャンプーができるようになります。華やかに見えても、裏ではとても努力をしているのだと思い知らされました。努力嫌いだった私も、周りの環境に感化され、頑張ることの楽しさを覚えました。もっと上手になりたい。もっといろいろなことができるようになりたいという思いがあり、たくさん練習をしました。手あれが酷くても、なかなか上手くなれなくても弱音は吐きませんでした。今思い返せば、遊びたいだけの自分の精神力を養えたのは、美容師になったからだと思います。好きなことであれば、どんなにつらくても、きつくても頑張れるのだと思います。

やりがいを感じたところ

新人時代、すごく苦手なお客様がいました。話しかけてもそっけなく、目も合わせてくれません。心の中で「あのお客さんにあたりたくないなぁ」と思っていました。しばらくすると私を指名してくれるようになりました。どこが良かったのかいまだにわかりませんが、とてもうれしかったのを覚えています。相変わらずそっけないのですが、徐々に話をしていただけるようになり、私も苦手意識がなくなりました。一人のお客様と対面で向き合えるのは大変でもあり、楽しいことでもあるのだと思います。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

美容室全般に言えることだと思いますが、労働条件が悪い店が多いと思います。休日が少ない、労働時間が長い、残業代やボーナスなし、給料安い等、色々ありますが、一番は福利厚生だと思います。地方出身者は生活できずに辞めてしまうということも聞きます。私の同級生で美容師を続けている人は何人いるでしょうか。もうほとんどが転職をしているはずです。私の勤めていた美容室はチェーン店で大手だったのですが、社会保険に加入しておらず、自分で国民年金や健康保険を支払っていました。雇用保険にも未加入なので、退職した時ももちろん失業手当ももらえません。美容師は素敵な仕事です。カリスマと言われる人はほんの一握りですが、それを目指す若者が労働条件が悪いために夢をあきらめることにならないように改善してほしいと願います。


削除依頼フォーム

東京都のお仕事体験談【NEW!】
飲食業のお仕事体験談【NEW!】